今日5歳の子供から質問されました(リアル)。
※5歳の男の子に対する答えとして回答をお願いします。
(できれば参考リンク無しで解答欄の中だけで納得させられる回答をお願いします)
猿はかしこい生き物です。仲間とやりとりする簡単な言葉を使ったり、道具を使ったりします。
その猿の仲間に、他の猿より少しかしこいグループがありました。
そのグループは、他の猿より生きていくのに有利だったので、どんどん増えて、またそこから沢山のグループが生まれました。
またその中に、さらに他よりかしこいグループがあり……またそのグループが増えて……
そうして、あるとき、その子孫の子孫の子孫の……子孫のグループの一人が「はっ!」と気づきました。
「オイオイ、俺たち猿じゃなくね?人間じゃね?」
こうして、気がついたらみんな人間に「なって」いたのです。
だから、『最初の一人』なんていないんですよ。気がついたらみんなで『なって』たんです。だって、『最初の一人の人間』がいたとしたら、その人はどうやってお嫁さんを見つけるんです?
…と教えて上げてはいかがでしょう。
ご無沙汰してます。id:jo_30さん、絡むの久々ですね。
子供視点パターンですね。ありがとうございます。
>「オイオイ、俺たち猿じゃなくね?人間じゃね?」
これ吹きました。ネタ・ジョーク系にチェックいれてたとしたらいるか賞ものです(笑)。
嫁に見せたところ「一番いい!」と好評でした。
わたしは3歳の頃に、親から「お母さんのお腹からうまれてきたんだよ」と聞かされました。
そう聞かされて、お腹の中にいたのだということは理解しましたが、どこから出てきたのかわかりませんでした。
「どうやってでてきたの? お腹をわってでてきたの?」
そうたずねたところ、親はやや困りながら、
「そうだよ」
と、答えました。
「お腹、きれちゃったの? 血がいっぱい出た?」
わたしはそう聞き返しましたが、親はすべてに「そうだよ」とか答えました。
だからわたしは、お腹の真ん中が縦に割れて(もしくはハサミかなんかで切り開かれて)、そこから赤ん坊が取り出されて、お腹はもとのようにくっつくんだと思いました。
その程度の説明で、わたしは納得しましたね。
作り話ではなく、とてもよく覚えています。
当時住んでいた家にあった家具の配置まで思い出すくらいです。
ついでに言えば、もし「股の間から生まれてくる」と言われても、
へえそうなんだって納得して終わったと思います。
納得する前にいろいろ聞いたかもしれませんけどね。
お話としては面白いのですが、質問の趣旨の「最初の人間」というのは、人類の起源を問われています。(5歳の子供から(笑))
ちょっと質問文の書き方が親切じゃなかったかもですね。
思ったより回答が集まってきてました。回答制限緩くしますので再回答あればどうぞ。
>それはそれでそそる話なので回答が出そろった頃にコメント欄にお邪魔します。
2回回答Okにしましたので、よければご参加下さい。
とりあえず2パターンを考えてみましたよ。適宜、お住まいの地域やご家庭の個性に適した言葉に変換してお使い下さいませませ。
【少し科学的に教える場合】※参考資料http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8E%9F%E4%BA%BA
あのね
パパやママよりえら~い、えら~い、せんせ~がね
そう、えらーい、せんせいだよ~
いっしょ~けんめ~かんがえたらね
にんげんって、おさるさんのなかまみたいだね、って、わかったの
そしてね
そのおさるさんのなかまみたいなのから、さいしょのにんげんがうまれたんだよ~
いつうまれたのかは、くわしくはわかってないけどねぇ
ばしょはだいたい、あふりかみたいってことはわかってるみたい
さっかーのたいかい、やってたとこだよ
【理解できるようになってから分かればいい話だと割り切る場合】
あのね
○○に出てくる××がね
むか~し、むかしの、ずぅ~~~っとまえにつくったの
なにからつくったかは、だれもくわしくはしらないんだけどね
ずぅ~~~っとまえのことだからねぇ
(”○○”にはお子さんのお好きなテレビ番組の名前、”××”にはお子さんのお好きなテレビ番組に出てくる”偉い人的キャラクター”の名前を入れてお使いください)
なるほど、子供目線パターンですね。
ちなみに5才の子供はもうちょっと高レベルな会話でも大丈夫ですよ。
すいませんちょっと今、時間がなくなってきたので続きは夜にオープンします。
相手が5歳なら、
「神様のいる世界で、神様が人間をつくったんだよ。」
…って言えばある程度は納得してくれるかと思います…
うーん、多分無理ですねー。5歳をなめちゃ駄目ですよ。
はやぶさが宇宙から土を持って帰ってきたことを正確に理解できますし、恐竜の絶滅が隕石だと説明してくれますからね。
19件あれば大丈夫だろうと踏んでたのですが、意外と集まってきましたね。
思ったより面白いので枠もう少し広げます。
私なりの回答をさせていただきます。
「最初の人間」とのことですが、厳密に言うとダーウィンの進化論に基づいてということになります。微生物からはじまりさまざまな枝葉を経て猿から人へ進化したと…
また宗教の観点からは「最初の人間(アダム)は神が創った」とあります。
今回、相手は5歳の男の子です。私自身同年代の息子がいますが、嘘やただ納得させるだけのものあってはならないとおもいます。そこで私の回答です。
進化論(科学)と宗教の両方の考え方を言う(わかりやすく砕いていただいて)
進化論 最初は微生物だった
そこからさまざまな生物に進化した
猿が考えるようになって人間になった
だからもとをたどれば微生物が最初の人間(生命)だともいえる
宗教 神様が最初の人間(アダム)を創った
そしてそのアダムがイブを創った
上記を説明すると、また新たな疑問がわいてきます。微生物はどこから?神様はどこから?など…
これらは実際に人類最大の疑問のひとつでもあります。
相手は「最初の」と疑問に思う程、非常に好奇心が強い子です。シンプルな答えで済ますことは簡単ですが、世の中にはわからないことがあり、みんなもそれを知りたいと説くことが重要だと思います。
>嘘やただ納得させるだけのものあってはならない
ここまでは、完全に同意なのですが、その後が風呂敷広げすぎな気がします(笑)。
でも方向性はいいと思うんですよね。
人間も動物もお母さんのお腹の中から生まれてくる。お母さんのお母さん、そのまたお母さん…とたどっていくと、人間の時代は終わりお猿さんの時代になる。更にそのお母さんのお母さん、そのまたお母さん…とたどっていくと、お猿さんとは違う動物に続いていくんだよ。
ありがとうございます。オーソドックスパターンですね。
ダーウィンの進化論チックに。
アメーバ⇒魚⇒蛙⇒犬⇒猿⇒人間と、周りに合わせてちょっとずつ進化したんだよ。
>アメーバ⇒魚⇒蛙⇒犬⇒猿⇒人間
ここまで行くとさすがにダーウィンからは外れてると思います(笑)。
嘘はよくないと思うんですよね。
まだよく分かって無いことも多いけど、凄く簡単に説明すると、土や海水を混ぜたら人間の元が出来て、それが何十億年もの時間の中で変化して人間になったんだよ。
例えば、お母さんの、お母さんのお母さんって何度も何度も繰り返すと、そのお母さんがいた頃の人間の骨を調べると、背が低く頭が小さかったことが分かってるんだ。
更に、お母さんの、お母さんのお母さんって何度も何度も繰り返すと、もっと背が低く頭が小さい人だったんだ。ちょうど、お猿みたいなかんじだね。
お猿さんはお母さんはまったく似てないよね。
こんな感じで、お母さんの、お母さんのお母さんって何度も何度も何度も何度も繰り返すと、はじめは土や海水から人の元ができたって言われてるんだよ。
繰り返し話法で畳み込み! ですね。よくやります(笑)
>土や海水を混ぜたら人間の元が出来て
ただここは現時点では未解明なので(たんぱく質がどうやってできたのか)そこまで風呂敷ひろげなくていいと思うんです。
人類の祖先、という趣旨でいいんです。
リンクはダミーです。
7歳の男の子,5歳の女の子の父親です。
そうした質問を受けたときには,「まだわからない」と答えることが多いです。
幼稚園がミッション系なので,神様がお造りになったという答えを幼稚園ではもらっていますが,それとは別にいろんな考え方があって,まだ確定したわけではないことを話します。これに限らず,わかっていないことはまだまだ山のようにあることも伝えてあげればよいかと思います。
そのように,この質問に対する答えだけでなく,いろんな考え方があってかまわないことをよりメタレベルではわかってほしいという思いもあります。自分が見えているものしか見えてないで判断するのでなくて,自分と異なる考えを尊重すること,最終的には自分で判断できるようになったときに自分で考えて答えを見つけてもらえばよいということなのです。
>幼稚園がミッション系なので,神様がお造りになったという答えを幼稚園ではもらっていますが,
それ、すごい参考になります(ミッション系ってどうやってるのか未知の世界なので)
なかなか面白い意見がいっぱいなのですが、また時間がなくなってきたので続きはまた後ほど。
(懐かしいIDや久々のIDも参加いただいているようなので楽しみにしておきます)
人間は、生まれたんじゃなくて、
お猿さんが環境に適応するために、だんだんと進化して、今の形になったんだよ。
と、教えてあげれば良いかと。
(ダーウィンの進化論も最近は怪しまれてますが・・・)
だから「最初」の人間っていうのはどこからか分かんないんだ。。。
でもお猿さんが、人間の先祖だよ、って。
お子さんは、
「えっ、じゃあじゃあ、お猿さんはどこから生まれてきたの?」
ってなるかも・・
そしたら、お猿さんも、もっともっと違う生物から進化したんだよって。
進化論自体の前提も、非生命体→生命体の突然変異が前提ですから、
いっちばーん最初はね、ちっちゃいカビとかコケとか、そういうのからできたんだよ、って教えてあげましょう。
アダムとイブの話を教えてあげた方が簡単かも・・・笑
>アダムとイブの話を教えてあげた方が簡単かも
ふふふ、この質問の奥深さがだんだん露呈してきましたね。
ダーウィン進化論は現在では絶対ではないですし、ホモサピエンスは猿から進化したわけではありません。
(なので猿から生まれた、というのはできれば言いたくないのです)
その辺を嘘をつかずに、さらにどうやって5歳児を説得させるか、実は2ステップの難問なのです。
>だから「最初」の人間っていうのはどこからか分かんないんだ。。。
これでもいいのかもしれないですね。
こういう正解の無い問題って萌えますね。
http://georoom.hp.infoseek.co.jp/7old/4history/16homo.htm
素直に
>私たちホモ・サピエンスは約20万年前、アフリカに登場しました。
で良いのでは?図鑑とかにある進化論の絵(魚がだんだんヒトに鳴るやつ)を見せながら話せば何となく納得するのではないでしょうか?
