とある商品(食品)についてのアンケート結果の分析をしたいと思っています。
その商品の詳細について「とても満足」「満足」「不満」「とても不満」と回答してもらう設問が30問あります。
設問例
1.味に満足か
2.見た目に満足か
3.価格に満足か
また、総合的にみて「また購入したいと思うか」という設問があり、「購入したい」「どちらともいえない」「購入したくない」という選択肢になっています。
以上のアンケート結果から、どの設問の満足が高いと「また購入したい」と思う人が増えるのかを知りたいと思っています。(総合満足度に与える重みが大きい項目を知りたい。)
また、最終的に重みが大きく、かつ、不満率が高い項目を割り出し、何を改善すれば「購入したい」と思う人が一番効率よく増えるのかを算出したいと思っています。
しかし、分析についての知識が乏しく苦戦しています。
相関係数を出せばいいのでしょうか?(相関係数は算出できました)
それとも、標準化偏回帰係数でしょうか。(こちらは設問が30もあると、どうやって出すのかがわかりません。)
分析について詳しい方、ご教授いただけないでしょうか。
こちらが参考になるかと思います。:
http://www.atmarkit.co.jp/im/cbp/serial/hxt/002cs/cs.html
基本的に顧客満足度の高い項目が、次の購買欲にもつながる筈ですが、
その関連性も上の手法で個別に出したあとに相関係数と回帰分析で調べられると思います。
参考になれば幸いです。
偏回帰係数と標準偏回帰係数標準偏回帰係数(Standardized partial regression coefficient)は似て異なります。
Excelの分析ツールを使った分析では、ご指摘のPDFのヘージに出ている分析は、通常の重回帰分析の結果の偏回帰係数などです。
標準偏回帰係数標準偏回帰係数が必要な場合は別途求める必要があります。
専用の統計ソフトで重回帰分析を行えば標準偏回帰係数標準偏回帰係数も係数や誤差と一緒に標準出力されますが、
Excelで標準偏回帰係数を計算する場合には、偏回帰係数、説明変数の標準偏差、目的変数の標準偏差を使って計算します。
計算式は次のとおりです:「標準偏回帰係数=偏回帰係数×説明変数の標準偏差÷目的変数の標準偏差」
もしくは、上の式を用いずにExcelで自動的に行うには、下記のリンクに詳しい解説がある様に、
全部の変数の値をz得点に変換してから重回帰分析を行います。
こうすると、偏回帰係数(下図の係数の箇所)の値は標準偏回帰係数に一致します。
z得点変換の方法もリンク内文字リンクがされています。
http://software.ssri.co.jp/statweb2/column/column0710.html#c026
標準偏回帰係数の用途ですが、次のサイトに述べられている様に、
各説明変数の寄与の大きさを評価できます。:
http://case.f7.ems.okayama-u.ac.jp/statedu/hbw2-book/node6.html
標準化偏回帰係数、標準回帰係数とも呼ばれていますが、これらは同じものです。
NazeNaniさんに教えていただいたExcelの回帰分析機能を使用して分析を行ってみたのですが、、、
下記のような理由で重回帰分析に関して少しいきずまっています。。。
(1)今回あつめたアンケート結果は、設問の性質上なのですが無回答箇所が多くあり、
全ての設問に回答しているデータのみだとゼロに近い件数になってしまうこと。
(2)設問の数が30もあるため、Excelの「指定できる独立変数の最大個数は16個」
という制限にひっかかってしまうこと。
上記2点のことから、Excelのみでの重回帰分析は、無理がある気がしてきました。。。
必要であればソフトを購入することも検討したいと思っていますが。。。
そこで、すみません、もう少し教えていただきたいのですが、下記2点を比較するなら、
今回のアンケートにおいて目的の正解により近いのは(2)になるんでしょうか。
(1)では不十分でしょうか。
(1)相関係数を算出して影響度として分析を行うこと
(2)重回帰分析を行って(標準)偏回帰係数を影響度として分析をおこなうこと
正解はないというような場合は、ご意見という形でも問題ありません。
お手数おかけいたしますが、ご教授いただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。
人口全部からの回答データを集めることはほぼ不可能ですがら、
ランダムに抽出したデータを使うことですが、
全回答がされていなくてもある程度の数があれば分析は可能と言われています。
また、無回答(nil)には別の値を設定し、無視させることも可能です。
(2)最大16個という問題は、30問のうち似た問題をグループ化するか、
15問ずつを2回に分割なさればいかがでしょうか。
皆様、丁寧に教えていただいてありがとうございました。
教えていただいた方法で実際にデータを使って検証してみて、方法を決定したいと思います。