例えば自分のブログに何かを書いても、
それは見てもらえるとは限りません。
世界中の誰の目にも触れないなんてことは普通にあります。
でも、人力検索はてなに
質問という形で自分が書きたいことを書けば
その書きたいことは
質問という形からあまりにもかけ離れていては
非難、攻撃されるだけですが、
誰かに見てもらえるという点では確実でしょう。
誰かに見てもらえたということが
何かのきっかけになる可能性はゼロではありません。
誰かに見てもらえたことで、
自分自身の中の何かがはじけるか、
誰かに見てもらえたことで、
自分の表現が認められ、
自分の他の表現にも注目が集まるようになるか。
人力検索はてなのような、
「誰かに必ず見てもらえる」という性質を持っていて
「そこに誰でも書くことができる」というサイトは
他にはなかなかない仕組みなのではないでしょうか。
http://q.hatena.ne.jp/1148993094
私も、こんな詩があるんだよ、そのことを多くの人に知って欲しい、という願いも含めて、上記のような質問を立ててみたことがありました。結果はご覧の通り、素晴らしいものになりました。
もちろん「はてな本来の趣旨」は「分からないことを聞く」ことであると、近藤社長自らの発言はあります。それが人力検索の本来の趣旨であることは明らかです。
http://hatena.g.hatena.ne.jp/keyword/%E3%81%AF%E3%81%A6%E3%81%AA...
しかし同時に、「はてな情報削除ガイドライン」を見ると、
申立者の著作権やプライバシー権などの権利
この中には当然利用規約で述べられているところの、「嫌がらせ」をされない権利なども含まれてきますが、そうした権利とのバランスを取りながら、
情報を発信した発信者の表現の自由を最大限に尊重
していくことが明記されています。
つまり、規約に違反せず、他者に迷惑をかけないという大前提が満たされる限りにおいて、かなり自由な「表現の場」としても使っていける場所。それが人力検索である、と言うことが出来るわけです。
表現の場としての人力のポテンシャルは、かなり高いものがあります。ページビューは個人のブログなどとは比べ物になりませんし、Googleなどの検索においても、多くのページが比較的上位に来ます。
この人力検索の持つポテンシャルの高さをどう活用していこうかと創意を凝らすことは、とても面白く、また有益であると思います。
http://q.hatena.ne.jp/1161947369
一例として、「創作はてな」という取り組みがありました。この優れていたところは、質問者だけの表現の場を作るのではなく、回答者の多彩な表現を引き出し、共に楽しんでいくというところにありました。
http://q.hatena.ne.jp/1171021321
真面目な議論なら、政治について語り合うことも非常に有益だと思います。はてなは知識と理性によって成り立つサイトですから、シビアな話題でも比較的荒れにくい(よそに比べてという程度ですが)という良さがあります。
もちろん、はてなという場の、既に確立されている「空気」を乱すような行動は嫌われますから、それは長続きしないでしょう。
また当然、ネット全体に「目立つ者を叩く」という風潮も根強いですから、多数の目に触れるはてなで目立つということは、匿名掲示板などを使って嫌がらせをされる可能性も高くなるということ。このリスクは、予め考慮しておく必要があります。
ですから、はてなにおいては、「自分の名を売る」表現よりも、一つの流れを作るといったアクションとしての表現の場として活用していく方向性が望ましいかと思います。
そのへんに気を付けながらやっていけば、将来的には、はてなから新しい文学の潮流が生まれるかもしれませんし、はてなの議論が実社会に広がって、政治や経済の流れすら変えていける力を持つに至るかもしれません。それがユーザーコンテンツの蓄積によって発展していく「Web2.0」のコンセプトです。
た・・・確かに!!Σ( ̄д ̄)
普通「誰でも書くことができる」サイトだと
程度の差はあるでしょうが、荒れてしまうものですけど
ここはそんなことないですよねー。
これ見て私もはてなの可能性の多さに気付かされました!!!
ありがとうございます(・∀・)