メーカーの取説を何社か調べてみましたが、設置場所の気温に関する仕様は書かれていないようです。
気温に関する仕様についての情報、もしくは実際に使用されている例などありましたら教えてください。
一般的な家庭用冷蔵庫は公式には屋外設置はメーカーが認めているものではないので、無料修理保証などの対象外となってしまいます。とはいえ、通常、ベランダに置いてみようかな、と考えてしまう様な冷蔵庫はだいぶ使い古したものなので壊れてもともと、という感じになりますよね。使い捨て感覚なら、屋外でもそこそこ使えるものです。
冷蔵庫で問題になるのは冷蔵庫が放熱できなくなる位に外気温が上がる事位です。
http://bbs.kakaku.com/bbs/21200111170/SortID=9598349/
”背面に放熱パイプがない冷蔵庫では、本体の前面と側面に放熱パイプを内蔵して本体表面より放熱する「インナーコンデンサー」方式を採用しています。
使いはじめや夏場など周囲温度が高い時、本体の前面と側面に触れると熱く感じることがありますが、異常ではありません。
また、庫内の食品には影響ございません。
【参考】
冷蔵庫が運転している場合、周囲温度に対し、放熱パイプ面はプラス10~15度程度高くなります。
周囲温度が25度では、側面は35度~40度になり、触るとかなり熱く感じられる場合があります。 ”
屋内でも日当たりの良いキッチンでは夏に冷房無しで締め切ると室温は40度を超えたりするのは近頃では当たり前の風景です。風雪雨や直射日光から守れる事ができれば、低温に関してはシンプルな機構の冷蔵庫なら気にせず使える筈です。高機能な電子制御を使っているハイエンドタイプの冷蔵庫でも、電気回路の動作限界が零下10~20度程度でしょうから、冬の気温が零下20度では動作限界を超えない可能性は有りますね。パッキンのゴムも冷蔵庫用ですから、耐寒性能は高いでしょうから、これも問題をクリアしている感じです。
また、本州の山岳地帯や北海道位でないと、外気温が零下20度などという凄い低温にはならないと思いますので参考にはならないかも知れませんが、本州のとある地方でサブの冷蔵庫として古いのをベランダに置いて、夏に足りなくなるキッチンの冷蔵庫のスペースの補完として使っていたのを複数の知人の家で見た事が有ります。野菜や飲み物など用としてキッチンのとは用途を分けて便利に使い分けていましたよ。
外気温が氷点下になると、冷蔵庫は温める機能が有りませんから、フリーザー部でない場所でも中の物が凍る筈なので、そんな時期は全体を冷凍庫として使う等の工夫は必要でしょう。ご存知かと思いますが、北海道的伝説で”冬は物が凍らない様に冷蔵庫に入れる”というのが有ります。これは”屋外で保存すると凍るから、屋内で保存するけど、室温は高いから冷蔵庫に入れる”、という事らしいです。
http://soudan1.biglobe.ne.jp/qa5155513.html
これとは違う話になりますが、”氷点下の冬場、自動販売機で売ってる"冷た~い"飲み物って凍らないように温めてる”という事は有るそうですよ。
カバーを掛けても、そこまで低温になる環境で大丈夫かどうか?