標準化死亡比について勉強しています。
ネットで入手できる辞典の定義では次の通りです。
栄養・生化学辞典の解説 出典:朝倉書店 (kotobankから引用)
ある集団の死亡率を年齢構成比の異なる集団と比較するための指標で,集団について,実際の死亡数と期待(予測)される死亡(集団の年齢階層別の死亡率とその階層の人口をかけ合わせたものの総和)の比.この値が100以上であると,その集団の死亡率は何らかの理由で高いといえる.
…(←ちょっ
難しすぎですorz
住んでる地域によって平均死亡率が違うという事ですかね?
たとえば、北海道と沖縄とか!
ん。
ちょっとしたはてなでの試みでもあります。
多分、私の理解で間違ったところがあるのだと思います。
ここでディスカッションしながら理解が深められればと思います。
私の理解では、標準化死亡比とは、調査したいグループの中で、一定期間の内に死亡した人数を、ある基準となるグループの同じ期間内にその基準グループ内で死亡した年齢別の人数から計算される死亡予想人数で割った値であると思っています。
死亡率を表す指標には、粗死亡率、訂正死亡率、年齢調整死亡率などがあります。
一番単純な死亡率の計算方法は、単純に調査期間中に死亡した人数を調査した全体の人数で割ったものですが、調査期間が長くなれば当然、死亡率が上昇するため、調査期間が異なるデータ同士を比較できないという問題があります。
粗死亡率は1年間という期間の間なので、その点は改善された指標なのかと思います。
急性の感染症など短期間で死に至る病気であれば、誤差は少ないですが、例えば、発症すると必ず死亡する病気でも死亡するまでの時間(例えば3年)が長い場合、観察期間の長さによって標準化死亡比が異なる可能性があると思います。
書いているうちに、だんだん自分が分かっていないところが見えてきました。
標準化死亡率の基準となるグループの選び方に何か決まりはあるのでしょうか?
標準化死亡率のための調査期間について何かルールはあるのでしょうか?
標準化死亡比について、良い点や問題点について、他に何か考えられるか話したいです。
しかし、そもそも死亡率の計算は、調査期間がとても大事だと思います。
調査期間が100年の研究ならば、どんなに健康な人でも調査期間中に亡くなってしまうので、死亡率は100%になってしまいますよね。