記憶が曖昧で申し訳ないのですが、おおよそこのような話でした。
アメリカのIT関連(シリコンバレー?)の長老的存在の方が昔あるソフトを注文したところ、緩衝材で包まれたフロッピーが届いた。彼はそうした梱包材に怒り狂い、「こうしたソフトとかは全部ネットを通じてやりとりされるようになるべきなんだ」と言った。
その方は予言者的存在で、彼が良いといったものは最初拒否されても10年くらい経つと結局彼の方が正しかったことになるという話もありました。
記事全体の趣旨はこのようなエピソードを織り込みながら、そうしたネット上でのソフトのやり取りが今では普通になってきているというものだったと思います。最近読んだように思うのでそれほど古い記事ではないと思います。
似たような話で、アラン・ケイは今のパソコンの原型を作った人で、当初親会社のゼロックス社からは理解されなかった。ゼロックスはコピー機の会社だからイーサネットで紙がいらなくなると困るから。
同じくアルト研究所のイーサネット発明者と言われるメトカーフの方かもしれませんが。
なにかの参考になればいいです。
URIは見つからなかったのでコメントで失礼。
思い出したので追加で情報を書きますと、たしか筆者がその長老とわりと長いつき合いで、目の前でその梱包をビリビリに破って怒るということがあって、それをエピソードとして織り込んだものでした。
ブログよりはニュースサイト・IT情報系のサイトだった気がします。あやふやですが引き続きお願いします。
出所はネットではなく、梅田望夫・茂木健一郎両氏の『フューチャリスト宣言』の一節でした。フロッピーと梱包材に激怒したのは94,5年頃に梅田氏が体験されたことで、長老はゴードン・ベル氏でした。(同書p.46f.) 正確には彼はフロッピーにも怒り、中身だけがPCにくるようになるべきなんだと言っていたということです。
しかしなぜネットで読んだように思ったのだろう。記憶力が…。