これらのコトバを総称する言語学上の専門用語を教えてください。また、その研究(2音を2回重ねることがいったいどういう効果があり、なぜヒトはそれを好むのか。日本語以外の言語において、そのような構造をもつコトバが多い言語は何か。などなど)を行なっている学者を紹介してください。
これは畳語のことではないでしょうか。
以下に百科事典から抜粋しますね。
畳語(じょうご) [ 日本大百科全書(小学館) ]
同一の形態素を重ねて用いた形式の複合語。「さらさら」のように全体がそうであるものと、「軽軽(かるがる)しい」のように一部が重ねられているもの(重綴(じゅうてつ))とがある。意味は場合によりさまざまであるが、いくつかの類型に分けられる。
(1)複数 人人、木木、山山
(2)反復 重ね重ね、次次、飛び飛び
(3)強調 まるまる、津津浦浦、見る見る
(4)不定 だれだれ、何何
(5)擬音・擬態語 きらきら、しずしず、ごろごろ、やれやれ
このうち(1)から(4)は、基本的には複数を示すものと解される。(5)は、幼児語にも共通する、一種の強調と考えられるものである。
オノマトペ(擬音語・擬態語・擬声語)の範疇だと思います。
2回繰り返すのは日本語の特徴なのですが、言葉の発達過程で「ワンワン」といった言葉が出る「始語」と似ているので、心地よい響きを与えるのではないでしょうか。