いま、理科の選択をどうすべきかを考えています。自分は社会人ですが、高校のころ、全く勉強
をしなかったため、予備知識が無い状態です。
基本は、やりたいものをやればいいのだと思っているのですが、独学をするなか、不利な思い込
みは禁物ですので、ここで皆さんよりアドバイスを募ろうと決めた次第です。
自分としましては、物理は取っ付きにくく、生物は馴染みやすい、化学は消去法で残るといった
感覚から、生物と化学を選択しようかなあと漠然と思ってきました。参考にしていただければと
思います。(正直、目指しているはT大ですが、妄想に近いところがあり、気恥ずかしいので伏せ
ました。あわせて参考にしていただければと思います)。
とても真剣ですので、どうかよろしくお願いします。
自分の経験(東京大学を物理・化学で受験。理一に入学しましたが、点数は理三に合格できる点数でした)から、「東京大学の二次試験の物理と化学」限定で回答させていただきます。一般性は低くかつ私見の多く含まれる回答ですが、参考になれば幸いです。
化学は、物理に比べれば覚えることがやや多いですが、必要最低限覚えてしまえば、考え方は簡単なものが多いと思います。
この考え方が簡単というのはどういうことかと申しますと、東京大学の化学の問題は、見た目大変複雑そうに見えるが、この複雑さというのは、化学に関する知識という知らない言語によって書かれているから複雑に見えているだけであり、それを、知識を使って翻訳してやれば、問われていることは単純で、簡単な考察によって正答を導き出すことができるものである、ということです。
また、東京大学の場合、「覚えることが多い」といっても、あまりマニアックな知識は問われません。基本的な知識を抑えることが重要です。
この基本的な知識は、基礎的な問題集を繰り返しやって身につけるのがよいと思います。
一方、物理は、覚えることは少ないですが、問題を解くためには独特の物理的センスが要求されると思います。
このセンスを身につけるよい方法は、さまざまなタイプの問題を解き、ある程度のパターンを覚えること、また、パターンの背後にある物理的な考え方を知ることだと思います。
そのためには
などの定評ある問題集をやるのがお薦めです。
今述べたことは、要するに、問題を解くという作業を、
「知識で読み解く部分」と
「論理的に思考する部分」に分けた場合に、
化学の場合は前者に重点がおかれ、
物理の場合は後者に重点がおかれている、ということです。
どちらも「問題集を解け」ということを言ってますが、化学は、基礎的な知識習得を目的とし、物理は色々な問題のパターンを知ることが目的です。
今述べたことは、東京大学の入試問題を解くという観点からのものであり、他大学にも通用するかどうかは定かではありません。
また、学問分野としての物理・化学について述べたものではなく、入試問題としてのそれです。
その点はご了承ください。
基本的にはmassa-willさんが自身でおっしゃられているように、自分が興味のわく科目が一番だと思います。
あと、独学されるとのことですので、近年は指導要領の改訂などの影響で昔と内容が違っていたり、大学によって出題範囲の細かい異同があることもあります(例えば京都大学では他大学では問われないこともある原子物理範囲からも出題されます)ので、最新の教科書を買うなどして範囲の内容を確認されると同時に、大学のホームページや予備校や情報誌などで、大学の出題範囲をよく確認されるのがよいと思います。
独学で大変だとは思いますが頑張ってください。僕も独学派で、結構塾をサボって一人で喫茶店などで勉強していました(「独学」などと偉そうなことは言えませんが)。
嫌いなものを勉強するのは高いモチベーションを保つのが難しく勉強も中々進まないと思うので好きなものを勉強するのが一番だと思います。
ただ、生物はセンター試験で高得点を狙うのが難しいという理由で、化学物理という人も結構います。
現段階でどの科目も同じレベルであって先入観の判断で生物化学にしようと考えられているのなら、(出来る事なら、)物理も最初からはずすのではなく、少しやってみて、合わないと思ってからはずすのが良いと思います。
http://www.google.co.jp/search?q=%88%E3%8Aw%95%94%81@%95%D2%93%FC%8Aw
2年次、2年次10月、3年次編入などがあります。
http://www.sho-ken.com/igakubu.htm
ただ、自分は法学部を中退しており、取得単位も足りないようです。
独学をするなかで、本来知り得ないことなども、皆さんから教えていただきました。
このようなサイトがあることも幸運ですが、それも皆さんから回答が得られてのことです。
ですから、見ず知らずの皆さんの真心に感謝いたします。ありがとうございます。