ものすごく久しぶりに寄席に行きたいのですが、今いる噺家のなかで誰がいいのか、さっぱ分かりません。以下に当てはまる噺家をそれぞれ一人ずつ挙げて下さい。よろしくお願い致します。
1、この人は今一番脂がのってるから今のうちに必ず見とけ!という噺家
2、死ぬ前(引退する前)にこの人だけは見ておけ!という噺家
3、とにかくこの人の高座だけは見るべき!という噺家
江戸でも上方でも構いません。但し、
*ご自身で見られた噺家限定でお願いします。
*春風亭昇太さんは(前評判が高くて期待しすぎたせいだと思いますが)私はあまりノれませんでした。のでNGです。
*他のサイトのコピペ、URLのみの紹介はご遠慮下さい
上方落語です。
1.笑福亭福笑
過激な創作落語(下ネタあり)を良くやっておられましたが、最近は古典も味が出てきました。
http://www.kamigatarakugo.jp/profile/2001/04/post_35.html
2.桂米朝
いわずと知れた人間国宝、最近は病気や骨折なので、高座でも引退をほのめかす発言があったみたいです。また最近は、演題も話の短いものですが、是非聴かれたほうが良いと思います。
http://www.kamigatarakugo.jp/profile/2002/01/post_68.html
3.桂雀々
米朝さんの一番弟子の(故)桂枝雀さんの弟子で、枝雀さんの芸風を一門の中では一番継いでいる落語家さんと思います、とにかく面白いです。笑わせてくれます。
古今亭菊之丞が間違いないと思います。
http://homepage2.nifty.com/kikunojo/pc/
初めて江戸落語を観に行った時に、この方の高座をみて、それ以来どっぷり落語の世界にはまりました。
役者のような風貌に品があり、びっくりするぐらい老練な声が魅力的です。
間の取り方、キャラクタの演じ分けが上手過ぎて噺に酔います。
また枕にいつも江戸文化のちょいネタを挿んでくれるので、勉強にもなります。
いま一番脂がのっている噺家の一人ではないでしょうか。
回答の上限を上げて、期限までゆっくりと回答を募集いたします。
余談
1.私も枝雀さんの大ファンでした。他界された時はとてもショックでした。また吉朝さんも好きでしたが他界されました。残念です。
2.桂雀々さんは、桂ざこばさんのお嫁さんの妹さんと結婚されました。義理のご兄弟にあたります。桂雀々さんの結婚式で、米朝師匠は「可愛いお嬢さんの一人ならず二人までも、落語家の女房になってしもた、と。さぞ、お嘆きのことと思います。私から深くお詫びいたします」と。[枝雀とヨメはんと七人の弟子、飛鳥新社より抜粋]
3.「死ぬ前(引退する前)にこの人だけは見ておけ!という噺家」
上方四天王の存命されておられるもうお一人「桂春団治」師匠
最近は高座を拝見していませんが、以前行った時は話はもちろん、羽織の脱ぎ方などもとてもカッコ良くダンディ噺家との印象があります。
桂春団治もお名前だけは知っています。「見るだけで価値がある」なんて噺家さんは、そうはいらっしゃらないと思いますので是非高座を拝見してみたいです。
わははは、「枝雀とヨメはんと七人の弟子」、面白そうですねぇ。さっそくアマゾンで注文しました!
ありがとうございます!
その他、立川志らく、立川談春あたりが好きです。