研究者の世界のことはまったく知りませんが、どこでもその世界ならではの苦労はあるみたいですね。
ぼくはフリーランスで舞台の技術関係の仕事をしています。
具体的に言うと演劇やコンサートの照明のエンジニア、デザイナーです。
もともと演劇やコンサートが好きでそれを職業にしました。若い頃はほとんど休みもとれない上に、朝から深夜まで長時間働き続けるのが当たり前の毎日でしたが、好きな仕事のためほとんど苦にはなりませんでした。
けれど30歳前後で業界の様々な約束事や仕組みに失望して、そのために大好きだった仕事に対してのモチベーションも下がってしまっていました。
一時は仕事を変えようかとも悩みましたが環境を変えることと仕事と全く関係のない趣味をもつことでなんとか解決しました。
具体的には、会社をやめてフリーランスになったこと。経済的なマイナスを承知で自分にとって負担の大きいいくつかの仕事の請負をやめたこと。などです。
また全くアウトドアなどには興味がなかったのですが、あるきっかけで帆船の体験航海に参加したことも大きなきっかけになりました。
仕事が好きだったので仕事以外での知り合いなどはほとんどいなかったのですが、航海を通じていろいろな人と知り合いになり話をする機会があって世界が広がった気がしました。
今でも定期的に帆船での航海に参加してますが、普段の仕事と全く違った環境に身を置けますし、海に出ている間は携帯もはいらないので陸のことを気にせずにいることができるので、ちょうどいいリフレッシュになっています。
brooksbrothersさんの状況への適切なアドバイスになっているのかどうかは分かりませんが、自分の仕事以外の世界に目を向けてみるのはいいかもしれません。
そのことで自分の置かれている状況を客観視できたり、問題解決のヒントのなるかもしれません。
単純にいままで一つの方向を向いて走ってきたのならちょうどよい人生のアクセントにもなると思います。
http://www.akogare.or.jp/top.html
ちなみに、↑はぼくが乗った帆船のサイトです。
研究職という職業が好き(でなくても、他に選択肢がない)ならば、
環境を変えることをお考えになってはいかがでしょうか?
それだけの業績をお持ちなら、他大学・研究機関への移籍はそれほど難しくはないように思います。
分野によるとは思うのですが、国立大学あるいは国内にこだわらなければ、
選択肢は広がります。
もし上司があなたの専門分野で強い影響力を持っていて、あなたの移籍を妨害しようとしても、
周りはきちんと見ているものですし、そういう人間には敵も多いものです。
利害関係が一致する人間(情云々ではなく)を見つけることが重要だと思います。
しかし研究職が嫌だから辞めるのではなく、やりたいことを見つけてください。
今の状況で待っていても良いですが、自分で切り開いた方が楽しいと思います。
頑張ってくださいね。
もちろん、研究自体に嫌気がさしているわけではないということが大前提ですが。
http://q.hatena.ne.jp/
「何に幸せを求めるか」は質問文を逆手に読めば,社会的ステイタス,結婚,友人なのではないでしょうか?いろいろ辛いことも多いと思いますが,状況が良くなることを願っています。