高校時代の友人の話です。
彼は出会った当初は他人と関わる事が大変苦手で、人と話をしたがらない
絵に描いたような内向的な性格でした。
(私とは趣味が同じという事で意気投合し、友達になりました)。
2年の夏休みに、彼は唐突に一月程あての無い一人旅に出てしまいました
多分親しくしていたおばあさんが亡くなり、その傷心を癒す為だったのかもしれません。
旅先では何度かピンチにあいながらも、色々な人々と出会ったそうです
電車で隣の席に座ったおばちゃんからもらったみかんの話
足が痛み困っていた時に、軒先で足湯をしてくれた見ず知らずの老夫婦の話
無人駅で同じあてのない旅をしてる人からのアドバイス等
見ず知らずの方々がたくさん優しくしてくれたと、楽しそうに話してくれました。
それから彼は人と話す事、関わる事の面白さや大切さを知ったようで
ポジティブまではいかないけど、誰とでも明るく話す外交的な性格になりました。
一人旅も年に一度は必ずし、お土産話をよくしてくれました。
今は疎遠になってしまいましたが、今もきっとあの時のまま
どこかへふらっと旅へ出ているんだろうなと思います。
長文失礼いたしました。
著名人のきっかけの事例を挙げてもらう場合、あまりにも特殊な状況ではなく
一般人にも起こりえる事例限定で挙げて下さい。
申し訳ありませんがお願いいたします。