「がんばれ はてな」
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http://q.hatena.ne.jp/list?page=1&sort=date_asc
デジタルカメラが普及し、街の現像専門店は消えました。
しかし、すべての現像店が消えたわけではなく、ネット対応など、時代とともに変化しながら
やはり消えることはないでしょう。
それどころか・・
いまだに「写真館」もあります。
こどもたちの写真を何万円も出して撮っていただきました。
そして満足しております。
「検索」
これだけならば、Googleに勝つことは「はてな」には不可能でしょう。
「おしえてください」
これだけならば、教えてgooなどにももう「はてな」は勝てないかもしれません。
しかし「人力」なのです。「人力」「検索」なのです。
パソコンの使えないお父さんを助けようとした青年の志であり、
本物の知識は有料であること、
さらにパソコンの匿名性の危険性と有効性を7年前から教えてくれたのです。
がんばれ、はてな!
はてなの、Googleとも、他のQ&Aサイトとも違う点。それは「コミュニケーションの中から新たな知が生み出される」というところです。
すでにあるWebコンテンツの中から探すだけではない。教えてくださいだけでもない。議論の呼びかけや、翻訳・ミニ小説などの募集、ゲームの開催、その他様々な機知に富んだ質問の提起によって、「はてな発の新たな知」を生み出していけるところ。ここに、他のサービスにはない、人力検索独自の価値があると思うんですよね。
こうした人力検索の自由闊達な使い方は、ここに集うユーザーが独自に編み出してきたものです。そこに開発スタッフによるシステム構築のアイデアが加わって、「アンケート」や「いわし」といった多彩な質問タイプが選べるサイトに成長してきました。
最近は、その「はてな」の特徴に注目し、人力とダイアリーの組み合わせによるコミュニティから新たな文化を創造していこうとする企業も現れ、大きな成果を上げています。
リブ・ラブ・サプリ―今日できるいいコト、365日暮らしのサプリ (「イエはてな」ライブラリー)
こういう成功例をもとに、「御社も知と文化の発信で社会貢献しませんか、はてなにはそれに適したサービスが揃っています。ユーザーの質が高く、サイトの管理もしっかりしているので、他に比べて荒れにくいのも特徴です」と営業展開していけたら、はてなの、とりわけ人力検索の未来は明るいと思います。
検索苦手なお父さんのために作り出したシステムが、こんなに大きな可能性を持つシステムに成長しました。そこをしっかり活かして、がんばれ、はてな!!
はてなのほかと違うところは、通行が1本ではなく、枝を作って繋がりあいながら、答えを出せるところですね。
いわしがいい例です。
男女の関係のように、結び合いが一つだけで答えを出していくのではなく・・・
家族のように結び合いの枝がいくつもあり、輪となって答えが出て行くところ。