ありがとうございます。
「5歳児」の方の難問をバッサリ切っちゃうやり方ですね。
それはそれでいいと思いますが、設問条件が、
【できれば参考リンク無しで解答欄の中だけで納得させられる回答をお願いします】
もあるので沿っていただけるとありがたいです。
僕、教えてほしいんだね。
人間は、おさるさんがしんかしたものなんだ。
ありがとうございます。
id:wsx-1234さんは小学生かな?(他の質問を見てます)
>人間は、おさるさんがしんかしたものなんだ。
子供目線にするにしては進化という言葉は難しいのと、先に書きましたが「人間は、おさるさんがしんかしたもの」が正しい知識ではないので、あまりよくないかな。
一行目の意味がよく分からないのだけど、"僕"という一人称はwsx-1234さんのことかな?
多分、こうやっていえばいいかも?→川から桃が流れてきてそれを拾って桃を切ったら赤ちゃんが産まれたんだよ
うーむ。
id:SYOUTA0704さんは小学生かと推察しますが(論理的に判断できました。別に悪くはないですよ)、
もし、自分が同じ疑問(最初の人間はどうやって生まれてきたのか?)を持ったときに親からその説明をされて納得できるかな?
ちなみにうちの5歳の場合はソッコーで「えーそれ桃太郎だよ!」と突っ込み入ります(笑)
(あるタイミングで13歳制限をわざと外してみたのだけど、年代も回答に含めるようにしてもらった方がよかったかもですね)
二度と聞かれないように、怖い回答をしてあげたらどうかしら?
それはいつ生まれたのか誰も知らない。(な~んだ、パパ知らないのか)
暗い音の無い世界で、ひとつの細胞が分かれ増えていき3つの生き物が生まれた。(ゴクリ。)
彼らはもちろん人間ではない。また、動物でもない。(えぇ、なに?)
だが、その醜い体の中には正義の血が隠されているのだ。(・・・・・)
その生き物、それは人間になれなかった
妖怪人間である。(ギャ~、子供、走って舞台裏へ、暗転)
あれ、最初の人間じゃなかった・・・汗。
はっきり言えば誰にも正確なところは分かっていません。
ちょっとぐらい偉い人でも分からないものは分からない。
なんせ遠いとお~い昔の事ですから、、、
long,long time ago,
(ここでスターウォーズのテーマ)
はるか昔、ビッグバンにより宇宙が発生し、
(それ以前の事はやっぱり分からない)
星々ができました。
ずいぶんのちに太陽系も形作られ、地球も惑星の形になりました。
そしてさらに時が過ぎ、マグマ状だった地球も冷え、地表に海もできました。
そしてさらにさらに膨大な時が流れ、なぜか突然、地球の海にバクテリア状の生命が誕生したのです。
最初に誕生したのはアメーバのような単細胞のバクテリアのようなものだったと考えられていますが、具体的にどんな生物で、そしてそれがどのようにして発生したのかはよく分かっていません。
たぶん、そういう事だったのだろうと推測されているだけです。
そして、さらにさらにさらに長い年月の流れの中で、その単細胞生物は多細胞になり、徐々に進化して魚のような生物になりました。
そして、さらに、さらにさらに、さらに長い年月のあと、その魚は陸に上陸し、陸上で生活できる生物へ進化しました。
そして、さらに、さらにさらにさらに、さらに長い年月の進化の過程で様々な生物が生まれました。
昆虫や恐竜、鳥などです。
そしてさらに、さらにさらにさらに、さらに長い年月の進化のあと、猿だった生物が徐々に人間のように進化していきました。
そして、現在のような人類に進化してきたのです。
風呂敷大き過ぎです(笑)。
多分今までの回答の中でもトップクラスですね。
ビックバンからスタートとはsebleさんらしいですね。
ところで、5歳児という設定は端からぶっとんでないでしょうか?
アフリカです。
wwwwwwwwwwwwwwwwwwww
今まで草は生やしたことないのですが、
「8歳です」に免じて参加賞だけは進呈します。
いきなりすいません。
そんな時は上の回答者様と同じような意見なのですが、「むかしのおさるさんたちからうまれたんだよ~」と、真実(!?)をわかりやすく説明してもいいと思いますし、「どうやってうまれたんだとおもう?」と、質問返しでも・・・(良くないか;
また、もう少しお子さんが大きくなるまでは神様のせいn((すいません
「最初の人間」と言う事ですのでこんな感じで良いんですよね(^^;)
私自身まだ子供っちゃ子供ですので偉そうな事は言えないんですけどねー;
いきなり失礼しました~
>そんな時は上の回答者様と同じような意見なのですが
いきなりすいませんが、この手のやり口はalpinixの、とある線をぷっつり切ってしまうので不適切な回答にチェック入れときましたー。
うまく話せないかもしれませんが、見るだけ見てやってください(汗)
もともと人っていうのは、今の猿みたいなもの。ところが、その猿がだんだん人の形になっていった。その人になった猿が子供を産んで、産まれた子供が大きくなってまた子供を産んで…
それを繰り返し繰り返しやっていって、今みたいにたくさん人がいる世界になった。
5才の子へどのような言葉で話せばいいのかが分からないので、この回答を読んであげてくれると嬉しいです
ありがとう御座いました。
misati-ko さんは中学生ですかね?
(やっぱり年代くらいは申告にしておく方が楽しめたか、と少し後悔)
実はこの設問「人間はどこから来たのか」という哲学の設問としての回答も有りうるかな? とも思っているのでもう少し色々な意見が聞けると楽しいですね。
その上で5歳児というハードルをクリアできるとすばらしい!
とりあえず「どこから」というのは場所の話ではなく、誕生の過程を尋ねるものとして回答しますが、
人間だけじゃなくて、この世界にあるモノは全部地球から生まれた。
元々地球には「土と水と火と風(空気)」以外何も無かった頃があったわけだけど、今ではいろんなものがある。
ということは、今この世界にあるいろんなものは元々は『全部土と水と火と風(空気)』から出来ているということになる。
分かりづらいだろうけど、土にも水にも火にも風にもいろんな種類がある。
例えば黒い土もあれば白い土もあるでしょ?そういうたくさんの種類の土と水と火と風があれば、何だって作れる。
何だってというのはつまり、土と水と火から人間を作ることも出来るというわけ。
でもその作り方は難しい。作り方については今のところ誰も知ってる人はいない。
例えば、泥団子みたいな簡単なモノなら君でも作り方は分かるよね。
土と水を混ぜて丸くして火と風で乾かすだけ。
だけど、お茶碗の作り方となると、もう君には分からないんじゃない?
あれもある種類の土と水を合わせてあの形にして、火で焼いているんだ。
さらに、この電球の作り方なんて全然分からないよね。
これは何十年もかけて、土と水と火と風を混ぜたり分解したりして別のモノに変えたり、
土と水と火と風を使って新しい「電気」っていうモノを作る方法を考えて、
それをうまいこと組み立てて・・・っていうふうにしてあるんだけど、
そんなの君にも僕にももう分からないよね。
それと同じで、人間の作り方となると、難しすぎてもう誰にも分からない。
知ってるとすれば、地球だけ。はるか昔から全てを見てきた地球だけが人間がどうやって作られたかを知っている。
でもたくさん勉強して、ずーっと勉強し続ければ、人間にも分かる日がくるかもしれない。
そしてそれを最初に分かるのは、君かもしれない。まぁ無理だろうけどw
まぁ、一般常識としての「土・水・火・風」から全てのモノが生み出されるという説明をしただけなんですが、ちょっと長くなってしまいました・・。
それにしても、5歳で人間の誕生について考えるとは思慮深いお子様ですね。
まぁ自慢ではありませんが、私は小学校に上がる前に、既に女の子の生殖器について興味を抱いておった記憶があります。
こちらが回答するのではなく、ryota11さんから回答を貰えるとは(笑)、そっちの方がびっくりしました。
>5歳で人間の誕生について考えるとは思慮深いお子様ですね。
どこまで考えてこの疑問が出たのかは謎ですが、恐竜の絶滅や人類の進化は年間パスのある科博で理解済みのはずなので、茫漠とはしながらも祖先の祖先は・・・? となったのだろうとは思います。
四大元素的な考え方は嫌いではないのですが、逆に少し早いかなー。この手の思考をあんまり早めに植えつけると思考が偏りそうなので。
最初の人間はアフリカの「ミトコンドリア・イヴ」だといわれています。間違っていたらすいません。
>間違っていたらすいません。
ええっと・・・・突っ込むのはやめときます(間違っているか、若しくは間違っているか、はこれで察して下さい)。
___________________________________________
一日で結構な数の回答がつきました。
パターンとしては子供目線型、5歳児という前提を切り捨てて科学的回答型(だとしても純粋な正解はなさそうなのですが)、宗教型、その他(妖怪など)と大雑把に4つのパターン(とそれらの混在型)がでましたね。
途中で、ちと質問者なりの解説をいれましたが、この"人類の根源的な問題"はそれだけでもかなりな難問だということは承知の上です(笑)。
その上で5歳児を相手に、ということで更にハードルを上げていることはここまで読んだ方はお気づきのことと思います。
完全に満足な回答は未だないのと、予想外の面白い回答やいろんな考え方、楽しいIDの乱入があったのでもう少しひっぱることにします。
ただ、中盤から外していた13歳制限は、ここら辺で一旦締め切らせていただきます(13歳以下の方から期待できる回答パターンは出尽くした感があるためです。「私ならここまでに出てない斬新な回答ができる!」という方がいれば、申告いただければ、再解放します。
"人力検索"に知の限界があるのか? もう少し一緒に楽しみましょう。(週明け水曜日くらいまではひっぱります)
「宇宙の果て」や「一番小さなもの」を考えてごらんと返して哲学的思考に誘うのも手かも。
回答ありがとうございます。
人は初めは猿で、
後から、
アウストラロピテクス、
北京原人になっていまの人間、クロマニョン人になっている!
