小説等の場合、主役でなくても構いません。 本の中の一部でも構いません。たとえば、伝記のある一部分とか、ノンフィクションのある一部分とか。もちろん、コミック・漫画でも構いません。 脇役の場合には登場人物名も教えてもらえるとうれしいです。 コミックの場合でストーリーの一部なら○○巻という情報ももえらえると助かります。 描かれた「父親像」が良いか悪いかはあまり問いません。人それぞれ価値観があると思いますので。広く読んでみたいと思っております。よろしくお願いいたします。
なにわの親父像が描かれた漫画、「親父」もりやまつる/著をオススメします。
親父 1 (ビッグコミックス)
あらすじ/親父が帰ってきた。家族が待つ家に。だが、親父が不在だった16年の間に、娘・久美子はヤクザの愛人となり、息子・洋介は根性のない“ヘタレ”ヤンキーになり、母親はオロオロするばかりで……。帰ってくるなり早々、久美子につきまとうヤクザを一撃で倒した親父。驚く久美子と洋介に、母から驚愕の過去が語られる。
ツルゲーネフの「初恋」 短いですよ。
若くて格好良い恋多き父親を持つ少年の気持ちを想像しました。
自分の父親と違いすぎるけれど、こういう親子もあるんだな、と。
こんばんは。
重力ピエロ (新潮文庫)
主人公たち兄弟の父親が、とても印象に残っています。しなやかで強いとか、穏やかだけど芯がある、といったイメージです。小説です。
父の詫び状 <新装版> (文春文庫)
エッセイです。教科書などでもおなじみではないでしょうか。昔の、日本のお父さん像が保存されているように思います。
寺内貫太郎一家 (新潮文庫)
小説です。ドラマのイメージが強いですが、上記エッセイと比較しながら読むと、「父親像」について、一人の著者の価値観を、小説とエッセイと2つの切り口で見ることができますので、お得ではないでしょうか。
そのときは彼によろしく (小学館文庫)
小説です。細かな筋は忘れてしまったのですが、この作品の父親像に好感を抱いた記憶があります。
海辺のカフカ (上) (新潮文庫)
海辺のカフカ (下) (新潮文庫)
小説です。父親はほとんど出てこないのですが、少年に対して強い影響を与えていますし、老人ナカタさんとホシノ青年のやりとりもある意味疑似家族・疑似親子のように私には感じられましたので、父親像という意味で例にあげました。
以上、参考になれば幸いです。
父の登場しない物の方が少ない気がするのは気のせいですか?
ドラゴンボールだってワンピースだって父が出てきてるし。
と言う訳で、勝手にお薦めの本を・・・
椎名誠の岳物語、続岳物語なんかいいと思いますよ。
父親目線で子供について書いた本です。
椿山課長の七日間【朝日新聞社】浅田次郎著
椿山課長の七日間 (朝日文庫)
主人公は死んでから自分は息子にとってどんな父親だったのかを見つめ直しています。また、主人公の父親は強い正義感をもって行動しており、その姿に主人公は心を打たれています。
映画化もされております。
私は読んでいませんが、家にあったので
父親の研究 (新潮選書)
こんにちは
父帰る・恩讐の彼方に 菊池 寛
父帰るシリーズですね。
ありがとう 父帰る編 (ミッシィコミックス)山本 直樹
コミックです。家族とはなにかということが主題です。少しエロいです。
大地の子 5 密告、父と子
ドラマかもされました。父と子のつながりというものが良くわかります。
重松清の本がいいのではないでしょうか。
彼の本は、多くが父親視点の著述が多いと思います。
代表例では、「小さき者へ」の中の
「団旗はためくもとに」
です。他にもたくさん父に関する書籍がありますので、
お時間があれば、ご一読ください。
小さき者へ (新潮文庫)
こんにちは。
w83さんも挙げられていますが、
圧倒的な能力を持っている人たちなので、良きにつけ悪しきにつけ特殊すぎる印象を受けますが、なかなか面白かったです。
流星ワゴン (講談社文庫)
父と子の関係について、胸に迫るものがあります。
終盤は涙が止まりませんでした。
サウスバウンド 上 (角川文庫 お 56-1)
サウスバウンド 下 (角川文庫 お 56-2)
父親、というキーワードで考えると、これも思い出されました。
あまりにハチャメチャですが、終盤にかけて単なるにぎやかしキャラでなくなって、いい味出し始めます。
最後の家族
家族問題の話でそれぞれの家族からの見方がページを分けて書いてありますから面白いかも知れません。
父は父からの見方がのっています。主観としての。
http://item.rakuten.co.jp/book/58806/
父親とはなにか
明治大正の政治談を好んだ亡父に捧ぐ
── 松本 清張《史観宰相論 198012‥-19850825 文春文庫》P006 献辞
── 松本 清張《半生の記 ~ 父の故郷 196308‥-196401‥ 文芸》
長男を亡くした二人の父
── 三井 光弥《父親としてのゲーテ 1932-1941 第一書房》菊判/普及版
── 三井 光弥《父親としてのゲーテ 19520330 創元文庫》相良 守峯・解説
原作者も号泣した戯曲
── 菊池 寛《父帰る 1917‥‥ 新思潮 192010‥ 帝国劇場初演》
http://www.aozora.gr.jp/cards/000083/files/502_19914.html
暴かれた父 ~ 長女と三女が追悼本同時出版 ~
── カーロン 愛弓《父・鶴田浩二 20000605 新潮社》
── 鶴田 さやか《父・鶴田浩二の影法師 20000605 マガジンハウス》
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa3171615.html
ANo.2 & ANo.4 鶴田 浩二の光と影
http://d.hatena.ne.jp/adlib/19990423
隠し子の父たち ~ 不徳ながら甲斐性あり ~
エミリーへの手紙
大分昔に薦められて、読んで感動した本です。
仲の悪い息子と父親、心が通じ合わなくなった夫と妻。
歯車がうまく回らなくなった家族が、祖父が残した謎を解いていくによって変わっていく物語を分かりやすい文体で書いているので、最後まで読み切った時に感動したのを覚えています。
あたたかい気持になれる本です。
ちょっと自信がなかったので、以下にamazonの引用を載せます。
れんが造りの小さな家でひとり暮らしをする老人ハリーは、孫娘のエミリーとだけは心が通じ合っていた。エミリーの父親でハリーの息子ボブは、ハリーを敬遠し、妻ローラとは離婚調停中だ。ボブ夫婦は痴呆(ちほう)の兆しが見えるハリーに老人ホームへの入居をすすめるが、入居の直前にハリーは息を引き取ってしまう。ハリーの死後、彼が書きあげた詩集を見つけたローラ。奇妙で無意味な言葉が並ぶこの詩集には、ハリーのパソコンに残された「エミリーへの手紙」いう 26個のファイルを開くパスワードが隠されていた…。
ホットマン (Vol.1) (ヤングジャンプ・コミックス)
あらすじを書こうと思ったのですが作品が好きすぎてどうも主観的になってしまうので、ウィキペディアを参照してみてください↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%9...
親の役目とはなにか、考えさせるところが多い漫画です。
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