4月に納品して5月に入金される場合、4月に売上を計上することを発生主義、5月の入金時に売上を計上することを現金主義といいます。現金主義というのは現金の授受があった時に売上を認識する方法です。税法では発生主義が基本となっています。
http://www.cpainoue.com/mailmag4/back_number4/d_mag4_20050516.ht...
最後の方に記載されています。
【先生】
法人税法では現金主義についての規定はありません。ですから法人はいくら事業規模が小さいからといっても原則通り発生主義で経理しなければいけません。
http://kw.keiei.ne.jp/kw_keiri_1/keiri_1_1780.html
「現金主義」とは、収益・費用の計上時期について、現実に現金の動きがあったときに計上する方法です。
ただし、現金主義では実際の企業活動を的確にあらわすことはできませんので、法人税法も企業会計上も、発生主義によることとなっています。
http://www.nta.go.jp/shiraberu/zeiho-kaishaku/tsutatsu/kihon/hoj...
法人税法基本通達からです。御社の業種によるのですが原則は商品を引き渡した日に売上を計上します。
(棚卸資産の販売による収益の帰属の時期)
2-1-1 棚卸資産の販売による収益の額は、その引渡しがあった日の属する事業年度の益金の額に算入する。
http://www.nta.go.jp/shiraberu/zeiho-kaishaku/tsutatsu/kihon/hoj...
請負契約の場合でサービス業ですと役務の全部を完了した日に売上に計上します。
(請負による収益の帰属の時期)
2-1-5 請負による収益の額は、別に定めるものを除き、物の引渡しを要する請負契約にあってはその目的物の全部を完成して相手方に引き渡した日、物の引渡しを要しない請負契約にあってはその約した役務の全部を完了した日の属する事業年度の益金の額に算入する。(昭55年直法2-8「六」により改正)
面倒だと思われるでしょうが、まずは売掛金を立てた上で入金時にそれを消し込む処理をしなければなりません。八百屋さんや文房具店のように商品をお客様に渡した時に現金を頂く商売以外は上記のような処理をすることになります。