構成はマスター1台、スレーブ1台です。
クロスのシリアル接続を用意できない場合、どのようなデメリットが予想されますか?
具体的なケースを上げて説明してもらえると助かります。
eth1がシリアルケーブルの代わりをしているというご理解は正しいと思われます。
eth0にすべて集約してしまうと、eth0の故障ですべてが切れてしまうので、より
データが失われてしまう確率が高まるとか、DRDBはディスクI/Oの度にパケットが
流れるので、ネットワークが混雑しすぎて性能が落ちるとか、極端な場合ネット
ワークの混雑のせいでハードビートが落ちるなどの影響が予想されます。
ご質問は以下のページの図2におけるeth1,eth2を分ける必要性がわからない
という事でよろしいでしょうか?
http://www.atmarkit.co.jp/flinux/rensai/heartbeat04/heartbeat04b...
heatbeatが途切れるとマスターが落ちたと見なしてスレーブが動作を始める
訳ですが、実はeth1 I/Fが故障したのかもしれない訳です。このときDRDBも
eth1を使っていると、ファイルの同期が取れなくなりますから、被害が拡大
します。
このため、eth2を用意する事でファイルの同期を確実にしたいという目的で
用意されているのだろうと思われます。
基本的には正しいが、耐障害性において少々違いが有る。
Ethernet 接続のみで構成すると TCP/IP の通信上問題があった場合に heartbeat による監視が成立しない。
仮にネットワークすべてがダウンしてもシリアル接続であれば、つながる可能性が残されているので
死活監視という意味ではより確実である。(そこまでシビアにする必要があるかどうかは別として)
TCP/IP のみで構成する場合は、フェールオーバが発生した場合でも、プライマリサーバの Heartbeat が必ずしも正常終了しているとは限らない、という感じでしょうか?
となると、自動フェールバックは設定しない方がよさそうですね。