地球上の限られた資源や、人口過密で将来的に引き起こされる
世界レベルでの環境汚染を考えると、現代では産まないことも
将来的には人類の種の保存や継続に貢献していると思いますよ。
「自分の」というエゴを捨てて、人類全体や地球の将来に貢献したと
考えればどうでしょうか。
その上で、良い両親に恵まれなかった子供の里親や、
フォースターペアレントとして生きる選択というのもあると思います。
産むだけ産まれたところで、実際に育たなければ意味がないので、
産むのと同じくらい、育てるということは大きな社会的貢献だと思います。
もう戦後でもなく、人は動物ではないので、とりあえず産んで
種を増やせばそれでいいというものでもありません。
産むだけでなく、きちんと育ってこその人間です。
周囲の将来の環境も考慮できれば、素晴らしいことではないでしょうか、
また、育児の代わりにボランティアなどに参加して、別の方向から
人類や地球の未来のために貢献するという生き方もあると思います。
不妊だけでなく、妊娠によって命を落とす妊婦もいるのですから、
限りある人生を有効に使う時間を神様に授かったと思っても良いと思います。
更には、逆の発想をすれば、良いことも多くあり、
子供を産んだことのない方は、やはり体型の崩れも少なく、
胸の色もきれいで肌に張りがあり、ゆるみや尿失禁も少なく、
年齢の割にいつまでも若々しい方が多いそうなので、
恋愛を長く楽しんだり、人生を謳歌するのには向いている気がします。
あきらめるも何も…出産や育児に疲れてよれよれになったあげくに
旦那の浮気などに悩むよりは、若さと美しさを神様から
いただいたことに、感謝した方がいい場合もあるかもしれません。
シビアに考えれば、世の中には、自分が生きて行くことさえも
骨の折れる様な、重度の障害を背負って産まれて来た人たちもいて、
そういう人たちも一生懸命、前向きに生きています。
それなのに、自分の運命をいつまでも受け入れられず、
五体満足で日々健康に生かさせてもらっていることさえをも
感謝もせずに、ないものねだりをして悩んでも仕方ないと思います。
不妊の原因は多様ですが、中には、その人の遺伝子を
後世に残さない方が種のためにいいという種の選択の場合もあります。
自然流産の多くもそういう遺伝的理由で起きるものもあり、
一度妊娠した後に流産や早産でなくす死の悲しみよりは、
はじめから妊娠しなかった方が良かったという人もいるかもしれません。
いつまでも諦めきれず、そんなに子供が欲しければ、
人工授精や代理母でも養子でも里親でもいいので、
何らかの形で子供を持って育てれば良いのです。
人類においては、妊娠と出産だけが全てではありません。
また男親の場合、本当の父親が誰か分からないこともあるし、
病院で取り違えられていたりして、もしも知らずに他人の子供を
育てていたとしても、また、逆に知っていて養子として
育てていたとしても、その子供を本当に愛することができれば、
子を思う親心には結局のところは、変わりがないと思います。
妊婦側にもまた、あきらめるべきことがあります。
自分の若さや肌の色つや、美しさなど、やはり、
子持ちとそうでない女性では将来のおばちゃん度が違います。
マリリンモンローのように、自分のキャリアや人生を謳歌して
美しさや体型をキープするために妊娠を諦めた美女も多いです。
世の中には体に負担のかかる経口避妊薬での避妊や
中絶手術をしてまでして、妊娠を望まない女性たちもいるのです。
その人たちの立場から考えれば、恵まれていて幸せだと思います。
ないものねだりでなく、なにがあるのかの方を、
前向きに考えることによって、更に若々しさや美しさ、
そして悩みを乗り越えた人ならではの精神的な強さや、
人間的魅力、やさしさや思いやりなどの長所がのびると思いますよ。
人生を楽しんでいれば、そのうち、他に興味のあることが出て来て、
妊娠・出産・育児以上にやりたいことが見つかるかもしれません。
経済的にも、子供の育児資金に費やす負担も減るので、
同じ収入の子持ちの家庭よりも、時間的にも金銭的にも
自由で余裕のある優雅な生活が送れることでしょう。
好きな趣味に没頭して楽しんでもいいし、
かわいい犬や小動物を飼われても良いかもしれませんね。
それでも、精神的に満たされない部分があるのなら、
養子でも産みの親以上に愛してくれるような子供を
育てられるように精一杯の努力をされれば良いと思います。
里親には年齢制限はありませんので、年齢で焦る必要もありません。
自分の運命を前向きに受け入れ、他に助けの手を差し伸べて、
