経済的な側面からでは政治的な側面からの分類も重要です。
【共産主義・社会主義】
国民による選挙はありません。
よって民意は反映されません。
しかし、どんな国も、景気が悪くなったり、思わぬ国難に遭遇することがあります。
そんな時、国民の不満は、政権に向かいますが、
選挙が無いため、政府に責任を取らせる事ができません。
そんな不満は最終的には革命や暴動に発展します。
革命や暴動を起こされては適わないので、共産主義や社会主義国家では、
国民の不満を低下させるため、必ずといってよいほど
①言論の自由を剥奪し、メディアをコントロールする
②反政府的な思想を持つ人間を拘束する
を行います。
更に、国民の不満の矛先を変えるために、
③仮想敵国を作り、別の不安を煽る
(例えば、A国という敵国が攻めてくるので、それに備える必要がある。
今、景気がよくないのはそのためだ。今こそ、国民が一致団結して、不景気に耐えろ。)
などです。
どうしても国民を騙す方向に行かざるを得ないのが特徴です。
【民主主義国家】
民主主義国家では、選挙があるため政権のスムーズな交代が可能です。
例えば景気が悪くなった場合、その責任は政権与党が負い、選挙で落選、政権交代が
可能です。
国民の不満は政権交代という方法で、吸収することが可能です。
また、政権交代したくてたまらない野党は、常に与党を見張っているので、
上記の①②③のような事はできませんし、やる必要もありません。
ちなみに、「民主主義」という言葉は、実は誤訳です。
英語ではデモクラシーと言いますが、「主義」という意味はどこにもありません。
デモクラシズムなら、民主主義でも良いですが、デモクラシーなので「民主制度」という
訳の方が相応しいでしょう。
つまり「民主主義」とは思想ではなく、民意を反映させ、
政権交代をスムーズに行わせるための制度なのです。
http://q.hatena.ne.jp/answer
なんで何時も仮想敵国を作りたがるのかねぇ
# ベトナム、イラク、イランと段々東に軍事攻撃してますね
そのうち、ダイヤモンド利権でアフリカにもちょっかいを出すかもね
あそこも色々複雑な(特にジンバフエ)は問題もあるし
ダイヤモンド利権もあるからね
先進国では共産主義、民主主義、社会主義がスタンダードだけど
発展途上国や古代においては
・奴隷制
・直接民主制
・神権政治
・王政
・軍事的独裁政治
・封建制度
など様々な社会形態、政治形態、経済形態が存在していました
取りあえず、近代政治が何故必要なのかを説明した
ルソーの「社会契約論」は読んでおいた方がいいと思います