この事をお子さんに教えてあげてください!
いまどきの中一の文化人類学の知識レベルはここまでの回答で大体わかってますんで大丈夫です。(これはテストではないので分かっている単語を並べても部分点が付くわけではないんです)
id:mrsaitouyusukeさん、多分これから勉強して学ぶことは多いと思いますので頑張って下さい。
科博が好きなお子さんなんですね。「茫漠とはしながらも祖先の祖先は・・・?」ということですので私なりの考えを答えてみます。
文章にするのがうまくなくてすいません。
人間の祖先の祖先はね、魚じゃないかなって思うんだ。
その理由はね、赤ちゃんの体がお母さんのお腹の中で育っていく順番を知ってからそう思うようになったの。
赤ちゃんは最初小さな1つの細胞だったの、その細胞が分裂を繰り返していくうちに、赤ちゃんは魚みたいな形になるの、魚と同じでエラもあるんだよ・・・そしてまた細胞分裂をくりかえして次は爬虫類、トカゲみたいな形になってね・・・エラはなくなるの、そして動物の形になって手も出来るんだけど最初は指の間に水かきもあるんだよ、かっぱさんみたいだね・・・それからも細胞分裂をくりかえして、生まれてくるころには人間の形になってるの。
だからね、お母さんのお腹の中で赤ちゃんが大きくなる順番をしってから、人間のずっと昔の祖先は魚じゃないかなって思うようになったんだ。
なるほど、発生生物学の論理ですね。
それは頭から抜けてました。
面白いですが、さすがにちと早いかもですね。
(数億年単位の進化過程と母体内での細胞分裂を同列で考えるには、もう少し色々知識が必要かなあと)
でも今までにない回答で参考になりました。
同じことを子供に聞かれた経験があります。
この頃の子供は大人はなんでも知ってるって思ってるんですよね。
でも、 ”真実”が存在するって勘違いさせちゃだめだと思います。 真実は作るもの。
まずは「いろいろな人がいろいろな意見を持ってるけどまだ答えは出てない よくわかっていない」って答えないといけません。
それ以外の回答は嘘、もしくは答えになっていません。
さらに「どういう生き物を”人間 ”と呼ぶのかもはっきり決まっていないし、世の中まだまだ分かんないことだらけ」。
最後は「がんばってお前が答えを見つけてね」でした。
>真実”が存在するって勘違いさせちゃだめ
そうですね。それは同意です。
僕も安易に応えられなくて保留にしていたんです。
>最後は「がんばってお前が答えを見つけてね」でした。
や、もう少し頑張りたいです。まだまだあと数年は万能の父でいたいので・・・。
【最初の人間はどこから生まれたのか?】
「『神さま』が作った」が、昔からの答えです。
これでは、「神さまは、だれが作ったのか?」に、答えることはできません。
「神さまは、ずっと昔からいた」「神さまは、天と地をつくり、人間をつくった」
これが、ややくわしい説明です。 聖書の「創世記」も、この線の説明です。
「神さまは、何から天と地を作ったか?」
「神さま」は、「宇宙に存在したものから、天と地をつくり、人間をつくった」
この答えは、「宇宙に存在したもの、物質から人間をつくった」が前提です。
すなわち、「物質は、神とともに存在していた」が前提です。
「神」が永遠であれば、物質も永遠でなければなりません。
「神」が永遠で、物質が無からつくられたとの説明には無理があります。
すると、第1のかぎは「物質は、永遠である」です。
「物質は、永遠であり、つねに形を変え、変化する」これが、物質の性質です。
物質は、物質以外のものから生まれることはなく、物質以外のものになることはありません。
生命・精神は、「物質のひとつの存在の形」です。
物質は、つねに変化し、形を変えてゆく ─ これが、宇宙・生物・人間の誕生の真実です。
「神」と物質の関係は、どうか? 3つの答えがあります。
1「『神』が物質をつくった」 2「『神』と物質とは共存していた」 3「物質から神が生まれた」
3の「物質から神が生まれた」は、以下の概念を単純化した記述であり、「万物の起源は物質である」と同義ですが、単純化されすぎで理解困難です。
「物質から生命が生まれた」「生物は原始的な生命体の進化の結果である」「生物の進化の過程で人間が誕生した」「人間が宇宙の起源として『神の概念』による理解を生んだ」
哲学では、一応1は「観念論」、2は「二元論」、3は単純化された「唯物論」に分類されます。
いずれも、物質の起源を考えた場合の答えである「神」についての説明の考え方です。
「神」を信じるかどうかは、宗教上の問題です。
「霊魂・占い・血液型」なども、複雑な問題に対する単純化された俗信で、信じるかどうかの問題です。
ただし、「占い・血液型」信仰のレベルでは、社会の問題を理解できず、財政・年金の危機化の問題を理解・解決できません。 政治家の中にもこの俗信を信じている人も多いようです。
ここでは、宗教や俗信は、人間や、社会生活の問題にたいする1つの解答であると理解します。
まとめると、物質・宇宙・生物(生命)・人間・精神の起源の理解には、2つあります。
万物の起源は、創造主(そうぞうしゅ)あるいは「神」であるという、宗教的な理解がひとつ、
万物の起源は、物質であるという理解のふたつです。
おおざっぱに定義すると、宗教的な理解と科学的な理解の2つです。
しかし、この2つも単純化されすぎていて、初歩的な誤解・論争のもととなります。
【最初の人間はどこから生まれたのか?】の問題には、2つの立場があります。
「神・創造主」が起源という、宗教的な理解 ─ この理解をとれば、それが最終的な理解です。
もう1つの立場、「物質が起源」という理解 ─ この理解では、まだ解明点はたくさんあります。
ここでは、後者の立場をとりますが、人類のながい間の問題で、単純化はよくありません。
その理解の出発点だけを以下のようにまとめ、以後の説明は別にゆずります。
物質には、初めがなく、終わりもない。 形を変え、つねに変化する。
宇宙・生物・人間・精神も物質に由来し、物質を起源とする。 しかし、永遠に現在の形ではない。
人間は、社会生活が複雑になるともに、子供が成長するように、その精神活動も複雑になる。
その過程で、宇宙・生物・人間の起源を考え、その1つの理解として、「創造主」の理解を得た。
「創造主」を解答と理解すれば、その理解はそれが最終となる(そのために理解しやすい)。
物質が万物の起源であるとすれば、現実と一致しているが、まだ理解することは無限にある。
PC 公平な放送を!
ケータイ 公平な放送を!
回答ありがとうございます。宗教系ですね。
コメントには書いてあったんですが、この手の話法を使うことはないと思います。
で、加えて申し訳ないですが、URL無しでと書いてあるにも関わらず"私的な政治的アピールURL"を記載されると、不適切な回答 にチェックをいれざるを得ません。
最初の人間かぁ。難しいねえ。
じゃあ順番にさかのぼっていこうか。時間を戻していくよ。
○○くんにはお父さん・お母さんがいるよね。
そのお父さん・お母さんにもやっぱりお父さん・お母さんがいる。
○○くんから見れば、おじいちゃんとおばあちゃんだね。
おじいちゃんとおばあちゃんにもお父さんとお母さんがいる。
もちろん、みんな人間だ。
じゃあ、それがどのくらいさかのぼれるか。
どんどんたどっていくよ。
今、日本にはいっぱい人が住んでるけど、むかしは人はいなかった。
いろんな時代に、いろんな方向から人がやってきたんだ。
細かい流れはいろいろあるけど、ずっとさかのぼるとどこに行くと思う?
むかしむかし、人はアフリカにしかいなかったんだ。
今、世界中にいる人たちのお父さんとお母さんをたどっていくと、みんなアフリカにたどりつく。
アフリカから世界中に旅立っていったのは、だいたい5万年前くらいって言われてるよ。
5万年っていうのは、○○くんが今5歳だから、その1万倍。想像できるかな?
