http://www.carlifesupport.net/engine%20kiso_about_fuel_2.html
外車かどうかではなく、そのエンジンの仕様次第です。
最近はほとんどありませんが、古い車で有鉛ハイオク指定の場合、鉛が入っていないとバルブシートが異常摩耗してしまいます。
シートを打ち変えるか、何らかの添加剤が必須です。
http://www.mmc.co.jp/auto/0103.html
ここ20年ほどに生産された車のほとんどは無鉛ガソリン仕様になっていて、バルブシートの問題はありません。
ハイオクタンを必要とするのはエンジンの圧縮比が高めの高出力タイプです。
このエンジンにレギュラーを入れるとオクタン価が低い事によるノッキングが発生し、ノッキング状態でのシリンダー壁の摩耗は通常の千倍とか言われています。
瞬間的、ちょっとならどうという事もないですが、長時間にわたるとエンジンを壊すという事です。
ノッキングとは上り坂などでカリカリ言うあれですね。
しかし、耳に聞こえる状態は大きいノッキングで、実際には聞こえない範囲でもっと起きています。
これは非常に問題。
しかし、最近のエンジンにはノックセンサーが付いているものも多く、これが瞬間的に点火時期を遅らせ、ノッキングの連続を回避します。
で、レギュラーとハイオクはほとんど添加剤の違いで、同じガソリンである点は同じです。
混ぜた場合、添加剤が薄まるので、オクタン価も中間的になる場合がほとんどです。
そこで、実際にどの程度ノッキングが発生しているかが問題になります。
ノックセンサーが付いていない場合は、耳に聞こえないノッキングが多数発生して摩耗が進んでいる事が予想できます。
センサーが付いていてもノッキングの発生を予防する事はできず、あくまで、発生した瞬間に次が出ないようにできるだけです。
また、点火時期を遅らせるにも限度があり、最大限遅らせてもノッキングが発生するようだとどうしようもありません。
で、「ちょっとでも」というならレギュラーが混じれば混じるほど悪化しますし、そもそも、エンジンをかける事自体がエンジンを摩耗させ悪影響を及ぼします。
どんなに丁寧に扱っても、稼働している以上(まあ、していなくとも)長い年月には摩耗もすれば傷みもしてきます。
単に程度が違うだけの事ですね。
ちゃんちゃん。