日本における株価指数先物とは
- Topix先物(東証)
- 日経平均(225)先物(大証)
- 日系株価指数300先物(大証)
があります。
海外では、シカゴ市場(CME)とシンガポール市場に上場されています。
“株価指数”とあるので、なんとなく曖昧なものに感じられ、実態がよくつかめないと思いますが、つまりこれらは全て、金融派生商品(デリバティブ)です。
株というと、株券を売ったり買ったり、というイメージがあると思いますが、この株価指数先物も、金融商品であり、売ったり買ったりすることができます。
ただし、株の売買と違うのは、株券のような現物の受渡しがないということです。例えば、現在の日経平均指数(16000円)を今買っておいて、これから騰がりそうだから9月○○日に売るよー、という契約を取引する、そして実際に指数が16010円になりました、+10円(1000倍なので実際は1万円)の差益が出ます。といった感じです。
この商品は3,6,9,12月(限月)に取引最終日(第二金曜の前営業日)があります。例えば、今現在、期近物(一番早く終わるもの)を購入すれば、9月13日(木曜)が取引最終日です。
つまり、9月13日までに取引契約をすることのできる一つの金融商品、を買ったということになります。
そしてこれらは上場されています。225先物は大証にしか上場されていません。
そして、9月13日までの商品(9月物)の取引が終了すると、また新たな限月物が上場されます。
こう考えると、普通の株の売買と同じ、金融商品だとわかると思います。
そして、この先物の価格は、現物株に影響を与えます。
質問文にあるような、TVのニュースで言われる一般的な指数先物とは、この日経平均株価先物(225)のことです。一番流動性が高く、取引量が多いからです。また、225は価格の1000倍の単位で取引されるので、(10円動いたら10000万の損益)投機的なトレードも多いです。
それにより、現物のほうも同じような動きを見せる事が多いのです。
リアルタイムで見たいのであれば、Webサイト等よりも、楽天のマーケットスピード等で見たほうが良いと思います。
http://www.rakuten-sec.co.jp/ITS/marketspeed/ms00_marketspeed.ht...