私は、映画を鑑賞するのに、ブルーレイとDVDとどちらの方を買うとよいでしょうか。
現在持っているもの
[BDプレイヤ]: PS3
[DVDプレイヤ]: PS3, PS2 PC
[テレビ]: 26型のブラウン管 D3端子 1080i まで対応 HDMIは非搭載
[PCのディスプレイ]: HDCPに非対応なディスプレイ
つまり、
PS3のプレイヤはブルーレイを再生しても、
テレビがHDCPに対応していない場合480iにダウンコンバートするようですが、
それはDVDとどちらの方が高画質なのでしょうか・・。
少なくとも、2011年までは、D3以上であってもダウンコンバートされるということはないようなのですが……。
AACSには、アナログ出力による違法コピーを防止するため、ハイビジョン画質でのアナログ出力を制限し、標準画質へ強制的に変換する、という取り決めがある。そのため、AACSに準拠するソフトウェア・ハードウェアは、コピー防止技術を伴わないアナログ映像出力(D3以上)を制限できるICT(Image Constrain Token)に対応しなければならない。しかし、家電ベンダー側の反対などから、「ICTの利用を制限されている国は、2011年までICTを導入してはならない」という条項が加わった。このことにより、日本では2011年まで(厳密には2010年12月31日まで)に発売されるソフトには、ICTによる制限はなされない。
なお、2011年以降のHD解像度のアナログ出力(アナログRGB、D端子、コンポーネント端子)、2014年以降のSD解像度のアナログ出力で、コンテンツが表示できるかどうかは、コンテンツの設定に依存するようになる。AACSではコンテンツを供給する側(コンテンツホルダー)により、コンテンツを出力するポートを選択することができるようになっている。それがICT(Image Constraint Token)と呼ばれる仕組みで、メディアなどに書き込まれたICTのビット設定により、アナログ出力とデジタル出力の両方を可能に、デジタル出力のみを可能に、と設定することができるようになっている。
このICTのスキームは、日本では2010年12月31日まで導入が見送られる。これはAACSの規定で、2010年末までICTが利用可能かどうかは各国の放送の規定などに依存するとされているためで、日本ではARIB(アライブ、社団法人電波産業会)の運用規定で放送事業者がICTを利用することが許されていないため、2010年12月31日まで導入されないのだ。
ICT(Image Constraint Token)やDOT(Digital Only Token/アナログ信号を全く出さなくする)は、コンテンツ(つまりBDの方)に付けられる設定の様ですので、2011年1月1日になった瞬間に「全てのBDがアナログ再生でSD画質になる」ということはなさそうです。
また、これらの仕組みを宣伝/周知しない状況で、制限設定したコンテンツを販売するということも、考えにくいと思います。
画面の細緻さ(ダウンコンバートされるのかされないのか)は、アニメ「イノセンス」あたりがいいんじゃないでしょうか。
あと暗がりの部分が黒つぶれしてないかどうか? とかに注目するのがいいのでは。