小泉・竹中経済政策がした“金融・証券・資本市場の開放”は海外資本のTOB自由化を意味している。(昭和60年、故・矢島鈞次教授、予言?警告!)
TOBは原則、資本力の優劣で、勝負は決する。
$石油本位制による世界通貨権限で有利に立つ、アメリカ企業の資本力の巨大さ、、、
ロックフェラー、モルガン、ロスチャイルド、フォード、、(昭和60年時点)の資本に例え、技術大国で貿易黒字をなし
経済大国となっても!!世界通貨国、石油とリンクしてる$の宗主国アメリカの金融企業、石油企業、武器企業には勝てるものではない。。
ゴルフが紳士のスポーツであるのは圧倒的力格差のある両者を互角に戦わせるが為、ハンデをもたす。
そのハンデを撤廃した自由競争が、岸信介がGHQと目標してきた日本属国戦略の布石であり、小泉竹中経済で議席の頭数で強行された日本企業の現状とすると・・
①今、日本国内でTOBする側の言い分と道理
②TOB反対企業の対アメリカ資本への対抗策の展望
③又、アメリカ資本のTOBから、日本企業を守る手立て、方策はどんなことが考えられるでしょうか?
【自由主義経済での勝者】と、【民主主義政治での勝者?=首相はじめ主導政治家】がもつビジョンの優劣より、立憲国日本では経済のリーダーよりも政治指導者らが優位にあるはずで、彼らをも含め指導していくべきが首相ではないでしょうか??
【社会主義国家が崩壊したのは、・・】
政治を内政と対外政からみて、社会主義国家は国内ルーブルが内政での理想を求めることは出来ても、内政を下支えする【対外戦略】のひとつ、貿易という世界通貨$領域で全く敵わなかったことが経済崩壊した原因と言えないでしょうか?
【役人、政治家には、経済をあまり上手に動かせない。ということを・・】
それには短絡ではないかと疑問を持ちます。。
非常に世界紛争など攻撃的で激しい動きのある米国$の影響はじめ、米国からの内政干渉というよりは要請、恐喝の激しさで、役人、政治家は経済人らの視点を取り込むことが出来ないでいるのではないでしょうか?事実、アメリカに対抗した角栄さんの時代の日本商社は世界中から経済だけでなく軍事、政治情報、文化まで仕入れてきたのを思います。。
【日本のバブル~この10年も、官僚社会主義の失敗・・】そもそも、ベトナム戦での米国赤字⇒$金本位制崩壊⇒日本への経済要求
それが国債赤累積の始まりで、プラザ合意⇒円高$安貿易⇒内需拡大⇒バブル⇒⇒工場等海外技術移転⇒赤字国債悪循環⇒金融機関の崩壊⇒国有財産売却=国鉄NTTらの民営化⇒自由主義経済のさらなる求心化・・となったわけで、官僚の良し悪しの前に、米国迎合政策を邪魔する官僚を排斥するのが真の目的ではないでしょうか? 日本属国化政策。。
【資本主義や市場は資本家たちの「集合知」がコントロールする形式・・・】
とは言えないのではないでしょうか?
集合ではなく、圧倒的強者ら数少ない限られた資本家のもとでのコントロールに埋没することではないでしょうか?
【政治にも・・・独裁や特権的官僚が動かす政体よりも、集合知が動かす民主主義のほうが優れて】
ヒトラーはじめ歴史上の独裁者らの強権政治でも民主主義に法って確立されてます。。
独裁政治も帝国主義侵略戦争でも、【民主主義】を御旗に始められます。。
ちなみに、、ソ連の建国は実は皇帝ニコライⅡを倒させたケレンスキー、レーニン・トロツキーだと思い込んでいたのですが、実は彼らをシナリオの主役に抜擢し、ドラマを実現させたのは、アメリカのロスチャイルド家、モルガン家、ロックフェラーたちユダヤ人財閥です。国を潰し、更地にし、新たな建国時の金融、建造物契約を独占的に結ぶことで、ソ連政治への経済的影響を確りと握り、冷戦二極化構想を演出し、やがて宇宙技術でソ連が勝ると、ソ連崩壊へと食料(寒い土地ソ連は穀物をアメリカに依存していた)カードでコントロールしていきます。。
【言論統制下の民主主義は民主主義ではないと・・・】
しかし、現に、湾岸戦争時からアメリカの言論統制、メディア・コントロール戦略で世論をコントロールすることは大きな柱となっています。。
日本でも、それまでと違い、アメリカの都合の悪いニュースや視点が報道されなくなてなって来ていますでしょ?!
