10年くらい前の日曜日の夜のこと。
モアイ像で待ち合わせしてると、青年に声をかけられた。
彼が指さす方を見ると、渋谷駅西口の(旧)三菱銀行の壁に、縦型の電光掲示板があったのね。
地味ーな掲示板で、指さされなければ見落としてた。
で、その掲示板に前後の脈絡まったくなしに
「さよなら、さよなら、渋谷の街よ」
って文字が流れたの。
「それが?」って言うと、青年はフッと笑って消えた。
あれって、企業のCMと、NHKニュースと、スポーツの結果と、天気予報がだいたい5分周期で流れるの。
見てたら5分後に、やっぱり唐突に「さよなら、さよなら、渋谷の街よ」って文字が流れた。
さらに5分待ったんだけど「さよなら、さよなら、渋谷の街よ」だけ抜けて、二度と現れなかった。
普通、文章が変わるときは、CM以外のニュースや天気予報は、全部変わるものなの。
なのにそのときは、あの言葉だけ消えてた。
数ヶ月後に、また渋谷を訪れる機会があったんだけど、もうその電光掲示板はなくなってた。
だから迷宮入り。何だったんだろう?
※実話を元にしています。約10年前、このようなメッセージが、本当に流れたのです。
こんにちは、久々に回答させて頂きます。
電光掲示板が何らかの理由により取り外されるまたは
渋谷以外の場所に移設されることになった。
その電光掲示板からの別れのメッセージとして
「さよなら、さよなら、渋谷の街よ」というメッセージが
流されたのではないでしょうか?
少しストレート過ぎる気もしますが・・
謎解きというかマジな回答でいいですか?
http://kazuy.cocolog-nifty.com/weblog/2005/10/post_1cdf.html
http://tiyu.to/n_j_sex.html#13_02_14b
大阪マルビルの電光掲示板はかつて「個人メッセージ」を1本単位で流していたことがあります。これだとニュースや天気予報はそのままで、すき間のCM(メッセージ)だけが入れ替わることになります。
かつて桑田圭祐が嘉門達夫の曲がヒットチャート上位に入ったらおめでとうのメッセージを出してやる(入りっこないと思っていたようだ)という約束を果たすためにしぶしぶ「桑武伊助」名義でメッセージを数回流したこともありました。
こういうものが渋谷にもあったのでは…。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%A4%E3%82%A4%E5%83%8F
それとも「こんな不思議なことがあったんだけど、これ何かなぁ?」ってことでしょうか?
推測(あてずっぽうとも言う)はしたのですがそれがわからないと回答まではできなくて…
ただ、実話ベースなので細かいシチュエーションに意味はないと思ってください。
たとえば渋谷駅西口・三菱銀行・縦型であること、などにはなんの意味もありません。
単に本当にそうだったのです。
電光掲示板の会社でアルバイトをしていたときの話です。
その会社では都内のJRの天気予報とかを流してました。
平日の昼間は社員さんが操作するのですが、夜や土日休日は、アルバイトがやっていました。
たまに来るニュースを送信する他は、本を読んでも何してても良くて、
時給も高くて、めっちゃおいしいバイトでした。
半ば警備員も兼ねているようなバイトで、
やることがないのでバイト仲間とダベることが多く、概して仲が良くなったものでした。
さて、当時渋谷(とか新宿とか)に流していた電工掲示板は、
それだけ別系統の非常に古い設備で、
文章を一部だけ差し替えて送信する、ということが、かなり面倒でした。
で、あるときとうとう、設備が撤去されることになったのです。
そのアルバイトは概してラクだったのですが、
渋谷や新宿に送信するその古い機械だけ、やたら手間がかかった分、
いざなくなるとなると寂しいもので、
また自分の家の近くにあった電光掲示板はそれだけだったので、思い入れがあったのです。
(JRの奴は天気だけですし全自動だったので思い入れはありませんでした)
で、見張りの社員さんもいないし、
バイト仲間でとても仲がいいですし、ヒマだし最後だしってことで、
お別れのメッセージを渋谷に流してやろう、ということになり、
1人が渋谷に行って、そのメッセージを見て、
最後のメッセージを堪能したら携帯で電話して、
もう1人がメッセージを消す、ということだったのでした。
でもメッセージの不思議さに誰も気づかないのも悲しかったので、
近くにいた人を呼んで、そのイタズラをちょっとだけ、自慢したのでした。
ちょっと深読みしすぎてしまいました。
それにしても、渋谷の電光掲示板に謎のメッセージと言うと、
思い出すのが、NHKの「土曜ドラマ」。鐘の音とともに。
なかなかフィクションみたいにきれいな謎にはなりません。
詰将棋と、実戦からの問題みたいなものですね。
回答を見てから思ったのですが、
自分の回答では、青年のことについて
何も触れてませんね・・
恐縮です。
これはフィクションの問題と異なり、理詰めで正解が出るタイプとは異なりますので結構ですよ。
名推理おめでとうございます。
>> でもメッセージの不思議さに誰も気づかないのも悲しかったので、
>> 近くにいた人を呼んで、そのイタズラをちょっとだけ、自慢したのでした。
その自慢だけでは何か物足りない気持ちが10年間ずっと心の中にあり、
それをこのはてなで公開した訳ですかね。
誰かに気づいて欲しいと思うこっそりしたイタズラって、さりげなく
やるんだけれども、本当に誰も気づかないと寂しい物ですからね。
これで、すっきりしたのかな??
こう言うはてなの使い方もあるのですね。 妙に感心してしまいました。
その内に私も使わせて貰うかも?!
では
ちょっとすっきりましました。
ところであのときの電工掲示板ですが、
いったん取り壊されたはずですが、しかも三菱銀行も建て直しされたはずですが、今日見たら、復活していました。
(当時よりもずっと立派になっています)