http://takedanet.com/2007/06/post_900e.html
はてブで話題な武田さんのエントリですが、読んでみたところ
「リサイクルは金がかかる!だからダメ!」
と言っているだけのような気がします。
仮がコストがかかったとしても石油資源の利用を減少できれば、
それは充分リサイクルとして価値があると思うんですが…。
みなさんの考えをお聞かせください。
特に武田さんと同様の考えの方はコメント大歓迎です。
二種類ある
よく過去スレッドを見ずに筋違いなツリーを立ててしまいました。
どうもすみません!
武田さんの説明では、わかりやすくするためにわざわざお金に換算していますが、要するに、
「ペットボトルをリサイクルしてペットボトルを作るには、原油から新しくペットボトルを作るより、石油がたくさん必要。」
ということなのだと理解しました。
少なくとも武田さんはそのことを、理詰めで説明しようとされているので、否定するには相応の数値的、理論的な根拠が必要だと思います。
確かに望ましい事だし環境にもやさしい事だけど
実際にお金がかかりすぎるのなら・・・
会社は当然利益をあげるのが目的だし、利益をあげれないとなると従業員の生活にも問題が生じてくるんじゃないのかな。
結局、今の技術力じゃ集めるのも加工するのもコストがあわないのが現状。赤字を出してまで取り組む会社はないと思う。
個人や広告宣伝費として考えてる会社ならともかくですが・・・
実際に資源の節約になっているのかどうかにかかわらず、リサイクルという言葉のみが免罪符のように使われるのは良くないと思います。
そのリサイクルにどの程度効果があるのか、それに対してどの程度費用がかかるのかということをしっかり分析しなければならないと思います。
日本でペットボトルリサイクル作ったけど、原料(ペットボトル)が全部中国に輸出されてしまい、閑古鳥がないているとテレビでありましたよ。
船をつかって中国に持っていってもペイするくらいだから、日本でももう少しがんばればペイするんじゃないかな。
しかし恐るべし中国。(の人件費かな?)
分別がすごく厳しいけど、回収したあとちゃんとリサイクルしているのかが気になる。環境はお金では買えませんから多少お金がかかってもやればいいと思う。
この数字については引用と書いてありますから、その計算した人に聞いてみないと多分わからないと思います。
廃棄物関係で詳細な調査をされている方が「リサイクルにおける人件費と資源使用の割合」に相当する計算をされています。
ただ、全体としては「石油の消費量さえ減らせばいい」という考えは誤りであるという主張で、少なくとも問題提起にはなっています。
しかし、それじゃどうすればいいのということことが大事だと思います。まさかバンバン燃やしてしまえといいたいわけではないでしょう。
そこでは確かにリサイクルされていました。大量のPETを処理するのに手間とお金と水が必要ですが、将来重要な技術であると思います。
おっしゃる通り、
リサイクルにかける税金、再委託料、それにごみ処理費用は75%が資源として
このへんはぜんぜん意味わかんないすね…。
この「資源」の指す意味がもはやよくわからないです。
石油からポリエチレンテレフタレートを作る場合もアイエス法で作る場合も工業的な装置が主体ですから人件費は10%程度です。そこで、石油からの120円とアイエス法の190円で10%を引いて、108円と171円とします。
↑ここまではわかるんですよ。リサイクルにお金がかかるってのは、理解できる。
でも、税金等コミコミで、お金がかかる(武田さん曰く、=資源がかかる)。
だから、リサイクルダメってのは、
結局はリサイクルはお金がかかるからダメって話になっちゃってると思うんです。
その後、人件費をより分けてると言いますけど、
税金が含まれてる金額にざっくり75%をかける理由がよくわからない…。
それにこの時点では、自分が当初ふれた、
石油の消費量がどう変わったのかについてはぜんぜん触れられていないので、
お金がかかっても石油の消費量が減ればそれでいいのではないかと思う自分には、
この論は納得いかないんですよねー。
ちなみに自分は、石油の消費量さえ減ればどれだけお金がかかってもかまわないとは思っていません。
バランスは大事だと思います。
ただ、この文章ではそのあたりについて考えることもできずに、
単純にお金がかかるからダメだと言われているような気がするのです。
でもその下では、人件費と資源を分けています。
石油からポリエチレンテレフタレートを作る場合もアイエス法で作る場合も工業的な装置が主体ですから人件費は10%程度です。そこで、石油からの120円とアイエス法の190円で10%を引いて、108円と171円とします。
リサイクルにかける税金、再委託料、それにごみ処理費用は75%が資源として610*0.75=457円であるので、これを171円に足して628円。したがって、5.8倍になります。
税金のうち75%が資源コスト(?)。わかりにくい。税務署で冷暖房に電気を使うからか。
武田さんの論では「天然資源」と「金銭としての資源」を
ごっちゃにして資源と呼んでいると思うのです。
もし金銭としての資源がいくらかかかっても、
天然資源を減らせるなら意味がある可能性もあるんじゃない?
