今秋~今冬~来春~来夏
のようなレベルで結構ですので、
あなた個人の(ある程度の根拠に基づいた&根拠も一応書いてね)予測、
または、上記のようなスパンが含まれた市場予測が書いてあるURLを教えてください。
私見を…。
中東の情勢が日本で報道されているよりかなり緊迫感を持った事象であると感じています。
先物市場も株式市場もそれを反映していると感じています。
正直日本の市場だけを見た場合、今年の1月時点では6月には18000円にタッチするのではというのが私の考えでした。ですが、世界的な株安に呼応する形で日本市場も失速してしまいました。
これは新興市場やファンドに対する日本のとったスタンスというのも少なからずあるとは思うのですが、原因ともかく株式市場が失速しているのは確かです。
この株式市場の不調から発生する日本にお金が入ってこないことの影響は実経済にそろそろ影を落とすころだと考えています。
また、バレル70ドル超えが続き80ドルの姿も見えてきた昨今、米国の経済失速から米国土地バブルの崩壊にまでつながりかねないという危険性が現実味を帯びてきました。
原油の高騰が実情価格に反映されるのに3ヶ月。
日本国内だけを見た場合、流通業界の不振につながり、小売の価格に転化されることでしょう。
もとから物が動かない2、8月ですが、小売業界から崩れてくると感じています。
また漁業や農業(とくにビニールハウス)などのような一次産業も原油の高騰により深刻なダメージを追うものと考えられます。
6月からの記録的な日照不足も農作物に影響を及ぼしますし、かといって国内外からの輸送もコストの増でどうしても利益が圧迫される。
というように、あまりいい材料というのはありませんし、実際に企業の業績は悪化することでしょう。
もともと相場が悪い8月までは雨降りの日が続くものと思っています。
しかしながら、さらに悪いニュースが無いかぎりここまでは既に株価に織り込んでいるものと考えています。
9月の自民党総裁選も少なからぬ影響はあるかもしれませんが、あくまで表面的にマスコミが騒ぐ程度で、それほどの違いはないでしょう。
この情勢が転ずるのは9月頃の決算で、現在の環境情勢が企業にどれほどの利益圧迫をもたらしたのかが焦点になると思います。
切り捨てられる企業もでてくるとは思いますが、私はここで好業績の企業が好感され相場としては好転すると考えています。
冬はさらに営業改善ができる企業とできなかった企業の業績差が如実に現れてくる頃合だと思います。
もしかしたらキャッシュフローの悪化から大きなところが行き詰まる可能性もあります。というよりはごく一部を除いて殆どの製造業が窮地に立たされると思うので相場全体としては下にひっぱられるでしょう。セクター単位で今の原油高が企業にとって死活問題になる頃です。
冬に体力のない企業に根をあげてもらえれば…春にはまた回復基調に……なるのではないかなと思います。
当たるも八卦当たらぬも八卦…。
いずれにしろ中東次第。中国も怖いけど。。
ただポジティブに考えても原油の問題は解決しないので、やはり好材料がでるまでは少なくともあと2ヶ月は掛かるかなと…