【資本家も、献金するとはいえ結局一人1票しかもっていないので政治的影響力がそれほど強いわけで・・・】
しかし、経済は民衆の生活を支え、民に大きな影響を与えるものです。ただ、、、政治家と違い、民衆への伝え方が不得手に感じられますし、又、政治家への気兼ね、反発を怖れると言う点でも、闊達な社会関係ではない現状を思います。。
【政治は選挙で票が取れるかが優先されると思うので、勝者も敗者もひっくるめた国民全体を見て行われるのではないでしょうか?】
票取りは目先のエサをぶら下げることで(前回の子育て支援全員への援助金)やポピュラリストとして、政策の具体策を語らず、国民側の一方的好意的に受け取った誤解に乗じ、権限を掌握したとたん、本音の独裁制への政策を国会で野党にせいじつに返答、議論もせず、強行し、又、時間つぶしに野党の主要な論客政治家のスキャンダルを取り上げ、国会議論を空転させる場面は嫌と言うほどご覧になりませんでしたでしょうか?
その点で、政治家が国民全体の世論を反映した政策を実行してるとは言えないのを思います。
国内では、国民の官僚無駄遣い批判に乗じて、小泉安倍氏らの真の目的外交政策である米国への属国化政策を邪魔する官僚を更迭して、国民経済、社会が米国からの巨大資本により淘汰される条件を整えているとはいえないでしょうか??!
なので、長期的展望は政治の仕事であり、それを選択するのは経済的勝者も敗者も含めた国民全体の仕事かと考えます。(経済は資本家中心に動きますが)
経済システムとしての資本主義の優位は決定的といっていいのではないかと思いますが、アメリカ流のむきだし資本主義と、西欧流の再分配資本主義の優劣はまだわかりませんね。
自由主義経済での勝者が必ず優れた政治的ビジョンを持っているとは思いません。
一方で、官僚や政治家が必ず優れた政治的ビジョンを持っているとも思えないのです。
社会主義国家が崩壊したのは、役人、政治家には、経済をあまり上手に動かせない。ということをあらわしていると思います。
日本のバブル~この10年も、官僚社会主義の失敗といえる部分が大きいかと(資本蓄積がないうちは、有効に働くこともありますが)。
一方、資本主義や市場は資本家たちの「集合知」がコントロールする形式なので、資本主義の相対的成功は集合知が、個人や一部組織の知よりすぐれていたということではないかと思います(もちろん完全ではないですが)。
脱線しますが、政治にも同じことが言えて、独裁や特権的官僚が動かす政体よりも、集合知が動かす民主主義のほうが優れているのではないかとも考えます(こちらも不完全ですが)。
言論統制下の民主主義は民主主義ではないと考えますが。
資本家も、献金するとはいえ結局一人1票しかもっていないので政治的影響力がそれほど強いわけでもなく(経団連が靖国行くなといっても行っちゃうし)、政治は選挙で票が取れるかが優先されると思うので、勝者も敗者もひっくるめた国民全体を見て行われるのではないでしょうか?
なので、長期的展望は政治の仕事であり、それを選択するのは経済的勝者も敗者も含めた国民全体の仕事かと考えます。(経済は資本家中心に動きますが)
経済システムとしての資本主義の優位は決定的といっていいのではないかと思いますが、アメリカ流のむきだし資本主義と、西欧流の再分配資本主義の優劣はまだわかりませんね。
gettoblasterさんが、大前提とされてる視点そのものから、出来ればご説明頂きたいのです。
この小泉、安倍政権を擁護する人たちの論理には、現時点という【点】や目前に立ちはだかってるとする【危機感】という【点】からの演繹的視点で世論に結論を導いてるのが共通してあるような気がします。。
教授陣でも評論家でも、勿論!政治家は当然。。
【資本主義は優秀なやつが間違いなく有利】・・これに疑問を投げかけてるのが、これら質問の中に一貫した私の疑問です。
● 決して目先の確実な利益を最優先する資本家らの視点に立った経済構造が、日本国家として長期展望にたった内政、広い視野にたった外交関係の上で国益に繋がるとは理論付けられていません。
自由主義経済にのっとった資本主義とは、単に、目先の確実に手に出来る利益が資本家にとっての第一重要視点ではないでしょうか?
その点で、自由主義経済での勝者=小賢しいだけで、『内政長期展望や米国に振り回されないバランスのある広い外交視野』の点で、愚か者 というシナリオが多々ありうると思うのですが。。
その点についてのご見解をお願いします。
いつもつまらない話で無駄なポイント使わせて申し訳ないと思いつつ....
