最近手に入る Core2 Duo の中では E8400 が最もお手頃価格なので筆頭候補なのですが、
FSB 1033MHz までサポートの G965 Express に FSB 1333MHz の E8400 を載せるとどうなるのでしょうか? 正常に動作するでしょうか? また本来の性能である 3GHz で動作するのでしょうか?
もし E8400 では支障があるとした場合、FSB 1033MHz の E7400 ならどうでしょうか?
ほか、Dimension 9200C の CPU を Penryn コアの CPU に換装した事例等ありましたら紹介ください。
宜しくお願いします。
現状のCPUは
E6300 (2MB L2 キャッシュ、1.86GHz、1066MHz FSB VT対応 TDP65W)
266MHz x 7倍 = 1862MHz = 1.86GHz
マシンが正式にサポートしている最速のCPUは
E6600 (4MB L2 キャッシュ、2.40GHz、1066MHz FSB VT対応 TDP65W)
266MHz x 9倍 = 2394MHz = 2.40GHz
載せ変えようと考えているCPUは
E8400 (6MB L2 キャッシュ、3GHz、1333MHz FSB VT対応 TDP65W)
マザーがFSB 1066MHzなので動いたとしても266MHz x 9倍 = 2.40GHz
E7400 (3MB L2 キャッシュ、2.8GHz、1066MHz FSB VT非対応 TDP65W)
266MHz x 10.5倍 = 2793MHz = 2.8GHz
VT非対応なのは使っていなければ気にする必要ないけど
動いたとしてもL2キャッシュがE6600より少ないのはネックになるかも・・・。
価格comで底値を調べてみると
E6600 BOX 24,500
E7400 BOX 12,355
E8400 BOX 16,020
確かに値段的には割安感大きいものがありますけど、それぞれネックになりそうな点があるので
安心感としてはE6600に太刀打ちできないです。
PenrynはLGA775ではないので搭載不可。
「CPUを載せ替えたらどうなる?」というハードウェア交換入門者的な質問と
理解して回答欄に書かせていただいた次第ですが
私が回答した程度の内容は既にご承知の事だったということでしょうか?
「事例を探して!」がストレートに表現されている質問文であれば
「CPUだけを載せ替えても足回りがついていかないので
スキルの高い人であれば交換しようとする人は殆どいないだろうし
仮に事例が見つかったとしてもすべてに当てはまる保証も無いのですから
大量に同様の参考事例が見つかる場合を除けば参考にもならなかったりしますよ」
とコメント欄に書いていたことでしょうが
当方の読み違いで回答欄に書いてしまったようであれば、申し訳ありません。
繰り返しのようになりますが、CPUだけを載せ替えても足回りがついていかないので
当該機種でCPUを交換して得られるメリットは
「計算処理に重点を置く必要のある動画エンコードなど」のヘビーな利用時だけです。
しかしながら、ヘビーな利用であればあるほど
常駐ソフトを極限まで削るといったような努力が重要だったりしますし
そもそもE6600への交換も動作保証されているものではありませんので
人柱になりたくないのであれば交換ではなく
ソフトウェアのチューニングで対応する事を推奨します。
ちなみによく行う重い処理は、動画のエンコード、仮想マシンを利用してのソフトウェアの動作検証等です。(なのでできれば VT 付きの E8400 にしたいところなのですが、3GHz 動作させられなければ宝の持ち腐れなので E7400 にしようと)
> 仮に事例が見つかったとしてもすべてに当てはまる保証も無いのですから
> 大量に同様の参考事例が見つかる場合を除けば参考にもならなかったりしますよ
はい、最終的には人柱になるのは覚悟の上で、その前に少しでも参考になる情報があればと思い質問させていただいています。
G965 Express に限らず一般論として、
・チップセットが正式サポートしていない (が物理的には刺さる) 新しい CPU を刺した場合どうなるか
・チップセットの FSB の上限を越える FSB に対応した CPU を刺した場合どうなるか
という話でも構わないので、もし参考になる話がありましたらお教えください。
もちろんサポート外なのでケースバイケースだとは思いますが、あくまで参考と捉えているので事例レベルで構いません。よろしくお願いします。
チップセットだけでなくマザーボードの設計も当然ながらかかわってくるので
挿して通電するだけでCPUやマザーボードなどが損傷を受ける可能性あり。
(2)
FSB はマザーボード側の上限を超えられない。
CPU内部での倍率が固定されていると遅く動作したり、あるいは正常に動作しない。
(3)
BIOSがCPUを認識できない状態では起動しない可能性あり。
動作が不安定になったり、性能を発揮できなかったりする可能性あり。
その他にも、電源電圧が足りないとか放熱が追いつかないなどなど・・・
一般論、常識論、普通、言葉はいろいろあるかと思いますが、いずれにしても
「実験的要素として対応していないCPUを刺す」という場合を除けば無謀な行為というのが
解答(回答ではなく解答)となるでしょう。
それはさておき、話を伺っていると
この程度のレベルではなく、もう少し深い所までお調べのご様子なので
質問の骨子としては「背中を押して欲しい」ということですよね?
背中を押させていただきます!
「最終的には人柱」という気持ちや状況であるならば止めておきましょう。
「実験なので最初から人柱覚悟、PC壊しても良い」であるならば止めはしません。
壊すの覚悟で、ソフトも対応しているなら Q6600 が選択肢だと思うけど
スリムタイプケースだし電源にも余裕なさそうって事で、私ならE8400をチョイス。
中途半端なE7400は論外。
確かにそういう部分もあるかもしれません。
なるほど、Q6600 という選択肢もありますね…
電源や廃熱が心配ですが、同じく TDP95W の Pentium D 820 にも対応しているのでなんとかなるかな…
ありがとうございます、その3択でしばらく悩んでみます。