4けたの正の整数だから、Aが0になる{0,0,0,0}の場合を後で、引くことにして、まず、{0,0,0,0}の場合も含めて考えます。
選び出す4個のものをすべて「○」で表し、10種類の区別を10-1=9個の仕切り「|」でつけることにします。1番目の仕切り「|」の左側の「○」は、「0」を表し、1番目と2番目の仕切り「|」の間の「○」は「1」、2番目と3番目の仕切り「|」の間の「○」は「2」、同様にしていって、・・・、そして、9番目の仕切り「|」の右側の「○」は「9」を表すことにすれば、例えば、次のように状態を表すことが出来ます。cf. 0|1|2|3|4|5|6|7|8|9
{1,1,1,1}→|○○○○||||||||
{1,2,3,1}→|○○|○|○|||||| ←{1,1,2,3}と同じ∵{ }の中は順番は自由。
{3,5,3,6}→|||○○||○|○||| ←{3,3,5,6}と同じ
{9,9,9,9}→|||||||||○○○○
求める場合の数は、4個の「○」と9個の仕切り「|」の並び方の数から1引いた数に等しい。
よって、(10+4-1)個の場所から「○」が並ぶ4個の場所を選ぶ組合せの数は、(10+4-1)C4=13C4=(13・12・11・10)/(4・3・2・1)=715
最後に、1を引いて、求める場合の数は、715-1=714
9|8|7|6|5|4|3|2|1|0
上の仕切りの中に○が4つ入ることになります。
○の数=4、仕切りの数=9
4つの○と9つの|の並べ方は13C4=715通り
ただし0の欄に○が4つ来る場合(0000)だけ「4桁の正の整数」にならないので、マイナス1
答.714個