その施設では主な活動としてアート活動をしています。
現在、それはアールブリュトやアウトサイダーアートといった側面から注目されてきています。
ですが、福祉現場の場合は、作家本人が利用している福祉施設において、著作権もふくめた作品の管理や社会におけるその価値・意味の体系付けはこれからと言うのが現状です。
そうしたアートマネージメントによる障害者のアートへのアプローチを行う部署を、現在所属している法人にて設置しようと今動いていますが。。。
現在、法人に提出する企画書を作成しているのですが、何か参考になるサイトやアドバイスを頂けませんでしょうか?
以下、この部署の役割と考えている内容のメモです。
*作品保管保護、作品の著作権・ライセンスの管理。
*障害者の描く表現の体系的な美術に置ける位置づけの研究。
*作品展の企画、運営や外部との交渉窓口。
*障害のアート、アート関係機関との窓口。
*来年度からアート専門部署を運営準備室として始める。
ぶしつけな質問かと思いますが、みなさんのお知恵をお貸し下さいm(_ _)m
私も五年ほど施設勤務していたのですが、
(もう結構前ですが)
その頃から障害者の自立支援の一つとしてアートのマネジメント事業はちらほら生まれていたと思います。
既にご存知かもしれませんが、
いくつかそうした事業を行っているところのサイトを貼っておきます。
アートビリティ
社会福祉法人東京コロニーさんによる登録・有償提供の形での事業。
ステップ・アート・ライブラリー
入会制のウェブギャラリー形式。支援者とのコミュニケーションの支援も。
エイブル・アート・ジャパン
障害者アートの啓蒙や推進、支援などを行っているNPO。
ギャラリー提供の形で推進・支援しているケースも。
http://www.human-i-land.com/fureaiart/
ふれあいアートステーション・ぎふ
http://popo.or.jp/new/new0405.html
たんほぽの家「アートセンターHANA」(奈良)
http://www.geocities.jp/ikuyoart/noma.html
ボーターレス・アート・ギャラリーNO-MA(滋賀)
また近年では「アウトサイダー」と言う誤解を受けがちな語彙ではなく、
「エイブル・アート」「ワンダー・アート」という呼称を好んで活動される方も少なくないようです。
なので更に検索されるのでしたらこちらの言葉でさがされるのも良いかと思います。
以上ご参考まで。