資本主義は優秀なやつが間違いなく有利なので、それは累進税、相続税でハンデ付けるのが必要だと思います。だれも(僕も!)、ボンクラになりたいと思って生まれてきたわけではないので。ボンクラは飢えろという社会なら革命が起きるべきでしょう。
でも、ボンクラでも立候補できて、1票投票する権利がある民主主義は、共産党独裁よりずっと素敵だと思います。
株主資本主義の進んだアメリカでは、金持ちは寄付するのが美徳みたいなのがあって、ビル・ゲイツは10兆円!以上寄付したりしています。経済的に優秀な人間は利己的ということでもないような気もしますがどうでしょう(ただ、こういうのは金持ち個人の意思が社会を変えてしまうので問題ありと思っていますが)。
江戸時代の庶民文化もそうですが、ヨーロッパのように階級が固定化されていると、ギスギスせず、みんな上を見ずのんびり暮らすので一見楽しそうな社会に見えますが、僕はそれがいいことだとは思えないのです。また、階層の固定化は他の階層への思いやりを失う傾向があるような。
階層ではないですが在日利権も子供も在日なら守りたいと思うんじゃないですかね。
今は自分は成功しているけど、自分の子はどうなるかわからないという環境ができれば、みんな配慮ができるのではないかと思っています。障害者の福祉だってそうじゃないかと。
累進税と相続税強化である程度そんな環境に近づけないですかね。
良心を強制するっていうのは、思想信条の自由とフリクションする部分があると思うので、あくまでシステムとして解決したほうがいいんじゃないかと思うんですよ。思想信条を公教育でやる社会っていうのは民主主義に反すると思うし。
税関も把握できないので分からないのですが、オフショアカバン送金はけっこうあるような気がします。特にプライベートジェットへ積み込む貨物はマークが甘いらしいので、そのまま香港に飛ばれると把握できないんじゃないかと。
すいません若輩者のつまらない話で。takokuroさんは、理想の社会にするために、立法、行政、司法でどんな対策があるべきとお考えですか?
gettoblasterさん、毎度!すみません。でも、こう言う視点がどういうものか、共感できる点は無いものか、、探したいのです。
よろしくお願いします。
A【株を売ったり、買ったりすること自体は何も生産しませんが】
B【より生産性の高い企業に資本が集まり、生産性の低い企業を淘汰していく仕組み】
Cなので、【社会全体の生産性は高まる】
⇒
ア)Aの①情報収集、②分析に資本家の大きさにより、その生み出す利益の大きさゆえに、有利不利が生じるものです。
単純に、、、桃一つ買う人と、ケースで買う人と一個あたりの値段が違い、資本家ほどカードや信用買い?など割引率の高い購入が可能です。
(以前の日本では、資産家は高価な物に大枚を払い、庶民の必要な日常品は手の届きやすい値段で、質素な生活でも充分生きて、又、働くこともできました。)
イ) ア)の不利な人は労働というもの作りで時間とエネルギーを消費しますが、有利な人は①②に担当者や専門家にそれらをさせ、自分自身は短時間でエネルギーを殆ど消費せずに、大金を得ます。
このサイクルが経済格差をどんどん広げていく要因のひとつですし、又、不利な人や労働者が決して、労働しないで短時間で大金を得る立場になる可能性は皆無である所以に思います。
Bの法則は当然に思いますが、【短期で】生産性高い企業に資本が集まり、【長期を展望した】社会の必要の為の企業には資本が集まり難いという落とし穴があるのではないでしょうか?
つまり【企業の存在意義】の①社会への事業を通した貢献に欠陥が出来るのではないでしょうか?
これが、次世代、孫世代の社会、世界の地球視点での必然性より、刹那目の前の必要が圧倒的に資本を集めるのに有利なのを思います。自分さえ良ければ、他人のことは考えない、昨今の社会風土に繁栄されてると思います。
【環境】という社会全体よりも、【個人の要求】それが好ましくない文化であれ、人気を集める所以ではないでしょうか?
Cよって、ますます、刹那的利益追求が強まり、社会として共生社会を築けない風土が蔓延するのではないでしょうか?
【格差の世代を通じた固定は、生まれた家が悪いと頭のいいやつが埋もれてしまうという】
生まれた家が悪いのではなく、個人主義よりも共生主義視点での教育方針、しつけをした家庭、『働かざる者食うべからず』視点の教育、そして家の資産の有無で、反対にこれは、以前では、確りとしたしつけや教育された家庭で、悪い?自分さえ良ければよい、抜け駆けは褒められる美徳とされる昨今の風潮での視点ではないでしょうか?『頭のいい』と仰るのも、昨今では、『抜け駆け』、『利己主義』と共生を否定し、競争できる部分だけの価値観ではないでしょうか?
