「高病原性」という言葉の意味を調べています。Wikipedeiaで「病原性」を調べると、「(感染してから)発症しやすいかどうか、重症化しやすいかどうか」を高低で表すとなっており、「感染しやすい」という意味ではないようですが、↓の文章から
>農場の方へ
>10年前に経験した口蹄疫ウイルスより高病原性の可能性が出てきました。
>(病原性については、動物衛生研究所で感染実験を実施するでしょう。)
>10年前より、さらに、厳重な防疫態勢を取らないと"1997年の台湾の口蹄疫発生
>(約500万頭の豚を処分)"のようなの事態になるかも知れません。
>厳戒態勢!!
http://www.agr.miyazaki-u.ac.jp/~vet/hygine/HP/index.htm
(「家畜衛生学講座」宮崎大学農学部 獣医衛生学研究室)
5/17になって急に新聞やテレビで「10年前のものより感染しやすいウイルスとされる」と一斉に報道され始めました。公式や公式に準ずる信頼できるソースはほかには見つからないのですが…。
病原性とは病気にかかった際の症状の重篤度や
死亡率の高低を示すもので
今回の口蹄疫のでは「高病原性」かどうか
子牛や子豚の死亡率や
前回との症状の差異が公表されていないので
まだはっきりとはわかりません
宮崎大学獣医学科獣医衛生学教室のお話は
注意を喚起するために使ったと言葉と思いますが
今のところはっきりしているのは
「伝染性(もしくは感染力)が強い」ので
ウイルスの封じ込めができていないということです
ただウイルスの封じ込めができていないということは
感染した牛や豚の体の中での
ウイルスの増殖力が高いということが考えられるので
「高病原性の可能性」という言葉は
その辺から出てきているかもしれません