32歳男性。東南アジア、アメリカには旅行した事があるのですが、ヨーロッパ、オセアニアには一度も行ったことがありません。具体的に、英国やオーストラリア他に行って何かをしたい、ということはないのですが、なるべく若いうちにそれらの国に行かないと、視野が広がらないのではないか、長い目で見て損ではないか、という焦りがあります。無理しても行った方がよいでしょうか。それから、今一番したい事は「ガラパゴスでイグアナを見る」(笑)なのですが、いきなり「南米の離島」に行くというのは飛躍があって変でしょうか。
ヘンじゃないですよ。
ある意味で、ヨーロッパは年を取ってもいける場所です。つまりいつでもよいわけですよね。お金と時間が許せばですが。
それに比べて南米の離島なんて、おじいさん/おばあさんになったときにいけるでしょうか?
まぁ、いけるかもしれませんが、そっちこそ若いと気に入っておいたほうが良いですよ。
実際に肉眼で見て肌で感じて視野が広がるのは先進国ばかりではありませんね。住むなら話は別ですが。
ヨーロッパはアジアやアメリカほどのヒドイ類のカルチャーショックは少ないように思います。主観ですが。
いかがでしょう?
更にウィーンでは、市内中心から有名な赤い市電で郊外の村 Grinzing(グリンツィンク)に足を伸ばしましょう。ここは夕方以降訪れると、まるで夢の中に迷い込んだみたいで、いくつものワイン酒場が軒を連ねています。時期が合えば Heurigen(ホイリゲン)と呼ばれるまだ発酵途上の新酒ワインが味わえます。ウィーンは美食の都です。文明の交差点だけあって地元ウィーン料理だけでなく、トルコ料理やユーゴ・スラヴィア料理等にも出色なモノがあります。ウィーンまでやって来る事になったら、是非ともお隣の国ハンガリーの首都ブダペストに迄 行きましょう。列車で数時間です。タダ ハンガリーの食を味わう為だけでも、行く価値はあります。その野生味溢れる料理は理屈抜きでウマイ!!!ハンガリー発祥のスープ グーヤシ-ウィーンではグーラッシュと呼ばれる-はウィーン風に丸く角が取れ過ぎたモノと違い、もし別の皿に付いてくる世界で一番辛いと言われるレッド・チェリー・パプリカの種を好きなだけ振りかけると、ガツーンと口の中で火の付いたようになりますがソレデモ旨い!魚料理でも肉料理でも日本人の口にピッタリですね。しかもホトンドのレストランはジプシー楽団付きですよ。ツィゴイネルワイゼンと共にブダペストの夜は更けていきます。
ベルギー、特にブルージュとブリュッセルについて話そうと思いましたが、もう誌面が尽きます。とにかく行って損はしません。
アト 行くべき国はスペインです。先ずは絶対にマドリードとセゴヴィア。