そば粉と健康
http://www.sobako.or.jp/kenko/column.html
そば粉には以下のような人体にとって有益な働きをする物質が含まれている
ことが解っています。
(1)ルチン
血圧上昇の引き金となっているのはアンジオテンシンⅡと呼ばれる血管収縮作用をもつ物質
であるが、ルチンにはこのアンジオテンシンⅡの合成を抑制する働きがあると云われている。
また、ネズミの実験でそば粉を与えたネズミは毛細血管が強化され、内出血しにくいことが解っている。
また、別のネズミの実験で抗酸化作用があることも解っている。
(2)コリン(ビタミンBの一種)
肝臓の機能を強化し、肝臓に脂肪がたまるのを防ぐ働きをする。 またコリンは、体内でアセチルコリンという物質をつくるもとにもなる。このアセチルコリンは自律神経の副交感神経を活発にする働きをもっている。
コリンのほかにメチオニン、ナイアシンといった成分も含まれており、肝機能を回復する効果がある。
(3)ビタミンE
ビタミンEはビタミンC同様強力な抗酸化作用を有している。
そばにはアルファ・トコフェロール、ガンマ・トコフェロール、デルタ・トコフェロールの形で
豊富に存在している。そば粉100グラム中0.5ミリグラム。
(4)ビタミンB
ビタミンB1、B2、B6、ナイアシンが米・小麦粉より非常に多い。別表参照
(5)D-カイロイノシトール
そば粉から抽出したD-カイロイノシトールを糖尿病ネズミに投与すると、
血糖値上昇が抑えられることが解っている(マニトバ大学の研究)。
(6)豊富な食物繊維
そばに含まれる食物繊維はヘルセルロースという種類で、水分を多く吸収して便秘や毒性制御、コレステロールの増加抑制に効果があることがわかっています。
◆蕎麦製粉協同組合ポスター
◆蕎麦製粉協同組合ポスター2-そばの秘密-
◆蕎麦製粉協同組合ポスター3-そばの効用大発見-