失敗例なら知っているんですが・・・。
http://homepage3.nifty.com/junko-nakanishi/zak401_405.html#zakka...
抜粋~
安倍川製紙は、特殊機能を持つ紙を生産する企業であった。
そして、一日9000トンもの水を使い、それを静岡市の高松下水処理場に放流していた。
しかし、度重なる下水道料金の値上げ(30年間で物価が3.2倍という時代に95倍になった)で、平成8年度には下水道料金が年間5億円にもなり、それは静岡市下水道収入の9%になっていた。
平成7年の年間売上高が約90億円で、紙1kg当たり20円にもなってしまい1Kg 1円の差が企業の勝敗を決めると言われる世界で、どうしようもない状態に追いつめられた。
そこで、少し前から自己処理の努力を始め、市の下水処理場放流水より水質の良い処理を実現し、静岡市に、直接河川への放流許可を求めた。しかし、静岡市は、下水道法10条と「下水道法逐条解説」を盾にとり、どうしても認めなかった。
そこで、裁判になり、静岡市は1審で敗訴したにも拘わらず認めず、控訴審で引き続き敗訴となり、ようよう河川放流を認めた。しかし、その間に安倍川製紙の体力は消耗し、放流が認められてから3年を待たずに工場は操業停止になった(平成19年1月)。
求めている事例と違うため、コメント欄に書こうと思ったのですが、開いてなかったのでこちらにすみません。