でもそこが始まりじゃない。
アフリカで人間は長いあいだ暮らしていた。
お父さんのお父さんのお父さんのお父さんの……ってさかのぼると、だんだん人間からサルに近い感じになっていく。
それをさらにたどっていくと、サルやゴリラやチンパンジーのお父さんのお父さんのお父さんの……ってさかのぼっていったのと同じところに合流してしまうんだ。
サルと人間は同じ先祖を持ってるんだね。
もっとさかのぼることもできるけど、じゃあ、最初の人間はどこから生まれたのかな。
実は、「この人が最初の人間です!」って区切りをはっきりつけることはできない。
だって、サルからだんだん分かれてきて、最初のころは「なんかちょっと違うかな」と思っていたのが、だんだん「だいぶ違うな」ってなって、そのうち「人間とサルは全然違うな」って感じになっていったんだ。
じゃあ、どの人が最初かってことはきちんと言えない。
だから、「最初の人間」っていうのははっきりと言えない。
世の中には、そういうふうに、はっきりしないこともある。
でも、それをじっくり調べてる人もいるし、少しずつ新しいことがわかってきたりもする。
答えにはならなかったけど、答えは出せないんだ。わかるかな?
綺麗な話法にまとめていただいてありがとうございます。
id:matsunagaさんはこういうことを説明したことがあるんですかねー?
ここまで何票かありましたが、「確かなことは未だ誰にも分からない!」という前提を押し出すのが今は一番いいのかもしれませんね。
カイルの子孫 ~ とさものがたり ~
昔々、エンデ村で、悪魔のヤベエが、泥人形を作ったとさ。
アトムと名づけたが、淋しそうだったので、妹のイーブも作った。
アトムに山で芝を刈らせ、イーブには川で芋を洗わせた。
イーブは、川上から流れてきた「赤リンゴ」を拾った。
イーブは、誰にもナイショで「赤リンゴ」を食べちゃった。
アトムも、木から落ちてきた「青リンゴ」を拾った。
アトムは、イーブに「青リンゴ」をプレゼントした。
イーブは、初めて見たフリをして「青リンゴ」を捨てちゃった。
二人のようすを、ヤベエが見てしまった。
アトムは愚か者で、イーブが嘘つきだと知って、二人を叱った。
叱られた二人は、エンデ村から逃げだし、二人の男の子を育てた。
カイルは弟のアビルから「黄リンゴ」を奪い、殺してしまった、とさ。
(未完)
>>(未完)
吹きました。
ええっと、感想はいいですよね(笑)
いつもどおりのご回答でありがとうございます。
聖書系ですね。
________________________________________
ちなみにサンデルの件ですが、"トロッコ問題"で検索するといろいろ出てくるので、次回の参考にしてください。
(僕は記憶があやふやなまま「鉄道問題」と書いてしまいましたが正しくはトロッコ問題です。そしてこれはサンデルが考えた問題ではないです)
「最初の人間って、最初の一人って事だよね?」
「○○(お子さんの名前です)はお母さんのお腹の中から生まれてきたって言うのは分かるかな?」
(以上、前提です。ここがダメだったら私にはどうしようもありません)
科学的回答型をベースに宗教方面にも配慮してみました。突っ込まれないように緻密に練り上げた積りですが、逆に言えば突っ込まれたらほぼ終わりです。小出しに話していくのが良いかなとも思います。
こういう根源的な質問をするという5歳児には、逆に子供目線は失礼だと思います。「難しすぎる」と言われたら、そういう質問をしてしまったんだと諭す方向に持っていくのが最善じゃないかなぁと思い最後のセリフを入れました(『その他(妖怪など)』も、これはこれで緻密さがあるんでしょうが逆に私に難しすぎます)。
>こういう根源的な質問をするという5歳児には、逆に子供目線は失礼だと思います。
その発想は買いです。
>科学的回答型をベースに宗教方面にも配慮してみました。
個人的にはそっちへの配慮は未だ要らないかなーと。どちらかというと保育園で変なことを言いふらさない程度でいいかと。
子供の想像力をかきたてるには「いくつか今分かっていることの例示」が必要かもしれないですね。
その上でコメント欄にあったワールドカップをやっているアフリカ南部、をキーワードに出すのが時期的にはいいのかもしれません。
「人間」というのはね
漢字で「ヒト」の「アイダ」って書くんだよ
だから「人間」という言葉のホントの意味は「たくさんのヒトが住む世の中」
ヒトは一人でも「人」だけど,人間は一人では人間になれないんだ
ホントは「最初の人間」なんていないんだよ
ヒトがたくさんいて,お互いに助け合って生きていけるようになって初めて「人間」になれるんだ
今だってヒトはたくさんいるけど,「人間」になっているかどうかは分からない
早く「最初の人間」が生まれるといいね
なるほど、哲学? 系のなぞなぞですね。
これはこれで面白いです。
__________________________________
せっかく絡めたので(こういうの多いな今回)、老婆心ながら・・・・
例の質問のコメント欄ですが恐らく歴代質問の最長不倒に到達していると思われます。
先に沈黙した方が負け的な空気を漂わせてはいますが、ぶっちゃけ新たにアンケートなど建てても、
「そもそもそのアンケートにすら興味はないよ」という人が多数派であろうと思われます。
弟(6つ下)に言われたのを思い出しました。
オイラ中学1年生、弟5歳ぐらいのころです。
本の虫だったのでいわゆる進化論を知ってました。
オイラ「人間ってもともとサルだったってさ。」
弟「え、ほんと!?」
オイラ「だって、サルも手使って食べるじゃん。犬は手使わないでしょ?人間と一緒だよね。」
弟「あ、そうだ!おにーちゃん頭いい!」
オイラ「お前もちゃんと勉強しないとサルに戻っちゃうかもな!」
弟「えーやだー!勉強するー!!」
てな感じでした。
うそをつきまくった結果結果でしょうか。
中学生になると弟はグレてしまいました。
高校すら行かないぐらいに。
まあ今では素直でいい子です。
お兄ちゃんの言うこと聞かない悪い子はゲンコツです。
いかついかっこして、いかにも危なそうな弟ですが、法に背くことはありません。
成人したことも理由のひとつですが、オイラの存在がある種のトラウマらしい。
人間結局恐怖には弱いんです。
・・・書いていたらぜんぜん解答になってないことに気がつきましたが、せっかくなので参加させてください・・・。
ポチッ)つ[の内容で確認する]
>「お前もちゃんと勉強しないとサルに戻っちゃうかもな!」
吹きました。「黒のえびせん うま塩こしょう味 極太タイプ」をふきだすくらいに。
回答ありがとうございます。言葉のあやですが、反面教師にさせていただきます(笑)。
>・・・書いていたらぜんぜん解答になってないことに気がつきましたが、せっかくなので参加させてください・・・。
いえいえ僕はそういうのは大歓迎です。思考を重ねた上での回答は尊いもんです。
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さて宣言どおり水曜日まで引っ張ってみましたが、そろそろ回答のつき方も鈍ってきたので締めさせて頂こうと思います。
回答いただいた方、コメント欄に参加いただいた方、ウッォチリストに入れていただいた方、ありがとうございました。
途中までは、alpinixなりのまとめ回答を正回答として、最後に投稿しようかなとも思っていたのですが、皆さんの多種多様な回答を無理にまとめるよりも、もやもや感を残したままで次に引き継ぐのもありかなーと感じてきまして(他の質問の他の局面でそういう意見を拝見した)、敢えてまとめずに終わらせようと思います。
こういう唯一の正解が無い質問も沢山あります。というかそっちの方が多いかもしれません。そういう問いかけに人力検索が立ち向かえるという一つの形も見えたことは収穫かなあと考えています。
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と、ここで宣伝御免ですが、alpinixはもう一つ別の質問を立てています。
http://q.hatena.ne.jp/1278389117
【あなたのお宝を教えて下さい】
あなたが大事にしているお宝を教えてください。回答者ご自身が『これはいいものだ!』と自画自賛しているものでお願いします。高価である必要はありません、"こんなお宝もあるんだ!世の中広いなあ"と楽しむのが目的です。
回答条件1:必ず"お宝"の画像を解答欄に貼ってください。(フォトライフ経由が確実です)
回答条件2:必ずコメントで『これはいいものだ』の根拠を熱く語ってください。
回答条件3:生物・貴金属・壷は除外でお願いします。
これをご覧になっている方々で是非参加いただける方は三つの条件をよくお読みいただいて参加いただけると幸いです。
こっちの質問は12歳制限は最後までかけない予定です。
「最初の人間」の話だったのですね。
ごめんなさい、0ポイントにしておいてください。
それはそれでそそる話なので
回答が出そろった頃にコメント欄にお邪魔します。
ワールドカップサッカーをやっている南アフリカの海岸の洞窟で生まれた、というのはいかがでしょうか。
写真測量とリモートセンシング
Vol. 48 (2009) , No. 1
情報ルーム
ゴンドワナランドの分裂と人類の誕生
-南アフリカにおける2つの巨大隕石衝突跡と2つの人類遺跡の相関- 41-44
得丸 公明
公開日: 2010/03/02
[抄録] [PDF (576K)]
http://www.jstage.jst.go.jp/article/jsprs/48/1/41/_pdf/-char/ja/
こどもの発言原文そのままですのでいいように解釈いただいてOKです。
>ワールドカップサッカーをやっている南アフリカの海岸の洞窟で生まれた、というのはいかがでしょうか。
それもいいですね。
自分の子供の頃のことを思い返すとですね、
「世の中の誰も答えを知らない」というのを、わりと小さな頃から理解できたと思うんです。
それを強く感じたのは、人間の起源ではなく、宇宙の果てについてです。
宇宙はどんどん広がっているということはわかっているのに、
宇宙の果ての外側に何があるかは誰も知らない。
誰にもわからないことが世の中にはあるんだーとわかった瞬間、
とてつもなく不思議な気持ちになりました。
そういう記憶があるので、
自分だったらいろんな話をした上で、
結局わからないってことを話しますね。
しつっこくいろいろ聞き返されるでしょうけど、
わからないものは、わからないって。
猿みたいな生き物から進化したんだよとも教えるでしょうし、
アダムとエバの話もすると思うし、
イザナギ・イザナミが空から降りてきた話もすると思います。
中国の女神が泥にひたした縄をふりまわして、
そのしぶきから人間が生まれた話なんかもするかもしれないです。
「どれが本当だと思う?」って……聞いてみたいですね。
繰り返し話法でたたみ込みたいわけではなく、生物の性質として、何度も繰り返すと様々な物に変化するのは科学的に正しいと思います。この事を伝えたく例を出しました。また、たとえ、未解明だとしても1つの可能性としてあると伝えることは必要かと思います。全て分かっているわけではなく、分からない事があるというのは、子供にとって非常に新鮮な体験であると思います。日本の教育では全ての疑問に答えがありますからね。
また、私なら、人類の祖先はなぜ生まれたの?と聞きたくなりましたので(人では無く宇宙の終わりについて聞いたことがありますが・・・)敢えて45億年前までさかのぼってみました。おそらく、人類の祖先では納得しないんじゃないかと思っています。
