1)上記3つ以外の例を教えてください。
2)アスカ、カスガ、クサカ、ハツセといったもともとの日本的地名の語源について、説得力ある説があれば教えてください。ただし、朝鮮語説は排除します。
1)常陸(ヒタチ)日立
URLは2)参照
「日立(ヒタツ)国の北へ常陸(ツラナルミチ)」 東の端、日が昇る茨城地方には、
更に北へ続く道があることから常陸(ヒタチ)と呼ばれるようになりました。
2)アスカ
http://www.asukamura.jp/kids/yomoyama/asuka.html
◆外来説
仏教発祥の地インドのアショカ王の名前から転化したものであるという説。
インドではアスカとは理想の楽園という意味の言葉だとも言われている。
◆鳥 説
古代においては、年号等に白雉、朱鳥、白鳳と用いられているように、
鳥はしばしば瑞兆として尊ばれた。
アスカの音はイスカという鳥の名前から転じたとする説。
◆地形説
地形を表現する単語が合成されて出来たもので、ア(接頭語)スカ(洲処ー川水)、
海水等によって生じた砂地)、或いはアス(浅すー川、海等が浅くなる又は水が涸れる)+カ(処)
もしくはアス(崩地)+カ(処)であるという説。
飛鳥地方は、川原とか豊浦といった水辺に関係ある地名が残っており、水(海)で覆われていた部分が
山の浸蝕土砂の堆積等によって陸地化する過程で生まれた地名である。
この説によると横須賀等も同じ語源であり、アスカから訛った場合として、安積、朝香、浅香等があるという。
◆聖地説
スカという語がイスケ、イスズ、ミソギ等と同様、禊をする等の神聖な意味を持ち、神聖地に用いられたという。
飛鳥(とぶとり)と書いて何故あすかと読む?
飛鳥(とぶとり)の明日香(あすか)、飛鳥(とぶとり)の明日香(あすか)と枕詞として使われてる内に、
飛鳥(とぶとり)といえば、それだけでアスカという代名詞に用いられ、時間の経過とともに、飛鳥(とぶとり)がアスカと訓(よま)れるようになったと言う説がある。
カスガ
http://www.city.kasuga.fukuoka.jp/sugao/yurai/index.html
春日(ハルヒ)をカスガと読むようになったのは、「ハルヒ(春日)がカスム」「春霞がカスム」という枕詞から、
しだいに地名のカスガにもかかるとされ、春日をあてて使うようになったとされています。
カスガの意味については、霞処(かすみが)や、神住所(カスカ)、砂れき地のことを指すなど諸説があるようです。
http://www2.odn.ne.jp/~cbp83610/zatugaku.html
クサカ
「日下(ヒノモト)の草加(クサカ)」 草加とは弥生時代の奈良地方の地名で、
草下が日本の中心であることから日下(クサカ)と言うようになりました。
ハセ(ハツセ)
「初瀬(ハツセ)川の長谷(ナガタニ)」奈良地方の初瀬川は長い谷の続く川であったことから。
又、初瀬とは船泊の事、船泊まりの先にも長い谷であったことから初瀬から長谷川(ハセガワ)と呼ばれるようになりました。