真に“賢い”、“頭のいい”人は、以前では、各々自分勝手な果てしない欲望をもつ人に、共生という価値のすばらしさを理解させれる大人の人だったのを思います。
本当は、こういう刹那と個人の利害に密着した視点の人物でなく、大きな展望、しかも帰納的な視点をもった上で今の刹那と個人の欲望を考える展望を持った人物をリーダーにしなくてはならないのを思います。とりあえず、目の前の小さな勝負に勝ちさえすれば、その後に来る社会がどんなものであれ、勝負で得た資金で自分は守られる、、という拝金社会になるのではないでしょうか?
資本を生む為の【モチベーション】はどんどん高まり、頂点を知らないでしょうが、それと反比例するのがもの作りの【モチベーション】でしょうか。その為に経済的不利な立場に対して、より過酷な競争を押し付けることになるのではないでしょうか?
労働への【モチベーション】を高める一番の要因が、【企業の存在意義】の②その企業で労働する人たちの生活を安定的に支える、ことに思うのです。
そのことで、江戸時代の庶民文化の深みと広がり、真の豊かさを実現可能にし、経済だけではどうにもならない本質の追求視点が出来るのではないでしょうか?
それと、【オフショアのカバン送金】かなり大きいのでしょうか?
北鮮の送金は有ったのは、(今はつぶれてますが)朝鮮銀行の存在でも感じてはいました。
不況時、関空で、韓国や中国の在日の方たちが、日本人よりも不況にはあまり影響されてないのが不思議に思いました。
どうして、在日の方かと分かると言うと、日本人は、景気の良い人は人を救いたくなる(ホリエモンのように、人に教えたくなる、、皆で幸せになりたくなる)風情があるのに対し、在日の方は、折角得た利権を人には渡したくない??と言う懐疑的、排他的、狭い仲間意識の強さを感じるからです。。 ごめんなさいね。皆がそうでないのでしょうが、、昔から傾向があるのは思います。
今の考え方のgettoblasterさんにとって、私のようなものの見方はどんな風にうつってるのか、、思いつつ。。
株を売ったり、買ったりすること自体は何も生産しませんが、より生産性の高い企業に資本が集まり、生産性の低い企業を淘汰していく仕組みなので、社会全体の生産性は高まると思うんですよ。
環境問題にしても、消費者が環境を気にするようになれば、気にする会社が儲かり、そこに資本が集まりそういう会社が成長すると言う仕組みで。
落とし穴は、資本家だけが儲かるので格差が付きやすいということだと思います。この対策は絶対に必要だと思っています。
おっしゃるように特に格差の世代を通じた固定は、生まれた家が悪いと頭のいいやつが埋もれてしまうという社会にとっての損失を生みますし、モチベーションが高まらず努力しなければ生産性はあがらないし。
株主資本主義は、所得の累進課税(上の方もっと上げていい)、有効な相続税(これももっと上げていい)、教育費の負担(できるやつは大学はタダ同然)、各種社会保障位の所得再配分政策とセットで進めるべきものだと僕は思います。
ついでに、納税者総背番号制を導入して、コストをかけずにばっちり捕捉してほしいものです。オフショアへのカバン送金も税関ちゃんと見ようよ位に思えますねぇ。
gettoblasterさん、分かりやすく有難うございます。
【利益を目的としないなら、上場しなければいいのにという気もします。銀行に借りればいい】
なるほど。。これが資本主義の論理なのですね。
ただ、銀行から融資してもらう為の審査、利息含め経費、手間が大きいからではないでしょうか?
資本として蓄積した中から、自由に使えない不自由さがあるのではないでしょうか?
竹中工務店でしたか、株式会社でなかったですよね。。随分昔から。。
【株主資本主義は、経営者に努力と成果を要求します。】
経営努力と成果は二次元関数グラフなら、比例でなく反比例を思います。
努力すればするほど、成果は上がるものではなく、同条件下ではある部分までは成果を上げるが、それ以上になると成果は微々たる違いにしかならない。。そこを突破しようとするときに、リストラやTOBなど人事を動かすことになってくるものではないでしょうか?
