このたび仕事の関係でDTPをやっていくことになりました。
レイアウトデザインは友人のデザイナーが担当し、テキストの流し込みなどを
私が行うような分業スタイルです。
友人が仕事で使っているマシンはMac、私はWindows(XP)です。
もし問題ないようであれば、私は現行のWinマシンにInDesignをのせて
やっていきたいのですが、フォントその他で問題が発生するのではないかと
気がかりです。
このようなスタイルで仕事するときに発生しうる問題点とそれに対処する方法を
お教えいただけるとうれしいです。よろしくお願いいたします。
DTPはなれて長いので現状に即しているかどうか自信がありませんが、
Mac + Winで仕事をする場合下記の事に気をつけておりました。
色、フォント、画像管理(リンク)
1)色
大分改善されていると聞いてますが、以前はMacで作ったデータを一度Winで開くとWinのカラーマネジメントが埋め込まれて色が変わる事がありました。
当時、対処法は無かったので、Winでの後処理はしないようにしました。
2)フォント
以前は、Mac同士でさえ、同じ名称のフォントなのに、文字の扱いが違ってしまって、レイアウトが崩れる事がたびたびありました。
最近では、opentypeでおなじフォントを指定すれば問題ないと聞いてますが、商用で使うフォントの金額を考えると、ちょっと敷居が高いかもしれません。
PDFでのやり取りを前提にしていても、フォントデータが混在していると余計にややこしくなって「直し」に時間がかかってしまって「分業のメリット」は薄いと思います。
3)画像管理
これは今もあまり変わらないと思いますが、macでは大文字、小文字、日本語関係なく使えるのでそう言ったデータをリンクさせるとwinではほぼデータのリンクが壊れます。
半角英数、小文字で、かなり厳密に名前のルールを決める必要があると思います。
最近はPDF入稿があたり前になっているので、Winでもという事だと思いますが、これらを検証するよりも、Macでやった方が良い様な気がします。
どうしてもWinでということであれば、最終のPDFの書き出しは「デザインした機械」でやった方が良いと思います。
手順を書くと、
■Macでデザイン
■Winで文字の流し込み
■Winから文字データの書き出し。(xml?)
■Macで文字データのみを取り込み。
■Macで最終確認、PDF書き出し。
ざっくりと書くとこんな感じでしょうか?
ただこれでも、先方の直しが入った場合「デザインの処理」と「テキストの処理」について同じ事を1からやらないと行けないとなるとちょっと苦しいかな。
だいたい、直しなんて、時間がない事が多いので、デザイナまで戻せない場面がほとんどなので、最終で書き出した人が全部やれる状態でないとキツいかもしれません。
最近、DTPは1年に1本くらいしかやらないので正確な情報とは言い難いですが、参考になればなによりです。