大学生向けの補習塾なんてどいうでしょうか。
近年、大学進学率が上昇して、短大・専門学校まで含めると、70割近くが、高卒後に進学しています。
高等教育の大衆化が進むということは、当然に、それに落ちこぼれる人も増えてきます。
数学ができない経済学部生、生物のできない理学部生、デッサンのできない芸術学部生。
そもそも論においては、もう大人なんだらか本でも買って自分でやれば?と言いたくなるのですが、そもそもそういうマインドがないから落ちこぼれているわけです。
これに対して、しっかりと、詰め込み教育するのです。
あとは、他の学齢期の学生と一緒で、塾で勉強する習慣をつけさせさえすれば、ますます大学で勉強しなくなり、定期的にお金を落としてくれるわけです。
そのほかにも、大学の教養科目や専門科目に関しても需要は見込めると思います。
さて、人材面ですが、これも問題ありません。
文部科学省の方針で、高等教育を受けた人にもかかわらず、低所得な人間が大量に生産されています。いわゆるワープア修士・博士が世の中にはあふれています。特別に高額なコストはかかりませんし、なにしろ彼らの高等教育の結果を仕事にしてあげる訳ですから、彼らの自意識を刺激して、うまく低コストで雇用することができるようになるかもしれません。
なお、すでにレポート・卒論代筆業はかなり増えているようですが、道徳的に問題化されています。それに比べれば、だいぶマシな産業になると思われます。
以上