【その環境の中で経営者が会社が淘汰されることによって社会全体の生産性が高くなり、豊かになるのではないでしょうか。】
経営者や会社の淘汰は、効率のいい、しかし、良質の品を扱ってる、利潤が少ないが、共生社会、リサイクル社会には必要な商品が生まれにくい、否、壊していく社会であると思います。
長年使い続けることができるには、材料、技術、目利き、が必要に思います。。
ディスポ、使い捨てのゴミ社会に適した経済、それが株主資本主義重視の結果ではないでしょうか?
又、民主主義の公平社会を目標にした視点では、資本を持つことで、それを投資というリスクのある貸付をするのは、経済構造から人間社会、文化の崩壊を齎すのではないでしょうか?
ものを作ることでなく、利益を読み、刻々と変化する株価をおうことは、物作りという視点では、不毛な時間の使い方ではないでしょうか?
【その富は資本家に偏在するので、政治が税金と社会保障でその富を再分配・・】
この状態は世代を通した格差の固定化を導くのではないでしょうか?
再分配は、あまった中での配分で、これまでの日本のようにアメリカが戦争する度に赤字国債が増えるのは、かなり、厳しいものです。
初歩的質問をしてるのだと思いますが、お教え下さい。。
もし、利益は二の次で社会貢献を目的とした会社が上場していたら、資本市場で人気が出ず株価が上がらないでしょうから、それこそ安く買われてしまうのではないですかね。
そういう会社は買ってリストラするだけで利益が出るので、もっと高く売ることができますから。利益と社会貢献の両立ならありでしょうが。
しかし、持ち合いの構造の中で、株主軽視で経営者が社員の人気取りのために高給を払っていた会社は多かったですが、その構造の中で所得格差が少なくなり総需要を支え、預金=資本蓄積が進んだというのはありますね。
でも、利益を目的としないなら、上場しなければいいのにという気もします。銀行に借りればいいじゃんと。資本市場はリターンを期待する金が集まるところですから。
株主資本主義は、経営者に努力と成果を要求します。その環境の中で経営者が会社が淘汰されることによって社会全体の生産性が高くなり、豊かになるのではないでしょうか。
但し、その富は資本家に偏在するので、政治が税金と社会保障でその富を再分配するというのがいいような気がしていますが。
企業の存在理由には、
①社会への事業を通した貢献
②その企業で労働する人たちの生活を安定的に支える
③ ①と②の為に資本が必要と言う点で株を発行し、①と②の余剰金の中から株主へお礼として、配当金を配る。。
小泉竹中経済までは、日本の会社は①と②が大きな目的として機能していたのではないでしょうか?
政治の目的としては国民生活が安定することで、文化高く豊かさを求めていくのではないでしょうか?
gettoblasterさんのご意見ですと、会社は株主の為にあるような③が目的で作られ、そのあとの残りで①②を満たすと言う社会ではないですか?
①今、日本国内でTOBする側の言い分と道理
村上氏が言っていたように、100円玉が入っている財布が80円で売られている会社が多いので、買いたくなると思います。
なんで80円になっているかというと、株式持合いとかで経営者の保身体制が固まっているため、株主軽視で会社を私物化する経営、資本の割りに利益を上げられない経営がなされているからじゃないですかね。
持合がなくなって、TOBかけて経営者の首をすげ替えることが出来るなら買いたい会社はまだたくさんあるでしょうね。
TOB自体は、昔の密室で会社が売り買いされていた時代のシステムより、一般株主にとってはずっと優れたシステムだと思いますよ。
②TOB反対企業の対アメリカ資本への対抗策の展望
TOBに反対するのは、基本的に株主軽視のろくな経営者ではないと思いますが、保身のために色々してますね。毒薬条項、黄金株.....最低です。
そんなに保身を図りたいなら自分の金でMBOかけて上場やめろと言いたくなります。
③又、アメリカ資本のTOBから、日本企業を守る手立て、方策はどんなことが考えられるでしょうか?
ちゃんと利益を出して、株価上げて、時価総額大きくして、おいそれとは手が出せないようにする。か、MBOでもかけて自分でTOBして非公開になるかじゃないですか。
もし、日本資本の会社がアメリカ資本に買われたら、アメリカ資本の買収代金は日本資本に入るわけですよ。そのカネで、別の日本の会社に投資するなり、別のアメリカの会社買うなりすればいいんじゃないですかね。別に外資による買収を嫌わなくてもいいんじゃないですかね。
④昨今のTOB傾向は、来る?!?安倍政権下で予想される経済社会へのぼうえいではないでしょうか?
外資の三角買収OKになってますから、TOBは増えるでしょうね。安部政権での経済社会はどうなるのでしょう。基本線は変わらないと思いますが。
心配です。。