小学生くらいの子供が主人公の小説ならば、児童文学・ヤングアダルトのカテゴリから探してみるのは手です。
梨木香歩さん、森絵都さん、重松清さん、角田光代さん、川島誠さんなどの子供向け作品は大人にも多く読まれていると思います。
もはや名作扱いになっていて、毎年新潮文庫の夏の100冊に選ばれています。子供の目線独特の繊細さが随所の描写にちりばめられていて、かつ子供ならではのクスリと笑える箇所も多いです。
展開もしっかり感動もの。
最近のビッグセラーです。
2巻からは中学生になっているのでちょっと反則ですが、1巻のみでも完成度は高いです。天才ピッチャーであるがゆえに「孤高」である少年が、周りとどう関わっていくのか。
野球ものとしても楽しめますし、野球を知らない人にもおすすめです。
文庫版はこちらです。
http://www.amazon.co.jp/%E3%81%B6%E3%82%89%E3%82%93%E3%81%93%E4%B9%97%E3%82%8A-%E3%81%84%E3%81%97%E3%81%84-%E3%81%97%E3%82%93%E3%81%98/dp/4101069212/ref=pd_bbs_sr_1/503-0245390-1076766?ie=UTF8&s=books&qid=1177460702&sr=8-1
世界とつながる自分をダイレクトに感じることのできる傑作です。