バイオマス燃料(生物由来燃料、サトウキビ→エタノール自動車等)は
「その栽培過程で二酸化炭素を吸収するので、Co2排出規制にはカウントされない」
というルールがあるようですが、これって詭弁じゃないですか?
石油もサトウキビエタノールも、Co2排出・温暖化への「貢献度」は同じハズです。
お金に色はない、とよく言いますが、「Co2にも色はありません」
バイオマスエタノール栽培のためにジャングルを切り開くのでは、Co2削減には
「逆効果」でしょう。
本来バイオマスの目的は枯渇資源である石油資源の代替手段として「再生産可能資源」として
捉えるべきであり、そこにCo2削減云々という目的を刷り込ませようとするから
話がややこしくなります。
「その栽培過程で二酸化炭素を吸収するので、Co2排出規制にはカウントされない」
という説明について、納得の行く解説をお願いします。
http://6506.teacup.com/0120320354/bbs
で大激論中です。
安易なバイオマス転換は私もどうかと思いますが、
燃料というのは石油など代替物の存在により
食料作物にくらべて買い叩かれる運命にあるとおもえば
生半可に開拓費用が要るところでは
採算にのらないわけだし腹もたたないのでは。
農家もお金が居るんですから、
なるべく手がかからず高付加価値の作物を
考えているわけで。
あとサトウキビからできる砂糖も、
摂りすぎれば体に悪いということで
以前に比べてあまってきている模様ですね(国内で)。
昔からのサトウキビ農家が売る先を変えるのは
別にかまわない。
もしもジャングル伐採が公表されたら、その時点でCO2規制の
許可枠が減らされるのではなかったかと・・
ジャングルだのツンドラだの森林を擁する国が
あまったCO2枠を先進国に売ろうとしたり、
まあ高度に政治的な問題なわけで
C13の追跡するわけじゃなく
国単位の「公表の」エネルギー収支を
外国同士ああだこうだ言うもんだから
最初から「人がかってに決めている」もんなんじゃないかなあ
ゲリラが秘密裡に採掘した石油とか、キャンプファイヤーまで
カウントできる方法があれば
それはそれが一番でしょうけど、
空気にも地下にも国境、ないですしね・・・