長い時間で生物は変化するという事を丁寧に説明することが肝要かと思いこの例にさせていただきました。
ただ本当は言葉ではなく、進化の挿絵のあるホームページで説明するのが一番の良いように思います。
知恵のある猿が、
自然の驚異の中に神の姿を想像して、
神に近づきたいと思って、立ち上がって人間になったんじゃないかと
思ってます。
人はどうして変化したのか…という所を説明しますね。例えば、人がずっと水に住むことになったら、道具とかを使って生きられるようにしますよね。少し違うかもしれないけど、そのようにその状況でも生きていけるように、人の元である猿はだんだんと今の人の形になっていった…
前の回答とかぶってるかもしれませんが一応書きました。見て下さったら(出来たら)お返事下さると嬉しいです
すまない、多分、間をはしょりすぎだと思うんだ。
それでは私含めて読んでいる人に伝わらないと思う。
>見て下さったら(出来たら)お返事下さると嬉しいです
取りあえず返信しておきます。
回答の意気込みは(前向きに)受け取ったつもりです、が、再解放するまでには至っていないとだけお答えしておきます。
補足ありがとうございます。
コメントでお書きくださったことは、理解できますよ。(全面賛成ではないですが)
>全て分かっているわけではなく、分からない事があるというのは、
他の方のコメントにもありますが、子供の知識欲を高める上ではその論法もいいのかも知れないですね。
>Mathusalaさん
ありがとうございます。そういう超展開は個人的には嫌いではないのですが、今回はその手を使わないで、説明したいんです。
http://www.karakuri-nendo-yuenchi.com/oyonokai/
・ゴンドワナランドの分裂は隕石のせいだった
・Meteritic Impact Caused the Breakup of Gondwanaland Hypothesis
・洞窟の中で言語獲得仮説
・Inside Cave Evolution Hypothesis
ここんとこ回答してないのにさっきから急にグレーボタンが増えました。
(かわいい雑貨屋さんは間接回答拒否の閾値が低いらしいことが判明)
まあ、そっちはなんとなく理由は分かりますが、この質問が急にグレーボタンになった方は既に回答済みの方の場合もあるということで。
子供にはどう伝えるかはまだ迷っていますが、とても参考になる意見をいただき、方向性は見えてきました。
どう考えてもjo_30さんのが一番いい回答ですね。
--
主題1:5才で進化論の大まかなイメージがあるものとして最初の「人間」ならば、「サルと人間の境目」をどこに置くかによる。現在では「アフリカにいたある類人猿の一匹が人間とサルの境目」とする学説がある
小生も調べたわけではありませんし、現在の人間のDNAを調べていくとどうやらアフリカあたりの一人に行き着くらしい、という(間違っているかも知れない)知識程度しかありませんが、こんなイメージでどうでしょう?
この説明のキモは「最初の人間」という概念(考え・イメージ)を持つ以上、連続した進化の中に(人為的に)区切りをつけなければならない、という点です。細かいことは小生もよくわかりませんしこれからの研究によって変わってくるかも知れません。しかし「どこかで区切りをつけなければ『最初の人間』という概念が出てこない」ということを知ってもらうことが大切ではないかと考えました。
その区切りは人為的か科学的な根拠があるか、または科学的な根拠とは言えないまでも合理的な説明として多数の人間に認められるか
#このあたりになると科学哲学の「パラダイム」論になりそうな気もします
あたりが焦点になりますが、とりあえず「最初の人間と決めたから最初の人間なのだ」という考え方ならば、「神様が作ったんだよ」で納得しない程度の知性のある5歳児なら理解できるのではないかと思います。
--
主題その2:「最初の生命はどこから来た?」に対して「偶然生まれた」説と「まだわかっていない(どっかからきた(笑))」説を説明する。
小生が5歳児に話すように作ってみます。
「私もこどもの時に同じことをふしぎにおもいました。そのときはキリスト教の幼稚園に通っていたせいか『神様が作ったんだよ』で『そっかー。神様つくったんだー』と思っていました。
でも、わたしのお兄ちゃんがお母さんに『じゃ、神様のお父さんってだれ?』ときいたので『あれ?神様にお父さんっているのかな?普通いないよな?でも、いないとしたら、神様はだれから生まれたんだろう?』と思いました。
『神様は最初からいたんだよ』とすると、『最初っていつ?』ということになるわけで、すごくふしぎだったようなおぼえがあります。
もう、神様のお父さん(とお母さん)がいようがいまいが『時間っていつ始まったんだろう?』という疑問の方が不思議になってしまったわけです。なぜか、渦巻く銀河のイメージが頭にわいたことを覚えています。
それはそうと『最初の生き物はだれが作ったの?』とか『最初の生き物はどこから生まれたの?』という疑問が『最初の人間はどこから生まれたの?』という疑問に関係があるなら続けましょう。
もし『人間』の最初が知りたいなら、だれかに『主題1』を教えてもらってください。
で、『最初の生き物は?』という疑問ならば、高校生の頃にひとつ面白い話を聞きました。ちょっと難しいですが、落ち着いて聞いて、わからないことは『そういうものだ』と思ってください。
『生き物は、DNAと言われる設計図通りに、アミノ酸と言われる材料からできている』。これを『そういうものか』と納得してください。
『アミノ酸』と呼ばれる生き物の材料が『DNA』と言われる設計図どおりにくっついて生き物の部品ができ、それがやたらとたくさん複雑にくっついて生き物のになっている、と思ってください。
で、わたしは設計図であるDNAの方は知りませんが、材料である『アミノ酸』が自然にできた、という話なら聞いたことがあります。
ある学者も、私たちと同じように『最初の生き物って、どこから来たんだろう?』と疑問に思って、そのへんにあるものを一週間『ある方法で』かき混ぜ続けたら、ホントに『アミノ酸』ができたとか。
でも、適当にかき混ぜてもうまくいかなかったようで『ある方法』でやらなきゃダメだったんです。
その方法とは?
(CMいきまーす(笑))
その方法とは?なんと
『おおむかし、40億年ぐらい前の地球(と考えられる)空気と水と天気(かみなり)の中でかき混ぜると、『メタン、水素、アンモニア(そのへんにあるもの)』から生き物の部品(アミノ酸)ができる』
というものでした。
こりゃすごい。設計図の方はともかく、材料は『おおむかしの地球で自然にできたかも知れない。っていうか、たぶんできた』というんですから。
私が知っているのはここまでです。残念ながら『じゃ、材料ができたとして、設計図の方のDNAはどうなってるの? 』という、もう一つの方は私は知りません。
それから、材料のアミノ酸も、いろいろなアミノ酸が50種類ぐらいないと生き物はできあがらないらしいのですが、この実験では5種類か6種類しかできなかったとか。それに、材料のアミノ酸ができても『やたらとたくさん複雑に』くっついてホントに生き物になるかどうかもよくわかっていないらしいです。
要するに『最初の生き物は、おおむかしの地球でひとりでに生まれたかも知れないけど、ホントにそうなのかどうかはもっと研究しないとわからない』というあたりですね。
さて、このようなことを研究しても研究してもなかなか『最初の生き物』はわからないようです。いくら研究してもわからないので、学者の中にはホントに『最初の生き物って、宇宙から隕石にくっついてやってきたんじゃない?』と考えている人もいるみたいです。私はNHKのテレビでそういっている学者をみたことがあります。
でも『じゃ、その生き物は、元の星ではどこからきたの? 』とつっこまれて『最初の最初は神様が作った、と考えるほかないな』と苦笑いしていたので、どうも説明になっていませんが、学者として正直な人だと言うことは確かだと思います(笑)。
さて、最初に戻って
*************************
『最初の人間はどこから生まれたの?』
回答1:『人間』なら、サルと人間の境目で『サルから人間が生まれた』と決める。その境目は、みんなが納得すれば、はっきり言ってどう決めてもいい。
回答2:『人間の親の親の親の… はどこから生まれたの?』なら『おおむかしの地球でひとりでに生まれたかも知れない。でも詳しくはわからない』
*************************
と、こんな感じかな?」
--
途中で主題1と主題2が混じってしまったので、やはり、最後の米印に囲まれたところを主題としましょうか。
回答1については小生の哲学観が中心となっていて、回答2についてはミラーの実験について触れていた文庫本が元となっています。
お役に立ちますかどうか。
世界には、いろいろな「もの」があります。
目に見えるもの、見えないもの ─ これを「物質」といいます。
人間が想像して考えたもの、たとえば「どらえもん」の発明 ─ これは、人間がいなくなれば、なくなるものです。 つまり、人間の頭の中にあるだけのものです。
「物質」は、人間がいても、いなくても存在します。
それが、物質のひとつの性質です。
物質は、形を変えます。
水は、こおりになったり、雲になったり、雨や川や海の水になります。
物質は常に変化し、別の形のものになります。
人間は、死ぬと「考える」ことができなくなり、やがて骨と煙になり、その骨と煙は、土になったり、海にもどったりします。
物質は、変化し、複雑なものになり、ある段階で別のものになる ─ これが、もうひとつの物質の性質です。
物質は物質以外のものからは生まれない ─ 物質には、はじめがなく、おわりがない。 これが、もうひとつの性質です。
長い宇宙の変化の中で、太陽ができ、地球ができ、水や空気ができ、海や陸ができました。
簡単な物質が、だんだん複雑な物質になり、やがて、外のものを自分の中に取り入れて、より複雑になってゆきます。
そのような物質の中に、子供を生むように自分と同じ形をしたものを生み出すものが生まれました。
あたらしく生まれたものは、さらに複雑になりながら、進化してゆく。 このようなことを繰り返しながら、やがて原始的な生命体が生まれました。
そとのものを取り入れて(食べて)、大きくなり(成長して)、自分と同じものをつくる(子供を生む) ─ それが生命体の性質です。
簡単な生命体は、どんどん複雑化して新しい生物となってゆきます。 この中で人間が生まれました。
生まれた人間自体も、火を使うことを覚え、石で道具をつくり、住むところや、別の道具をつくり、食べ物を集めたり、育てたりして、だんだん複雑な社会をつくるようになります。
言葉を発達させ、文字で記録を残し、暦をつくり、農業を発達させ、人間の社会がどんどん現在のような、形になってきました。
人間の社会は、金持ちと、金持ちのためにものをつくり働く人たちの2種類の人間に分かれました。
武器を持つものが、持たないものから命やものを取り上げて、より強くなる。 しかし、武器やものを持たない人たちは、武器を含め、ものを作る人たちですから、いつかは、武器を持つ人たちを負かすことができるようになります。
このようにして、社会自身も、生き物と同じように変化し、複雑になり、やがてまったく別の形の社会になります。
これから、どうなるのか?