と自分は思うわけです。
自分の認識がおかしいのかな…。
石油からペットボトルを作るときに必要な石油の量=A
ペットボトルからリサイクルでペットボトルを作るときに、新たに必要な石油の量=B
として、
A<B</p>
であれば確かにこのリサイクルは無駄ですね。
ただし、文中では石油の量の比較ではなく
金銭尺度の比較なのが気になるんですよね。
しかも、リサイクルの場合のコストには、税金が含まれているし。
それってコストに含めていいんでしょうか…。
例えば、税金をふまえた場合の製造価格は
==引用開始==
結局、ペットボトルの原料(ポリエチレンテレフタレート)は、
1) 新しい石油から作ればキログラム120円
2) リサイクルで作ればキログラム603円
になることがわかります。
==引用終了==
とのこと。
ただし、2には413円の税金が含まれていますよね。
もしもですよ、
「新しい石油から作ればキログラム120円
リサイクルで作ればキログラム0円、但し税金が413円」
という仮定があった場合、それでもこの武田さんの話では、
リサイクルのほうがコスト(お金)がかかるから
意味がないという事になっちゃうと思うんですよね…。
なんかそれっておかしくないかなあ。
税金がもし高ければ、それはそれで問題だと思います。
ただ、武田さんの話では、各問題を切り分けずに、
単純にリサイクル全般を否定してしまっている気がするんです。
から"今の"ペットボトルリサイクルはリサイクルとは言えない、という論だと読み取りました。
リサイクルする方が余計に資源にも環境にも良くないから。ただ、リサイクルそのものには反対しているわけではなくて、資源を有効に使える方法ならいい、ということだと思います。
うちの近所のスーパーでは毎朝大量のペットボトルを企業専門のゴミ収集車が引き揚げていきますが、それが車に乗らないので(カサばっかり大きいため)車(車体は普通のゴミ収集車)の屋根に上げて持っていきます。
それ見るだけで、ペットボトルというのがとっても回収効率が悪いのが分かります。
リサイクルで節約できる資源よりリサイクルで必要になる資源が多ければ、リサイクルの意味が吹っ飛ぶわけで。
勘案する項目があれでいいのかという問題はありますが(人件費とか)、件のページを見る限りでは、リサイクルによって発生する負担がリサイクルの意義を吹っ飛ばしていそうだなという感じです。
というわけで後は勘案する項目をどれにするかを含めて、計算の精度を高めていくことでしょうね。項目、式、数値などがなんらかの要因で変化して、リサイクルで節約できる量>リサイクルに必要な資源量となれば、リサイクルしたほうがいいでしょう。
これですか。
http://takedanet.com/2007/06/post_900e.html
要するにペットボトルは再生するのにコストは高いは資源は浪費するはと書いてありますね。再生紙や再生トイレットペーバーもパルプから作ったほうが安いと聞いたことがあります。たとえばアルミ缶とかはどうなんでしょう。もしアルミ缶のほうがリサイクルの効率がよいのなら法律でペットボトルは禁止して、そっちへ誘導するればいいと思います。でもこいつも電気いっぱい食うとかいってだめなんでしょうね。
とりあえず、ペットボトル再生料10円とかいって売るときにカネとるしかないじゃないですか。レジ袋有料化と同じ理論で、とりあえずカネもらっておけば回収の人件費くらい埋め合わせられるのではないかと思って。
http://portable.blog.ocn.ne.jp/t/typecast?__mode=individual&...
リンク先が見えなかったので検索しましたが,この文章と同じでしょうか。
ちゃんと途中で
>これまで計算したコストから人件費を抜いて直接的に使用される資源だけを計算してみます
となっていますが。
リサイクルは、ある程度は
人件費等のコストがかかってもやる価値があると思います。
ただし、石油資源の利用を控えるために
新しくそれ以上の石油を使ってしまうのは確かに本末転倒ですね。意味ないです。
上記のように、takntさんのご意見に自分も賛成です。
ただ、リンク先の文章(なぜか今は見れない)は、
人件費も含めて「資源」としてしまっているのは気になりました。
そもそもリサイクルというのは、人間が手間暇かけてその原料となるものを
節約しようというものだからです。
つまり、リサイクルするとなれば余計に手間がかかるのです。
将来は、その手間を機械が 肩代わりできればいいのですが
その機械の燃料が石油とかならば、リサイクルには ならないですね。