個人的な感想、好きなエピソード、ストーリーの解釈、ゲームの魅力、時代的な背景、影響を受けた(与えた)作品、マーケティング戦略などなど。。。
長文、ネタバレOK
語る価値のあるようなゲームではないという意見でも歓迎
独自の視点があると嬉しい
Googleで「クロノトリガー OR クロノ・トリガー」で検索した上位50件は見てます
自分にとってのクロノトリガーは作曲家、光田康典のデビュー作として記憶されています。つまり、自分はクロノトリガーで最も注目すべき点は音楽だと思っています。
クロノトリガーは様々な現代、過去、未来にわたる様々な冒険の舞台を持った作品ですが、それぞれの場所での音楽が、作り込まれたドットワークと相まって舞台を魅力的なものにしています。平和なフィールドを歩くとき、木漏れ日さす森を歩くとき、はたまた空中の都市を歩くとき、自分にとってクロノトリガーの音楽はそれだけで1つの楽しみだと言えます。
一方で統一感のない舞台達を繋ぐ横糸としてのタイムトラベルストーリー、これをクロノトリガーの音楽は絶妙に盛り上げます。音を使った演出の上手さでは未だに屈指の名作と言っていいと思います。振り子時計の音で始まるオープニングからラヴォスの鳴き声で始まるラストバトルまで(もちろんエンディングも)音楽がクロノトリガーの魅力の重要な1パートを演じます。途中の各エピソードでも、カエルのテーマやロボのテーマが、ああでなかったらそれぞれのシーンが今でもこれほど印象に残っているものかなあと思います。
とか何か書いてみようとしたものの、結局は「世界観にハマれて、キャラとストーリーに思い入れが持てる」、これがクロノトリガーの主な魅力であって、全ての演出もギミックもその1点のために存在しているような気も。だとすると、まさにRPGの1つの理想形、王道であって、王道たるべく作られた作品だからこそ、とんがった解釈で魅力を伝えるのは難しいんではないか、ネタバレは特に逆効果なんじゃないか…とも。
P.S 英語のWikipedia見ましたが、
>The soundtrack has been heavily remixed by fans, with more than 300 tributes,
だそうで、http://www.ocremix.org/ で色々聞けるのを発見できました。知りませんでしたありがとう。
クロノトリガーで僕の語れることといえば「強くてニューゲーム」くらいです。あれがあるからこそ2周したようなもんです。
今までやったゲームはクリアしてもう一回はじめからやろうとしてもレベル1からのスタートなのでやる気起き辛かったので。
まあマリオRPGは3周位してたんですけどね。
僕自身はリアルタイムでやったわけではないですけども、
最近は二周目以降もあるRPGも多いと思うのですが、あの頃としては「強くてニューゲーム」という発想は斬新だったと思います。
ただ一つ難点を言えば、後半レベルを上げてもステータスがあがらなくなるところでしょうか。