戦争で、多くの人たちが殺され、やがて全部の人たちが死んでしまうのか? すると、世界に人間はいなくなります。
または、空気や水をよごして、生物がすむことができなくなってしまうのか? すると、世界の多くの生物や人間は生きて行くことができなくなります。
しかし、核兵器をなくし、武器をなくし、戦争をなくして、食料を必要なだけ作ることができる社会をつくることもできます。
どちらの道を選ぶかは、人間が選ぶ問題です。
人間には、愚かな部分と、賢い部分があり、賢い部分を自分たちだけのために使うとすれば、戦争となり、やがて殺しあうことになります。
(賢い部分が、愚かな部分をおぎなって、賢い生き方をする社会にしたいものです)
以上の説明は、説明になっていないという人たちもいます。
生命のない物質が、どうして生命を持つようになったのか?
どうして、人間は考えることができるのか?
どうして、母親は自分に食べるものがなくても、子供には食べさせたいと考えるのか?
どうして、人は人を好きになるのか? どうして、人は人をきらいになるのか?
どうして、人は他人の子供でも、親のない子供をそだてようとするのか?
あるいは、どうして親や子を殺す人がいるのか?
あるいは、どうして自分自身をも殺す人がいるのか?
このように、答えることができないように見える問題に対して、「世界は、神さまがつくった」と考える考え方があります。
また、おまじないや占い、あるいは日本人だけが理解できる血液型による性格判断など、いろいろな考え方を考えて物事を解決しようとすることがあります。
そのどれが正しいのかは、つぎのものさしで判断されるものです。
・その考え方を現実の世界に当てはめて、正しく理解できるかどうか
・その考え方が現実の世界のものごとを総合してできたものなのか
・あるいは偏った立場での人間が頭の中だけで考えた結果の考え方なのか
いずれにしても、人間は、勉強し、行動し、失敗し、成功しながら学び、成長して行くものです。
しかし、人間には学び、成長した結果を自分だけのために使う人と、ほかの人のことも考えて行動する人の2種類があるようです。
その原因は、なにか? そこにも、実は社会的な背景があるのですが、その理解には勉強と社会経験が必要です。
>yukichi3rd さん
政治的主張はよそでやっていただけると嬉しいです!
>EdgarPoe さん、
こちらこそ、初めまして・・・・えっ(笑)!
このタイミングでコメント欄に書き込まれたということは、じっと観戦してらしたんでしょうね。
いろいろ考察いただきありがとうございます。
確かに"「最初の人間」という概念"をどう捉えるか、という点が、この難問の出発点だろうとは思います。ミトコンドリア・イブというキーワードが(はからずも年少ユーザーから)出ましたが、(これが一般的に誤解の多い元だろうと思いますが)人類の元は一人ではない、ミトコンドリア・イブという人類共通の祖先がいたわけではなく、母集団となる人類の始まりのグループがあったと考えるべきなんですよね。(そこに気づくと、改めてjo_30さんの一見簡単な回答を見直したときに、この概念まで見越して含まれていることに気づかされ、素晴らしい回答と再認識できますね。)
最近の学説では新人と旧人の間に交配があったという説もありますので、そうなると人類の祖先を規定するのは科学的根拠ではなく、人為的な定義づけに拠った方がいいのかもしれません。
で、いづれにしても今回の質問を通じて僕が悟ったのは、こどもに対しての返答は「いい疑問を持ったね! それはとっても素晴らしいことだ」という感想からスタートするのがいいのだろうなあ、ということです。
僕は自覚しているほどの合理主義者であり、典型的な文系的帰納法思考型人間ですが、だからこそ分からないことに無理やり結論をつけることの危うさも理解しているので、この先の結論は各自の推論におまかせして、"もやもや感"を残したまま、こんどこそ終わることにします。
>このタイミングでコメント欄に書き込まれたということは、じっと観戦してらしたんでしょうね。
いえいえ、久しぶりにはてなを開いてみたら面白そうな質問があったので、作文に数時間かけているうちに終わってしまった、というのが真相です(笑)。
ざっと全体を見て、書き終わってからポイント配分までしてあってびっくり!出遅れた、と思いつついみていたら、やはりjo_30さんの回答がいるか賞にふさわしい、優れた回答だと思いました。
--
また面白そうな質問があったらお世話になります。
ではでは。
「当時のことを知っていた人がお父さんお母さんにもわかるように何か絵とかメモとか話とか
残してくれてたら、あなたにも伝えられるけどね。」と。
「ところで、なんで、そんなことを思ったの?」と逆に質問して会話をたのしみます(^^)
そしてその後は、なぜっておもうこと、わからないことが世の中にいっぱいあるってことをちょっと伝えます。
それを大人になってもなぜだろう不思議?と思っている人が、
答えを探すために遺跡を掘ったり、大学や研究室で本を読んだりして勉強しているんだよと。
あと、夏休みになっても???マークが続いているようだった、NHKラジオの「夏休みこども科学電話相談」に電話をかけさせてみたいです!!!(^^)
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また、大学の前を散歩したり図書館に行ったときに、なぜなぜシリーズのコーナーへといざなって、
疑問をもっていていいこと、それをちょっと絵や会話にしていくことに興味を向けるようにしています。
幼稚園になるとみんな一休さんに登場する”どちてぼうや”状態だとおもうので、聞いてきたときに自分で本を開くように誘導していって、実行するようになったら ほめたり、ぎゅっとだきしめてやるっていうことで ”頭の中の?マークのときは、本を探検!そこで探していくといいんだーー”という回路を頭の方へインプットしてくれたらなーーと 大人としては思っています・・・。
通りがかってコメントいただいたのかとお見受けしますが、コメントからはお子さんをお持ちの僕と同年輩の研究者の方なのかなあと想像してみます。
で、返信いただけたらで結構なのですが、IDの
es-labo
はもしかしてES細胞のラボラトリー、大学関係の方ですかねー。
だとしたら最新の学説とか教えていただけると嬉しかったりします。
10歳のときのことです。
「メスだけから生まれたタマゴは、ヒヨコにならない。 オスと一緒のメスから生まれたタマゴだけが、ヒヨコになる」といわれました。
そのとき、こう思いました。
「そんなことはない。 オスと一緒にいても、いなくても、メスはメスでタマゴを生む。タマゴは同じなので、ヒヨコになるタマゴとならないタマゴは同じように生まれるはず」
自分が間違いだと知ったのは、ずっと後のことでした。
「オスと一緒にいるメスは、結婚して、オスの体の一部を自分のカラダの中に取り入れて、それがカラダの中のタマゴの中にはいり、そのタマゴだけがヒヨコになり、ほかのタマゴはヒヨコにならない」
これが、正しい答えだったのです。
10歳のときには、親も学校の先生も、だれもそれを教えてくれませんでした。
また、近くでニワトリを飼っていたのでもなく、実際の知識はありませんでした。
だから、ずっとわからなかったのです。
人間もそうですが、結婚する(男と女、オスとメスがいっしょになる)と子供が生まれる。
これは、どんな生物でもそうです。
生物は、自分の外のものを食べておおきくなり、おとなになります。
おとなになると、メスとオスは結婚して(いっしょになって)、メスは、オスのカラダの一部を自分のカラダの中に取り入れて、からだの中に赤ちゃんをつくり、赤ちゃんがおおきくなると、カラダのそとに出して、子どもを生みます。
ヒトは、だれでも、そのように生まれます。
つまり、赤ちゃんは、おかあさんとおとうさんから生まれるのです。
おかあさんと、おとうさんも、そのようにうまれました。
では、「一番最初の人間は、だれから生まれたのか?」
これは、「ニワトリとタマゴとどちらが先か?」という問題と同じです。
「一番最初の人間や、ニワトリは、神様がつくった」という考え方があります。
この考え方が正しいとすると、すべての問題はなくなるように見えます。
「最初に、神様が宇宙・地球・海・陸・生物・人間をつくった」という答えです。
しかし、それでは、「神様はだれがつくったのか?」という問題は残ります。
つまり、問題はなくなったように見えても、なくなってはいないのです。
「モノをつくるためには、材料が必要」です。
材料は、ほかのモノからできます。
世界中のあらゆるモノは、別のモノからつくられ、また別のモノに変わります。
モノは、何もないところからは生まれることはなく、なくなってしまうこともありません。
モノには、はじめがなく、おわりもないのです。
モノは、自分自身でも変化します。 水は、雲になり、雨になり、川になり、海に流れ込み、また雲になります。
水は、別の2つのモノ(酸素と水素)が1つになって生まれました。
このように、モノは別のものとのかかわりで、新しいモノに変わります。
それは、子どもが食べ物をたべて、大きくなり、おとなになるのと同じです。
