タイトルと、あらすじを(可能であれば)、おしえてください。
・ある組織の指揮の下、「とある目的」のために、作戦が決行される。
・大勢の人間が、関わっている。
・ただし、ひとりひとりに出される指示は、「1本の電話を何時にかけて」とかいう、ごくありふれた単純なことだけ。
・「何の目的のために行うのか」ということは、ひとりひとりには明らかにされていない。
・だが、そのことがらが、複数絡み合って、「とある目的」が達成される。
・はじめのうちは、あまり乗り気でなかった主人公も、段々楽しくなってきてしまう。
・・・こんな感じの内容の話だったような気がします。
妄想銀行に収録されている「陰謀団ミダス」が近いのかな、とか思いました。
あらすじは、不景気の中、なんのとりえもない青年が陰謀団ミダスに所属する。
陰謀団ミダスは個人個人にいろいろな指示を出し、さまざまな悪事を働く。
たとえば宝石店を襲うといったようなことだが、実はそれらはすべて仕組まれており、誰も損をしないような陰謀であった。
爆発で店内はめちゃめちゃになり、いたるところに血痕が残っていたが、血痕はすべて血のりで、誰もけがはしていない。
で、そういった事件が起こると、防犯対策が進み、防犯会社が得をする。
犯人はスポーツカーで逃げたのだが、警察はそれを追い切れなかった。すると、スポーツカーの会社は「パトカーよりも速い」とそれとなく宣伝し、警察は「犯人逮捕のために、もっと性能の良いスポーツカーを」と要請する。
犯人を見たという証言をした女性はかなりの美人で、初めは証言者としてテレビに出たが、それをきっかけに芸能人になる。
もちろん女性は陰謀団ミダスの団員。
こんな感じで、世の中全体の景気を良くするために陰謀団ミダスは働いているわけです。
で、青年はそれに最初は感動するのですが次第におかしいのではないかと思い始め、告発することにします。
が、マスコミにかけあってもそこも陰謀団ミダスの手が回っており、青年は精神障害者扱いされます。
オチとしては、「精神障害者を助けるために、募金を……」と青年も経済効果をあげるためのダシにされてしまう、というわけです。
共通点は
・ある組織の指揮の下、「とある目的」のために、作戦が決行される。
・大勢の人間が、関わっている。
・「何の目的のために行うのか」ということは、ひとりひとりには明らかにされていない。
・だが、そのことがらが、複数絡み合って、「とある目的」が達成される。
異なる点は
・ただし、ひとりひとりに出される指示は、「1本の電話を何時にかけて」とかいう、ごくありふれた単純なことだけ。
・はじめのうちは、あまり乗り気でなかった主人公も、段々楽しくなってきてしまう。
です。
青年に課せられた指示は単純だった気がしますが、単純でない仕事をする人もいますね。
あと、最後に主人公は結局不審がって告発に向かうわけですし……
合っているのは大体7割ぐらいではないかと思います。
「わー大変だ」とか叫んで、もし誰かに「何が大変なんですか?」と聞かれたら適当な理由で答えるのが例であったと思います。
タイトルがわからないや。