管理組合の会合で、以下の案が出されましたが、私は有効性に疑問を持っています。そこで、これらの設備が”防犯上”有効なのかどうか(できれば具体的な数字をまじえて)説明している情報をください。
①ダミーカメラを取り付ける。すなわち、監視カメラの模造品はつけるが、録画はしない。
②センサーライトを取り付ける。センサーライトというのは、人が通過すると感知して点灯する照明です。300Wくらいの明るさがあります。
なお私の住んでいるマンションにはオートロックなど共用部分を施錠する設備はなく、共用部分(廊下、階段、駐輪場)は誰でも入れるようになっています。
また、玄関は人通りの多い商店街に面していますが、裏手の駐輪場は表通りからは死角になっており、住民以外の人目は届きません(常夜灯がついているので、薄暗いということはありません)
昼間の防犯にセンサーライトはあまり意味がないように思えます。
ピッキングなどの犯罪は昼間に多発しています。
そう考えるとダミーカメラの方が防犯上の効果は期待できますね。
>>(廊下、階段、駐輪場)は誰でも入れる
まずは誰でも入れる環境をどうにかした方が防犯上の効果は期待できます。
多少費用はかかってもオートロックか本物の監視カメラを付けた方がいいでしょう。
傾向としてご参考になるのは、以下のページかと思います。
http://www.security-joho.com/topics/2002/akirameru.htm
そして空き巣関連での被害として考えられるのは
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/seian/ppiking/ppiking.htm
がご参考になるかと思います。
マンションの場合、管理組合の総意や予算などの関係上、なかなか難しい部分あるかと思いますが、低予算で全戸に取り付けた方がよいと思われるものは「ガードプレート」かと思います。
それが全戸ついているだけでも防犯意識が高い所と思われると思います。また、最近の傾向として増えているのはピッキング以外にサムターン回しというものがあります。
その対策なども簡単に纏めたページは次の通りです。
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/seian/ppiking/akisu.htm
以上、ご参考になれば幸いです。