宇宙にあるモノは、ないものから作られることはなく、なくなることもありません。
あるモノが、形を変えて別のモノになり、さらに別のモノになる。 これが宇宙で起こっていることがらです。
宇宙にあるモノから、地球が生まれ、地球には海と陸がうまれました。
このときには、まだ人間も、「神様」も生まれてはいませんでした。
(「神様」は、人間がいなければ、存在しないのです)
より簡単なモノから水ができるように、いろいろなモノからより複雑なモノが生まれます。
いろいろなモノのあるモノは、さらに別のモノをとりいれて、新しい形のモノに変わります。
そのうちのあるモノは、自分と同じ形のモノを作るという性質をもつようになります。
すなわち、あるモノをカラダの中に取り入れ、大きくなり、自分と同じ形のものを作るようになる。
これは、あらゆるイキモノがもつ性質です。
これは、イキモノの最初の形のモノです。
このようなモノがたくさん生まれ、だんだん別の形のモノになってゆきます。
このようにして、はじめのたくさんのイキモノが生まれます。
たくさんのイキモノは、どんどん別の形のモノに変化して行き、だんだん多くの形のイキモノがうれれてきます。
その中で、ニワトリも生まれ、ヒトも生まれました。
「ニワトリはタマゴから生まれ、タマゴはニワトリから生まれる」ことだけを見る見方は、実は宇宙や地球、生命の歴史から見れば、非常に小さな範囲のできごとです。
小さな範囲の見方だけでは、より深い理解をすることができません。
ものごとを十分理解できない場合には、人間はアタマを使って、おまじないや、占いや、星座、血液型などの考え方でものごとを判断しようとします。
ただし、血液型などの考え方は、日本人が特に好きな考え方で、外国人はヒトの性格との関係で血液型を考える人は、非常に少ないのです。
宇宙や、地球、生命、精神の起源を考えるとき、それを神様がつくったと考える考え方が、むかしからあります。
これは、ニワトリとタマゴとどちらが先かの問題の1つの答えです。
神様が、最初にニワトリをつくった、だからニワトリが先だ、あるいは、神様が最初にタマゴをつくった、だからタマゴが先だ、とどちらでも説明ができます。
宇宙・生物・人間を神様がつくったと考える考え方と、宇宙はモノからできていて、モノはいろいろ形と性質を変えながら複雑なモノへ変化し、新しいモノに変わって行く、その中で人間ができたと考える考え方の2つの考え方があります。
どの考えかたをとるかは、自分のまわりや、いろいろな出来事、考え方を勉強しながら、人が自分で決めることです。
多くの人は、自分にトクな考え方をとります。
たとえば、金持ちの子どもは、金持ちが大切にされる社会が正しいと考えます。
しかし、多くの人たちは、働いて自分や家族が食べるモノを手に入れ、さらに金持ちのためにいろいろなモノをつくり、そのもうけをかせぎだします。 このような人たちは、働く人たちが大切にされる社会が正しいと考えます。
5歳のあなたは、おかあさんや、おとうさんが、あなたを大切にし、食べ物をあたえてくれました。
だから、おかあさんや、おとうさんは、あなたにとって大切な人たちです。
あるいは、あなたのおかあさんや、おとうさんは、もうなくなっているかも知れません。 しかし、おそらく、おかあさんや、おとうさんは、あなたが幸せになることを願って一生懸命はたらいていたはずです。 その結果病気や、事故でなくなったのかもしれません。
その場合には、おかさんや、おとうさんにかわって、あなたをそだててくれた人がいるはずです。
その人たちは、あなたを自分の子どものように、大切に思って、ある場合には、自分の食べるものをあなたにたべさせてくれたこともあるかもしれません。
だからこそ、あなたは、大きくなったら、自分の子どもたちだけではなく、ほかの国の子どもたちのためも考えて、一生けんめいはたらく、人に尊敬される、りっぱな人になるでしょう。
しかし、今の世の中では、お金が一番大切にされます。 そのために、弱い人たちを働かせ、ばあいによっては、石油やいろいろなモノをうばうために戦争をして、人々を殺すことがあたりまえの世の中です。
あるばあいには、人は、人を殺してお金をうばいます。 子が親を殺すこともあります。 親が子を殺すこともあります。 これは、お金が一番の世の中では、ふしぎなことではありません。
お金をもつ人たちが、政治をうごかし、世の中をうごかします。 その人たちによいことが正しく、働く人たちによいことは、まちがっているのです。
多くのひとたちから、税金をとり、お金持ちのためにそれを使う、それが今の世の中です。
しかし、世界のあらゆるものごとは、かわってゆきます。 そのような世の中が永久につづくのではありません。
人に必要なモノは、人が働いてつくります。 多くの人びとが働いてモノを作り、食べ物を食べます。 少数の人たちが、働かないでひとが作ったモノを食べ、世の中を動かします。
あなたが、どちらの人たちで、どちらの人たちのために働き、生きるようになるのかは、自分で考え、自分で勉強しながら決めることです。
わたしが、5歳のときには、このようなことを教えてくれる人はいませんでした。
だから、このことがわかるためには、ずいぶん時間がかかりました。
そのことを考えると、世の中はずいぶん変わってきていることがわかります。
あなたが、おとなになるころは、世の中はもっと変わっていることでしょう。
その中で、正しい方向、働く人たちがもっと住みやすく、働きやすい世の中をつくる方向に、あなたが進むことが、あなたにとって一番幸福なことだと思います。
おそらく、あなたのおかあさんや、おとうさんも、そのようにのぞんでいるのではないでしょうか?
よく勉強して、あなたが好きなことを一生懸命やり、よの中の人たちがそれを喜ぶ、そんな世の中のために、あなたが生きられるように希望しています。
(最初の5行しか読んでないですが)、今度はホモサピエンスの起源論争に卵鶏論争を絡めた論陣で建て直してきましたか、相当悔しかったのは伺えますが・・・その超展開にどうコメントしろと(笑)。
ちょっとだけ可哀想な気もしてきましたのでご忠告しておくと、これ以上同じ論調で書き込んでも自分が惨めになるだけですよ。
(断っておくと、alpinixは礼節をわきまえないユーザーにはやさしくないですよ)
ぶら~りと通りすがりの es-laboですm(_ _)m
残念ながら研究者ではなく、研究成果のオープン情報等々 http://ow.ly/294R2 (わかりやすく編集していただいたもの)で学ばせて頂いている一般人です。(^^;)
ES細胞・iPS細胞など、これからも日本の研究者の方々に、ぜひぜひ願春っていただきたい分野ですね。
それと共に、これからもアンチエイジング・不老長寿の恩恵に少しでもあやかりたいなと、気持ちよく水をはじく子供たちの肌を見るたびに感じつつ。(^^)
また、ほんわかとしたお話がございましたら、ぶら~り風で。
それでは、おじゃましました。m(_ _)m
映画"2001年宇宙の旅"で猿がモノリスに触れた瞬間ですね。
>なるほど、哲学? 系のなぞなぞですね。
>
>これはこれで面白いです。
なぞなぞというか,仏教用語の『人間(にんげん,じんかん)』ってそういう意味なんですよ
>人間
>4.仏教用語で「世の中、人の世」の意。江戸期に「人」の意が加わる。仏教用語であるため、
> 「にんげん」(呉音)と読むのが慣例であるが、世間一般では「じんかん」(漢音)で「世の中」の意と
> 限定する逆転現象が生じている。「にんげん」で人、「じんかん」で世の中と使い分けなければ
> ならない明確な理由はない。単なる通例である。
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BF%CD%B4%D6
http://gogen-allguide.com/ni/ningen.html
>せっかく絡めたので(こういうの多いな今回)、老婆心ながら・・・・
>例の質問のコメント欄ですが恐らく歴代質問の最長不倒に到達していると思われます。
「恐らく歴代質問の最長不倒に到達している」例のコメント欄ですが,実はまだ続いていますw
http://q.hatena.ne.jp/1275795258
>alpinix 2010-07-08 10:22:53
>最近の学説では新人と旧人の間に交配があったという説もありますので、そうなると人類の祖先を規定する
>のは科学的根拠ではなく、人為的な定義づけに拠った方がいいのかもしれません。
natureの記事によると,
フランス人,中国人,パプアニューギニア人のゲノムにはネアンデルタール人との交雑の痕跡があったが,
アフリカ南部のサン人と西部のヨルバ人には存在しなかったことから,
ネアンデルタール人と現生人類との交雑はアフリカ外で起こったと考えられているようですね
>Published online 6 May 2010 | Nature | doi:10.1038/news.2010.225
>
>European and Asian genomes have traces of Neanderthal
>Migrating humans interbred with Neanderthals after leaving Africa.
