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アドレスはダミーです。
わかる範囲で。
各作用時間の異なる睡眠導入剤を試しておられるようですが、睡眠外来を受診なさっておられるにもかかわらずことなる作用機序の処方が行われているのが疑問です。各内服による結果が芳しくないせいもあるかとおもいますが、ちょっと腑に落ちないように思います。例えば主にどのような分類(=「入眠困難」「中途覚醒」など)と診断されていらっしゃるのでしょうか?また、それぞれの内服薬の効果判定としてどれだけの期間を空けられたのでしょうか?当方が直接診断できるわけではないのですが、情報が無い部分なので単に気になっただけと御理解下さい。
抗鬱薬については、最近の報告で内服によってノルアドレナリン分泌が増幅されて攻撃性が増してしまい、鬱病治療に逆効果になってしまう方もいらっしゃる事が判明しているようです。なので、鬱病の診断が本当に的確かどうか、内服薬による身体的変化(=内服前後でのホルモン値の変化など)は無いか、また他の内科的疾患(=特に甲状腺機能亢進/低下症、クッシング症候群などの内分泌系疾患)が隠れていないかをキチンと診断してもらったかどうかが気になるところです。
内服薬については、抗鬱薬(向精神薬)よりも抗精神病薬の方が効果的かもしれません。ただ、ベゲタミンが効かなかったというのは、ちょっと手強そうな印象ですが。例えばちょっと古い薬ですが、「メレリル」という薬はすでに御検討されていらっしゃるでしょうか?もし精神科医に受診されていらっしゃるのであれば、そういった薬についても御相談なさってみてはいかがかと存じます。
内服治療以外の手段としては、交感神経の持続的興奮が影響しているかと存じますので、これらを休める方法としてエステや針灸でリラックスさせたり、あるいはサウナやジョギングなどの持続的身体負荷で十分に身体を疲れさせることで睡眠を必要とさせる状況を作る方法が有効かと考えます。考え事が続くと身体にも緊張が及びますので、頭を空っぽに出来るようなこれら適度な身体ストレスの負荷は有効だと思われます。
便秘や食欲不振などの症状も伴っていると思われますので、これらについても同時に治療が必要になります。「快食・快眠・快便」は単なる語呂合わせでは無く、相互に関連した体調を示す状態ですので、十分にご留意下さい。いずれもすぐには治りませんし、一旦調子が戻っても引き続き治療行動は必要です。あせらずに夫々の治療行動を継続なさることをお勧めします。
質問者様の一日も早いご回復とご健康を祈念いたします。
お粗末さまでした。