砂漠に住むトカゲは、地面が熱くて足をつけていられないため、ひょこひょこ交互に足をあげたり、腹ばいになって全部の足を持ち上げたりします。
人間も夏の砂浜で似たようなことをしますね。(腹ばいはともかく)
http://www.htokai.com/reptile/tokage.html
右足を水面に置いて、右足が沈む前に左足を踏み出せば、水面を歩くことができます。
……人間には無理ですが、それを実現したトカゲがいます。
http://sasapanda.net/archives/200411/16_1504.cgi
実際には、「水面を叩く」ようにして進むのだそうですが、とにかく水上歩行ができます。
鳥かごに入れたオウムは、ひょこひょことおじぎをするようになります。
その様子はユーモラスです……が。
コンラート・ローレンツに言わせると、それは
「脱出口を探す動作が習慣化したもの」
だとか。
オウムは知能が高いので、小鳥と違って狭い鳥かごでは精神的な苦痛を味わう……のだとか。
ちょっとダークな話でした。
ペンギンは、夫婦で子育てをします。
皮下脂肪の厚い親に比べ、体の小さい子どもはすぐに冷え切って死んでしまうため、おなかの下、足の上に乗せて育てます。
夫婦がエサ取りを交代する時は、足の間からヒナを取り出して、急いで交代します。
なかなか文章ではその動きのほほえましさが伝わりませんが、足の上に子どもを乗せて、ちょこちょこ歩いているペンギン(で、子どもは足の間から顔を出してきょろきょろしている)、かわいいですよ。
http://www.kaiyukan.com/aq/E06/penguin/obaby.htm
これに限らず、ペンギンが陸の上にいる時の動きは、なんにせよユーモラスです。
(……でも、南極という極寒の世界で卵を温め続けるという、すさまじい苦労は感動的でもあります。話がそれますが)