もうずいぶん昔ですが、大学入試でいかに瑣末な知識が問われるかの例として、確か早稲田大学の日本史の試験で「満鉄のレールの幅」が出題された(「○センチメートル」という選択肢4つ)と聞いたことがあります。いろいろと背景のあることだったのでしょうが、選択肢4つから選ばせるようなことだろうか、と思いました。
検索してみたら、こういうのがありました。
http://s03.2log.net/home/minus/archives/blog107.html
岩倉使節団が全権委任状を日本に忘れたため、日本に取りに帰った人物はダレか?
a.大久保利通 b 木戸孝允 c.山口尚芳
東大寺を再興した重源ですが、再興したのは何歳の時?
A31歳 B41歳 C61歳
ルネッサンス期の芸術家について説明した選択肢が4つ(フィレンツェで生まれ~とか)。
それぞれの人名を答えさせるのかと思ったら、
「該当する人物が長生きした順に並び替えろ」という問題だった。
自分の経験では、「長生きした順に並べよ」という問題はなかったと思いますが、「早く没した順に並べよ」はどこかで出題されていたのを覚えています。欧州の絶対王政期の国王4人(スペインのフェリペ2世とか)でした(科目は世界史)。
http://school.2ch.net/kouri/kako/1030/10309/1030955986.html
小ピピンの好きな食べ物は何か。次のものより選べ。
1) スパゲティー 2) 牛肉 3) 鹿肉 4) 鴨鍋
(1974年 早稲田法)
これは本当だったらスゴいですね。早稲田大学の日本史・世界史については:
http://ja.wikibooks.org/wiki/%E6%97%A9%E7%A8%B2%E7%94%B0%E5%A4%A...
政治経済学部:
過去は最難関の一手として難問奇問のオンパレード、「カルトクイズ」とさえ評された本学だが、数年前から極端な易化が見られ、難易度は他学部と比しても「低い」と言えるレベルになった。……
社会科学部:
残念ながら日本一の難易度を誇ると言ってよい。度の過ぎた難問奇問悪問のオンパレードで、通常の学習をしただけでは全く勝負にならないであろう。特に非常に細かい正誤問題が特徴で、この問題を解くために教科書全文(脚注,図,グラフを含む)を全て暗記するくらいの気概を持ってこの難問に立ち向かってほしい。……
だそうです。90年代までの早稲田政経の赤本などを見れば、「奇問」がいろいろ見つかるかもしれませんね。
あと、下記ページにもいくつか例示されています。
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2299767.html
昔、学習院大学の入試で「志賀島から金印を発見した百姓の名前は?」という問題がでて話題になったと聞いたんですが、他にも普通に授業を受けてるだけでは解けない問題ってどんなのがありますか?
そういえば、「金印を発見した人の名前」が出題されたというのは、私はうわさでは聞いたことがあります。
それから、こんな本も出ているそうですよ。