もし今後日本がハーグ条約に批准したらどうなりますか?
日本が批准して、引き渡す羽目になる可能性はゼロではありませんが、アメリカで裁判に負ける可能性より遥かに低いです。
また、批准したとしてもこのような場合の連れ去りが日本で犯罪とされることはまずないと思います。
また、日本からはほとんど出国できなくなってしまいますよね。
アメリカに入国することはやや危険になると思いますが、それ以外の国では条約批准国も含めてまず心配ありません。
そもそもアメリカだって、当局がわざわざ待ち構えて捕まえるまでするか疑問です。
第三国なら、そこまでするとはなおさら思えません。
子供が大きくなって海外にいくようなことがあれば夫の元に連れ戻されるため、母親と暮らしていくためには国外には実質出られなくなります。
ハーグ条約は15歳くらいまでしか対象じゃなかったはずなので、それほど心配しなくていいと思います。
そのくらいの年まで海外に行ったことない子供なんていくらでもいますから。
条約が批准されたとしても、その頃には子供も成長していまさら海外に戻されたら子の福祉にとってマイナスになる、という状態になるはずです。
日本政府がそんな引渡しに手を貸すとは思えません。
条約によっても、新しい環境に子供がなじんでしまえば返還は認められません。
アメリカで判決が出る前にさっさと連れ帰ってしまうのが一番強力で確実な方法だと思います。
なお、アメリカの裁判に関することをここで聞いても良い回答が得られる可能性は低い。
アメリカの裁判で正攻法で決着をつけたいのであれば、アメリカの弁護士に一刻も早く相談すべきでしょう。