十代で望まない妊娠をして里子に出されたお子さん等を
養子として引き取って、我が子として育てておられる方は、
実子を育てておられる方と同様に立派だと思います。
しかも、いつまでも若々しくて美しい母親になられるのならば、
過去に辛い経験をされただけに、素晴らしいことだと思いますよ。
「妊娠をあきらめること」=「子供を持つことをあきらめること」ではないのです。
自然妊娠をしても、流産や死産をすることもありますし、
人工授精や代理母や、養子や里親になるという方法もあるのです、
優先順序を決めて人生を計画して、結果的に「妊娠」をして一番
望んでいたことは、「子供を持つ」ということなのではないでしょうか。
「自分の」という遺伝的なエゴさえのぞけば、
現代では不妊症の方でも何らかの形で子供を持つことは可能なので、
子供を「自然妊娠」以外の別の方法で持つことにして気持ちを
切り替えられれば、人類全体の種の保存や子供を持つこと自体は
別にあきらめなくても良いと分かります。
正当な理由があって、若くて美しいまま、子供が持てるのに、
あえて痛い目をして体型を崩しておばちゃん化してまでして
妊娠と出産をあえて経験したいのか、その方が謎でもあります。
妊娠は可能だが、持病などの問題で出産のリスクが高く、
医師の奨めで里親になる方をあえて選ぶ人たちも世の中にはいます。
養子でも実子以上に立派に育ってる方もおられます。
アップルCEOのスティーブ・ジョブスなども養子ですよね。
そして、会ってこともない産みの親よりも、
ずっと一緒に生活してきて育ててくれた育ての親を
我が親として愛している方も多いです。
不妊症の方には妊娠や出産の痛みは神様が免除してくれたようですが、
育児の夢は捨てることはないです。
妊娠・出産などはせいぜい9ヶ月そこそこですが、
育児に加え、里親でも「親になる」ということは一生ものです。
その夢までをも、あきらめる必要はないと思います。
通る道は違っても、目指して行き着くゴールは
同じだと信じてみてはいかがでしょうか。
その上で、本当に何をしたいのかを考えれば良いと思います。
命のゆりかご(赤ちゃんポスト・こうのとりのゆりかご)や
養子・里親制度などは、世界各地にあります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B5%A4%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%9...
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/kodomo/satooya/seido/hotf...
誰かが里親にならなければ、不幸になる子供も世の中にはいます。
猿や狼など、動物でさえ他の動物の子供を育てることがあります。
個人的見解ですが、例え、自分で妊娠して産んだからといって、
子供を捨てたり、児童虐待などをする人が立派だとは思いません。
身体上・健康上の理由で、妊娠して産んでこそいなくても、
子供を立派に育てられた親御さんは立派だと思います。
不妊症のために妊娠をあきらめても、育児の夢はあきらめる必要はないです。
不妊の原因は男性側にあることもありますし、
パートナーをそれでも愛していれば、元は他人だけど、
結婚して家族として一緒に居続けるのと同じです。
養子も元は他人だけど、家族になれる愛すべき存在です。
本当に子供が欲しければ人工授精でも代理母でも養子でも持てばいいです。
妊娠も無理、人工授精も無理、代理母も無理、養子も無理、
里親も無理、フォスターペアレンツやボランティアも無理…
というのであれば、その人は本当に子供が欲しくないか、
あれもこれも絶対無理!自分の遺伝子じゃなきゃ絶対イヤ!と、
子供っぽいわがままを通す時点でまだ親になるには不十分でしょうから、
「まだ親にならなかった方が良かったから」授からなかったのかも
しれなかったのだと考えられて、今はあきらめられた方が良いと思います。
その上で、それでは自分の人生を今後どうしたいのかを冷静に考えれば、
子供の為の人生ではなく、自分の為の人生という、
別の生き方も見えてくると思います。
その上で、もっと精神的に成長して、いつか養子でも里親でも良いので、
やっぱり子供が欲しいと思われたなら、何時でも持てば良いと思います。
今はまだ、子供を育てるとかいう以前に、実際の状況を受け入れ、
ご本人の成長のために必要な時なのだと思われると良いと思います。