問題番号[A-7]
ある整数Aと24の最大公約数は8で、
最小公倍数は168である。
Aの値を求めよ。
【答え】56
問題番号[A-13]
身長1.6mの人が4mの高さの街灯の真下から
まっすぐに毎分60mの速さで遠ざかるとき
、この人の影の先端は毎分何mで遠ざかるか
求めよ。
【答え】100m
問題番号[A-22]
袋の中に白玉4個と赤玉2個が入っている。
まず、個の袋から無作為に玉を1個取りだし、
次に赤玉と白玉を1個ずつ袋に入れる。
そして、もう一度この袋から無作為に玉を
1個取りだしたとき、それが赤玉である
確立を求めよ(答えは分数で表わせ)。
【答え】8/21
問題番号[A-24]
画像 A-24.gif A-24.jpg
【答え】0.6
問題番号[A-7]
Aと24の最大公約数が8ということから, Aは「3と互いに素な数」を8に掛けた数(8, 16, 32, 40, 56, 64, 80, 88, ...)ということになります。一方、素因数分解により
と言う事が分かりますが、Aは上に列挙したもののうち7を約数にもつものでないといけません。というわけで56となります。
問題番号[A-13]
単位時間(1分)が過ぎたときのことを考えましょう。このときの街灯-人の頭-陰の先端を斜辺とする2つの直角三角形を思い浮かべてください。この2つの三角形は相似となるはずです。
陰の先端から街灯の真下までの長さをxとします。相似比の関係から
1.6 : 4 = (x-60) : x
という式が成り立ち、x=100が求まって100m/min が答えとなります。
問題番号[A-22]
最初に取り出す玉の色により場合分けをします。
i) 最初に白玉を取り出した場合
まず最初に白玉を取り出す確率は4/6 (=2/3)です。
この後白玉4個、赤玉3個の中から選ぶことになるので、赤玉が選ばれるのは 3/7 ですが、
「最初に白玉が選ばれ、かつその後の試行で赤玉が選ばれる」のは
ということになります。
ii) 最初に赤玉を取り出した場合
同様に、白5個, 赤2個の中から選ぶことになるので
i), ii) の2つの場合は同時には起こらないので加法定理により, 8/21 が答えとして求まります。
問題番号[A-24]
一般にn進数においては、数は
の形で表されます。ここでは8進数なので係数は0-7ということになり、8以上の数字が出たら桁の繰り上げが発生します。桁の繰り上げ以外は通常の10進数と同じように計算できます(ちなみにコンピュータの世界では16進数がよく用いられますが、これは10進数でいう0-15を0-9とA-Fによって表します)。例えば10進数の12はですが、とも書けるので、8進数では14となります。画像の表の3×4や2×6のところを参照してもらえれば分かるかと思います。
問題の分数は、画像に有るように筆算をして0.6と求まります。
(6×4は30, 6×3は22なので, 30 + 220で250になります)。