http://hide.maruo.co.jp/book/shuwasystem.html
日本のテキストエディタ界をリードしてきただけあって、書籍やネットでの情報が多いのも秀丸の魅力の一つです。
一般にはあまり機能的な魅力がないかもしれませんが
ことにソフトウェア開発、や出版業界では非常に愛用者が多いです。
かくいう私もデータベースの設計、運用をしておりますが、もう秀丸無くして仕事が成り立ちません。
いろいろ回答が出ているのでその点もふまえて
・大きいファイルを開ける
メモ帳の場合、行数や文字数が多いファイルは開けませんが
秀丸だとかなり大きいファイル(私の経験では100万行近く、サイズは100MBオーバ)のファイルでも開くことが出来ます。
理論的には限界があるのでしょうが、私はデータ量オーバで開けなかったことはありません。
・正規表現が使える
例えば隙間無く詰めていったテキストに一行ずつ空行を挿入したい。
これを10000行手で入力なんて無理な話。
これを正規表現を利用して置換(置き換え)を行うことにより
たった一回の操作ですませることが出来ます。
正規表現とは、簡単にいえば文字ではない文字。
改行とか、タブ、行の始まりや終わり
数字一文字(0から9までのどれか)とか、半角英数だけといった選択肢を
検索、置換の対象にする事が可能です。
・強調表示が出来る
簡単にいうと、htmファイルのタグだけ別な色で表示させたり
さらにタグごとに色や太字、アンダーラインで表示されるなど
グラフィカルな表示が出来ます。
また、この強調表示を拡張子ごとに個々に設定できます。
・マクロが使える
マクロとはユーザが作った自動処理の事です。
またちょっと無茶苦茶な話になってしまいますが
「10万行隙間無く出ているログファイルを500行ごとに空白行いれて区切って」
と依頼が来たとしましょう。
いくら正規表現が使えても、目では500行数えるのが大変です。
(実際には秀丸は行番号の表示が出来るので無理ではないです)
こんなときこそマクロの出番です。
「改行をコード下方向(ファイルの終端)へ向けて500回検索する。
500回検索したところで改行コードを追加する。
これをファイルの終わりまで続け、ファイルの終わりにたどり着いたら終了」
というマクロを作って実行すれば(実際にはもっと要素が必要ですが)
あとは秀丸が勝手に500行ごとに改行を入れていってくれます。
これを応用すれば、ファイルの分割なども自動で出来る様になります。
・段組みが出来る。
説明しづらいので、こちらを見てください。
http://www.forest.impress.co.jp/article/2005/03/01/hidemaru5...
これは出版業界、とくに新聞や雑誌の編集の方は喉から手が出るほどほしがっていた機能の様です。
実際、このような編集を行えるソフトはquarkなどの高価なDTPソフトウェアがほとんどでしたので。
普段はこの様にして秀丸を使っております(最後は違いますが)
正直、秀丸が無いと仕事にならないぐらい、便利に使っております。
これで4200円ははっきり言ってお得です。
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