少子化対策と聞くと、いつも「子育て環境の充実」という方向の話しか聞きません。
ここで、疑問に思うのが、少子化の原因は、
1)結婚はしているけど、経済・(労働)環境のせいで子供を産むことにためらいがある。
2)付き合っている人は居るが、結婚まではしていない。結婚のメリットが感じられない。
3)そもそも彼女/彼氏自体が居なく、喪男/喪女である。
だと、そんなに圧倒的に1の比重が高いんでしょうか?
2や3に対する対策って、全く聞いたことが無いんですが……
(対策の取り用が無いのかもしれませんが)
ちなみに、僕の周りでは、3の壁が一番高い壁で、
これを乗り越えた人は、結構簡単に結婚までいって、結婚した人達はほとんどが2人前後の子供を産んでるような気がします。(20代後半の話)
この辺に関するデータはどうなんでしょうか?
あと、上で挙げた、2や3の人への対策ってのも国は何か考えているのでしょうか?
3個の例をあげられましたが、もう一つあります。
私もそうなんですが、遺伝の関係でこどもを諦める(私は結婚そのものもしないつもり)人がいるといいう事です。
とても悲しいです。
現在、日本には一体何人の人間が住んでおるのですか?
この狭い国土に1億4千万ばかり、、、
アメリカでさえ2億ちょっと、中国は10億からいますが、しかし、日本よりははるかに広い
(砂漠等も広いですが、それを言えば日本だって山岳地帯や北海道の湿原などもあるし、、)
人口密度でいえば世界でもトップクラスです。
これだけひしめいていると、家を建てる土地も不足なら、人が多すぎる事で逆に仕事がない、色々な弊害が大きいです。
太平洋戦争の頃は、人口=兵隊=鉄砲玉でしたから、多ければ多いほど、みたいに言われていましたが、もう時代は違います。
というか、産業革命以後、人口=国力という図式は崩れてきているのです。
単純労働などはどんどん機械が行い、全てそうなる事は有り得ませんが、それでも、人力に頼る部分は減っています。
つまり、労働力はそれだけ不要という事。
そういったもろもろを本能が感じ取って少子化が進んでいるのです。
もちろん、直接的には子供に金がかかりすぎる、沢山住めるような大きな家はない(先の人口密度の影響ですね)
労働条件の悪化で妻も働かざるを得ず、いきおい、子供は後回しになる(これも先のマクロ問題で出ています)
つまり、少子化は極めて自然、合理的な方向ですので、
これでいいのだ!
確かに、出生率が下がると、あくまで右肩上がりのみを想定していた従来の政治政策が通用しなくなります。
年金は払ったお金を貯めて運用するのではなく、社保庁の飲み食いに消えてるし(w、ま、それだけとはいわんけど)
あくまで、後世の現役労働者がそれを負担するという設計。
誰が考えたっておかしいですね。
人口が増え続け、経済も成長し続けるという、あまーい前提に基づいています。
そういう永久に右肩上がりという想定自体が間違っているのです。
バブルの頃と同じ・・
日経平均は4万を超え、さらに天井知らず・・・のハズだったけど、結果はどうよ?
経済成長だって同じなんです。
人口増加も同じです。
少子化問題とか言ってる奴は近視眼的なんですよ。
世界的には人口増加がやはり問題なんだし、日本だってそうなんですよ。
極端はマズイけど、人口が減ればCO2だって減りますね。
co2を減らさなきゃいけないのに、増える率を抑えるのさえアップアップです。
全然、甘い。
国は、それぞれの事務官僚や政治家個人がおいしければそれでいいんです。
100年後や200年後もちゃんと考えて政策作ったりなんてしてません。
せいぜい自分達に影響がある30年程度だけですね。
わざわざコメントして頂いてありがとうございます。
まあ、少子化ってが本当に問題かどうかは別として、
(sebleさんと違って、僕はやはり日本としてはマイナス、
でも、世界全体として考えるとプラスだと思う。)
面白い意見だとは思います。
まあ、今回の質問とは直接関係無いですけどね。
http://blog.so-net.ne.jp/mackey42/2006-05-21
ただ、個人の問題であって国はそこまで強制できないというのも本当です。
「考え方をかえろ、結婚出産が至上かつ最高の幸せなんだゾ」と国民に強制すると、離婚した小泉元首相さんを責めなきゃいけなくなっちゃう。非現実的ですよね。(それに小泉さんもそのほかの×イチの人も不妊の人もそれなりにお幸せそうな社会にしたいものですし)
一つは、30歳くらいまで子供でいられる状況が整っちゃったからだと思うのですよ。
25歳くらいまでは大学や職場で親のすねかじり。漫画やゲームやCDでいつでも子供のころの純粋な心をとりもどせるパラサイトシングル。
本格的に稼ぎ初めて、親が弱ってきて、自分が生活習慣病もちの世帯主になるころ、ようやくあれっ、自分自身の家庭はこのままなくてもいいのかなと疑問に思う。
・・・はずが、親も元気なまんま80~90まで生きていたり、一人暮らしでも苦労しないコンビニや健康食品などがそろっているから結局最後まで結婚の必要を感じないのではないでしょうか。仕事で優秀な人ほど、時間が経つのが早いなあってなもんで子孫を残さず年をとっていきますね。
私は、個人的な案としては、いま非常におざなりにされている保健体育家庭科を大学受験一次で必修の科目にするといいと思います。生活科第1世代にはちょっと間に合いませんでしたが・・。
そして女性の受胎能力の平均ピークは何歳かとか、女性のキャリアが長続きするにはどういう条件が必要かとか、自治体が保育園の募集を告知する媒体は主に何かとか、妊娠を経験しない女性がかかりやすい病気とはなにかとか、妊婦の扱いで間違ってるものに○をつけろとか、手作りの食事が市販の食事に比べて優れている点で間違っているのに○をつけろとか、離乳食とはどんなものかとか、そういった問題を、男女ともにしっかり答えさせるといいんじゃないかなと思います。時事的な部分も多いので、正解を確定できる問題作成は難しいかもしれませんが、それは現社も同じってことで・・・。
もひとつ、メディア活用で、テレビに赤ちゃん子役いっぱい出すとか、漫画やアニメ、ゲーム、ユーチューブ、ニコ動あたりで猫動画とおなじくらいかわいいアカンボ動画流すとかね。
なんだか漠然として消極的ですみません。
家庭を維持すること自体も法律や規制が増えて複雑化してたりして、ついていけない人が男女ともいっぱい出ています。見よう見まねをするにも、近所に知り合いや親戚がいないことも多い。私も妊娠中は周りにだれもいなくてそのかわり「勉強するぞ!」と本の4冊くらいは買って読みましたが産婦人科で見たかぎり自分でそこまでやる人ばかりじゃないようです(むしろ少数派)。
なので、国が金をばらまく方向じゃなくて知識というか雰囲気の方面で「子育て環境」がんばればいいのになと思いました。その点で本当に賛成です(が、途中で傘下団体の天下り老害に予算を吸い取られてしまうことを心配して、現なまを手渡すほうにしているのかもしれませんけどね)。
ああ、あと、アンファンテリブルもののラノベや漫画は意外と多いですが、本当にあり得ないのもまじってますから。妊婦は怖い妄想しがちですし。そこんとこも是非よろしくいっておきたい。