選び出す3個のものをすべて「○」で表し、5種類の区別を5-1=4個の仕切り「|」でつけることにします。1番目の仕切り「|」の左側の「○」は、「1」を表し、1番目と2番目の仕切り「|」の間の「○」は「2」、2番目と3番目の仕切り「|」の間の「○」は「3」、3番目と4番目の仕切り「|」の間の「○」は「4」、そして、4番目の仕切り「|」の右側の「○」は「5」を表すことにすれば、例えば、次のように状態を表すことが出来ます。
○○○||||→{1,1,1}
○|○|||○→{1,2,5}
|○|○○||→{2,3,3}
よって、求める場合の数は、3個の「○」と4個の仕切り「|」の並び方の数と等しい。すなわち、(5+3-1)個の場所から「○」が並ぶ3個の場所を選ぶ組合せの数であるから、(5+3-1)C3=7C3=(7・6・5)/(3・2・1)=35
●重複組合せの指導法について
>丸棒分配法
http://izumi-math.jp/F_Nakamura/repeat/repeat.htm
●重複組合せ