古い中国から由来するものらしいですね。
皇帝は南を向いて座り、その左手(日の昇る東側)に座る方がえらいという理屈だそうです。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1212605...
日本の場合、【左大臣>右大臣】です。
左のほうが身分が上なのは、古代中国の考え方に由来しています。
古代中国には、「天子ハ南面ス」という考え方がありました。これは「天子(皇帝)たる者は、太陽に向きあって座すべきものである」という考え方です。(太陽の方角→南、です)
この考え方は奈良時代以前に日本にも伝わり、藤原京以降の天皇の主殿は南側を正面にして建てられました。ここに座す天皇は、南側を向いていたのです。
左大臣・右大臣は天皇の補佐役として、トップクラスの役職です。左大臣は天皇から見て「左側に」立ちます。つまり、東側に立っています。
日は東から昇り、西に沈みます。つまり、東の方が「高位」になります。
だから、右大臣よりも左大臣のほうが高位(身分が高い)のです。
南に向って立った場合、左は太陽が昇る方角なので、陰陽思想によると「陽」に当たり、日が沈む西(=右=陰)より上に当たります。大相撲でも東方の方が上位であるのは、このことによります。