私も同じ興味をもって観察しています。
マスコミが「口コミ」「アルファブロガー絶賛」というあたかも買い手が評価したかのような手法を使い、売り出してみたら爆発的に売れたのが実際のところだと思います。
世の中には「こうあるべきだ」という管理職が今や絶滅しているらしく、「理想の上司」の小言だと思って著作を買い込む信者が多いらしいです。そういう需要を満たしているのかと思うと買い手をバカともいえず、気の毒で仕方ありません。本人にとっては切実な問題に答えてくれているように見えるのでしょう。そういった意味では問題提起はうまいと認めましょう。
しかし、その回答に相当する、書いてあること、テレビでの発言、論旨はガキのようなことをヘイキでいえるところがスゴイ。特に資金運用についてはボロボロなのに、言い訳本を出すところは、話題がお金だけにシャレになってないように思います。
最近は政治家筋に近寄った座談会などが多く、そっち方面の野心も感じます。
ただ、本は粗製乱造で評価が甘いアマゾンですら、どんどん順位が落ちてますから、マスコミにとってもおいしくなくなってきているではないでしょうか。
そろそろ勘違いな写真集を出すか、週刊誌がスクープを見つけてきて叩く日も近いと期待しております。
怒りというのは、社会的な怒りは、創造力の原点です。
それがないひとになにがわかるというのでしょう。