>
>Rex Dalton
http://www.nature.com/news/2010/100506/full/news.2010.225.html
>Published online 20 April 2010 | Nature | doi:10.1038/news.2010.194
>News
>Neanderthals may have interbred with humans
>Genetic data points to ancient liaisons between species.
>
>Rex Dalton
http://www.nature.com/news/2010/100420/full/news.2010.194.html
要するに,同じ現生人類の中に
ネアンデルタール人と交雑した人(ヨーロッパ人,アジア人)と
交雑しなかった人(アフリカ人)が含まれているということですから,
「現生人類」に限っても「最初の人間」というのは,一言では言えないということになりますね
さらに,ロシアのアルタイ山脈にあるデニソワ洞窟から4.8〜3万年前のものと思われる
「Homo sapiensでもH. Neanderthalensisでもないヒト属の化石」(デニソワ人)も発見されていますね
>News
>Fossil finger points to new human species
>DNA analysis reveals lost relative from 40,000 years ago.
>Rex Dalton
>Published online 24 March 2010 | Nature 464, 472-473 (2010) | doi:10.1038/464472a
http://www.nature.com/news/2010/100324/full/464472a.html
>News and Views
>Human evolution: Stranger from Siberia
>Terence A. Brown
>Nature 464, 838-839 (8 April 2010) | doi:10.1038/464838a; Published online 24 March 2010
http://www.nature.com/nature/journal/v464/n7290/full/464838a.html
>Letter
>The complete mitochondrial DNA genome of an unknown hominin from southern Siberia
>Johannes Krause, Qiaomei Fu, Jeffrey M. Good, Bence Viola, Michael V. Shunkov, Anatoli P. Derevianko & Svante Pääbo
>Nature 464, 894-897 (8 April 2010) | doi:10.1038/nature08976; Received 21 January 2010;
> Accepted 3 March 2010; Published online 24 March 2010; Corrected 8 April 2010
http://www.nature.com/nature/journal/v464/n7290/full/nature08976.html
>新石器時代のロシアに未知の人類が住んでいた?! ( 2010-03-25 )
http://www.nikkei-science.net/modules/article/index.php?id=58
この「デニソワ人」の指の骨に含まれるミトコンドリアDNAの塩基配列は
ネアンデルタール人のものとも現生人類のものとも一致せず,
Krauseらの解析によると,ネアンデルタール人や現生人類の系統から約104万年前に分岐したと推定されています
これは,ネアンデルタール人と現生人類の分岐(約46.6万年前)よりも二倍以上も古く,
これまで知られていなかった出アフリカがあった可能性を示唆しています
さらに,4.8〜3万年前ということは,
この「デニソワ人」はネアンデルタール人と共存していたことになりますね
もちろん,母系遺伝のミトコンドリアDNAのデータだけでは
「デニソワ人」の進化生物学上の位置を決めるには不十分です
もっと古い時代のホモ・エレクトスやネアンデルタール人,古代の現生人類,さらに未知の人類種間の交雑の影響も考えられるからです
現在,Krauseらの研究チームが核DNAの塩基配列の解析を試みていて,
それらのデータをもとに「デニソワ人」の正式名称を発表する予定のようです
また,インドネシアのフロレス島で発見されたフロレス人(H. floresiensis)の研究にも進展があります
発表当初はH. erectusの子孫であるという説と
病気の現生人類(H. sapiens)であるという意見が対立していたのですが,
「大腿骨の70%もある大きな足」「足の親指は短いのに対して他の指は長く湾曲している」
「手首の小菱形骨が類人猿のようなピラミッド型」(現生人類はブーツ型)
「アウストラロピテクスのような『じょうご型』の骨盤」(H. erectus以降のHomo属は『たらい型』)
「鎖骨が短くて湾曲している」(現代的な体型のヒト族Homininsの鎖骨は長くてまっすぐ)等の
原始的な特徴から
「病気の現生人類」説の旗色は悪くなり,H. erectusの子孫どころか,
フロレス人のルーツはもっと原始的なHomo属で,
H. habilisの出現の前後に分岐したという説が提唱されるようになっていますね
>フロレス原人の謎
>人類はアジアにいつ来たのか
>K. ウォン(SCIENTIFIC AMERICAN編集部)
>日経サイエンス 2010年2月号 / 046ページから
http://www.nikkei-science.net/modules/flash/index.php?id=201002_046
上記の記事で紹介されているオルバニー大学のストレイト博士(David S. Strait)の説によると,
フロレス人の祖先は,H. erectusよりも前,約200万年前に出アフリカしたそうです
今のところ,フロレス島では約102万年前の石器が見つかっているのですが,
>Letter
>Hominins on Flores, Indonesia, by one million years ago
>Adam Brumm, Gitte M. Jensen, Gert D. van den Bergh, Michael J. Morwood, Iwan Kurniawan, Fachroel Aziz & Michael Storey
>Nature 464, 748-752 (1 April 2010) | doi:10.1038/nature08844; Received 30 June 2009; Accepted 13 January 2010; Published online 17 March 2010
http://www.nature.com/nature/journal/v464/n7289/full/nature08844.html
フロレス人の系統のもっと古い化石や遺跡が見つかる可能性はあると思います
今後,「デニソワ人」「フロレス人」等についての研究は進めば,
「後期更新世のユーラシア大陸で複数の人類系統が共存していた実態」がますます明らかになっていくでしょう
さらに,「ネアンデルタール人と現生人類との交雑」のように,
もし,現生人類の一部が「デニソワ人」「フロレス人」と交雑していたとしたら,
「最初の人間」という問題の答えもますます複雑になるかもしれませんね
ちなみに,初期人類に関して言うと,
ヒト集団とチンパンジー集団の分岐は650〜740万年前とする研究結果が多いのですが,
遺伝情報を調べると何度も分岐した可能性があり,
最初の分岐から最後の分岐までに最大400万年の開きがあることから,
いったん分岐したヒトとチンパンジーの祖先が長期間にわたって再び交雑し,
それによって遺伝子の構成も変化したと考えられ,
最終的な分岐は630万年前以降(おそらくは540万年前以降)とする推定もあります
>Early humans had sex with chimps
>Richard Ingham
>Thursday, 18 May 2006
http://www.abc.net.au/science/news/stories/s1641443.htm
>Nature 441, 1103-1108 (29 June 2006) | doi:10.1038/nature04789; Received 5 November 2005;
>Genetic evidence for complex speciation of humans and chimpanzees
> Nick Patterson, Daniel J. Richter, Sante Gnerre, Eric S. Lander & David Reich
http://www.nature.com/nature/journal/v441/n7097/full/nature04789.html
この説が正しいとすると,
ヒト集団はチンパンジー集団と分かれた後もダラダラと何百万年も部分的に交雑していたことになりますから,
どの時点を「最初の人間」というかは難しくなりますね
jo_30さんの回答にある「オイオイ、俺たち猿じゃなくね?人間じゃね?」の後でも,
美人やイケメンのチンパンジーについフラフラした「人間」は
やっぱり,結構たくさんいたということかもしれません
長文のコメントが今頃になって加わっていたので、また日吉の末裔が現れたのか(笑)と勘違いしました。
詳細な情報の追加ありがとうございます。
>なぞなぞというか,仏教用語の『人間(にんげん,じんかん)』ってそういう意味なんですよ
仏教用語は通り一遍のしか知らなかったので、勉強になりました。
「デニソワ人」のニュースは初見でした。紹介ありがとうございます。
発掘が2008年夏で発表が2010年というのはDNA鑑定にいかに時間がかかるか、ということの証左でしょうが、逆に考えると未発表の解析データで科学者が懐に溜め込んでいる新説がまだまだごろごろしている可能性は高そうですね。
この分野はDNA解析の科学的手法の進歩に掛かっているといっても過言ではないので、いきなりあちこちで新説ラッシュが起こるかもしれないですね。
>美人やイケメンのチンパンジーについフラフラした「人間」は
>やっぱり,結構たくさんいたということかもしれません
人間、という概念を持っていない当時の彼らに「交雑」というハードルは無かったと思いますが、楽しい推測です(笑)。
ある意味科学のロマンが詰まっていますね。こういうの小説にすると面白いかもしれませんね。「初期人類とチンパンジーの許されざる恋! 百万年」とか。
>この説が正しいとすると,
>ヒト集団はチンパンジー集団と分かれた後もダラダラと何百万年も部分的に交雑していたことになりますから,
>どの時点を「最初の人間」というかは難しくなりますね
現代人的思考だと、どうしても「最初の人間」というと、ある特定の一瞬を切り出したくはなりますが、そもそも「最初の分派」を740万年前とした場合でも、「最初のグループ」とはいったどこの地域にすんでいたどの集団、とも言い切れないですね。その後の数百万年単位の交雑の経過をまるっと含めて「最初の人間」と規定するのが現段階では正解なのではないかと思います。
最初の人類は一人ではなく母集団があったはず、と上の方で書きましたが、母集団の成員というのは特定の時間軸でブッツリちょんぎった特定の瞬間に同時に生きていなければならないわけではないと思いますので。
クラーク風にみれば、数万年かけて進化してきた現世人類でさえ、さらに高次元の成年に至る過程の「幼少期」なのかもしれないですし。
いただいた科学的解説から話題が脱線してしまいましたが、大変興味深く読ませていただきました。ありがとうございます。