1 音素誤り(phonemic error)
(例)フランスのパリの食品店で、
お店の人が「これで全部ですか(C'est tout?)」、
日本人主婦「これで全部です(セ・トゥー)」
お店の人「卵を7つですか(Sept oeufs?)」
と理解して、12個入りの卵のパッケージをばらして
7つ紙でくるんでくれた。
2 構文誤り(syntax error)
パリでアメリカ人観光客が、
エッフェル塔に行きたいと思ってタクシーを止めた。
アメリカ人「エッフェル・トゥール」(Eiffel Tour)
ところが、これは、フランス語の発音で、英語の語順だった。
運転手は「Et fais le tour」(エ・フェ・ルトゥールここで一回回れ)
と聞き取って
車をぐるりと回した。
この2つの例に習って、トンデモナイ実例をご存じでしたら
ぜひ教えてください。
外人の日本語で起きた勘違い、大歓迎です。
えいかいわーのジオース(Right⇔Light)
"I love you"の積もりが"I rub you"(私は貴方をこすります)
My sister helps her father's election.
私の姉は父の選挙の手伝いをします。
My sister helps her father's erection.
私の姉は父の勃起の手伝いをしますw
日本語学校が出てくるマンガで、先生が学生に、「立って言ってください」と言ったら、学生が「た」と言いました。
これは、外国人自身の発言の間違いではなくて、理解の方の間違いですね。
とある英語の教師の話、
アメリカでの滞在中、「Sit down」とさりげなく言うと、現地の人に「どうしてそんなこと言うの!」と強く反発を受けたそうです。
どうやら、発音を誤って「Shit down(くたばれ(?))」と勘違いされてしまったようです。
スペイン語で絨毯は
alfombra
です。
日本語でも、卵7つみたいな話はよくありますね。
でもすぐに間違いに気づくし、自分の意見をいいやすいから、
大問題にならないのでしょう
パリで卵を7つ買った日本人は、違うと説明することができず、
余計なことをいうと、他に何か買うことになるのが怖くて、
結局、黙って帰宅したそうです
北海道からの電話で、「おばんですー。」と言われた母が、オバサン!?と言われたと勘違いして怒った。
何年か前に、麻生太郎さんが大臣になったとき、英語圏の人には麻生= ass hole と聞こえるという話を聞きました。
今回その件について検索してみたところ下記の類似質問を見つけました
下記urlより:
ケニアで一番日本人の女性に向かってかなりの頻度でいわれるのがKumaMoto (クマモト)。いきなり下ネタで申し訳ないですが、Kuma(クマ)=女性器を表す言葉、Moto(モト)=熱いということで、意味はご想像にお任せします。一番最初にナイロビの町で聞かれるのはなぜか「クマモトからきたのか?」もし知らなくって、はい=Ndiyo (ンディヨ)っていおうものなら、ニヤニヤと眺められることでしょう。どこに行ってもこんな人達はいるんだよね。反対にどうやら男性器を表す言葉はNagoya(ナゴヤ)らしい。
そういえば、昔聞いた話ですが、日本人の政治家で熊本出身の方が、タンザニアに行かれたときに、選挙区は「熊本」ですと言ったら、タンザニアの政治家がちょっと恥ずかしい顔をしたといいます。
スワヒリ語では、「クマモト」は「女性の性器が火照る」という意味だそうです。
これも、音韻誤りでも構文誤りでもなく、意味誤りの例になりますかね。
ありがとうございます。
「インマー(いつも)」と「今」は似てますね。
そういえば、フランス人が日本のパン屋で、「アン・パン」(パンをひとつ)というと、なぜかいつもアンコ入りだったので不思議に思ったなんて話もありました。
日本語は、わりと現地の発音を大切にするので、国名や首都名は、現地読みすることが多いですよね。
パリ、アテネ、ウィーン、なども英語だとパリス、アシーン、ヴィエナになりますが、日本語のほうが現地に近いのでは?
だけど、アルハンブラは通じないのですね。そして絨毯になってしまう。
アルホンブラの「ほ」は「J」なのでしょうか
ドイツで、日本語で「いま」と言ったら
ドイツ語のimmer「インマー」=(いつも)と間違えられました。
ちなみにドイツ人の教授さんが
中曽根元首相が「あ、そう」というのを
「ドイツ語を話してる?」と思ったそうです。
「Ach so(アッハ、ゾウ)」=(あ、そう)
ほぼ意味は同じです。
スペイン、グラナダのアルハンブラ宮殿のことを
スペイン人の友達に言ったら
「アルホンブラ(じゅうたんのこと)?」と言われました。
アルハンブラ宮殿はスペインでは「アランブラ」と言うそうです。
「H」を発音しないんですね。
Phonemic ErrorやSyntax Errorというよりも、Semantic Errorにあたるように思います。
フランスと英国はお隣同士なので、歴史上、フランスから来た人たちが英国で権力を持っていたこともあったので、英語とフランス語には同じ言葉で同じ意味の言葉が残っています。例えば、Pardon?(Excuse me?「なんて言ったの?」)です。これを英会話中にさらっと言うと、英語を話すフランス人には、Tu parle francais"!?(君はフランスを語すんだね!?)じゃ、なんで英語なんか話すの!と冗談を飛ばされます。他にも、両方にある単語に"Terrible"がありますが、これは「ひどい」みたいな意味ですが、用法によっては意味が全く変わってしまいます。フランス語では、"Pas terrible!"(すごいじゃん!素晴らしい!)みたいな良い意味の褒め言葉でもよく使います。しかし、英語ではどう言っても、terrible(ひどい), not terrible(ひどくはないけど、あまり大したこともないみたいな…)。なので、元々フランス人のことをいつもそこを見れば奴らがいるとか、it's not my cup of tea(私のお茶ではない=好みではない)ではないと言っている英国人は、ユーロスターでパリに旅行したりすると、いちいちフランス人の"Pas terrible!"のお世辞が聞こえてくる度につぶやきます。"That's terrible!"(そいつは、ひどいって!)w
大変おもしろいお話をありがとうございました。
Lineには「ブツ」の意味もあるのですか。
Mind the gap. って本があってもいい。
異文化接触・異文化交流の時代ならではの、掛詞ですね。
もしかしたら、21世紀は、複数の文化の微妙な差異に根差したジョークをいうのが流行ったりして。
これくださいの「これ(cette, セット)」は女性形で、男性系は「cet(セ, 次に続く単語が母音で始まるときにのみセットとリエゾンする)」ですから、もしかしたら、「これください」が「Sept」と聞こえたのかもしれませんね。
ありがとうございました。
カリフォルニアの知人がロンドンに観光に来ていた時、夕方にロンドンアイに乗りに行ったのですが、夏の観光シーズンでその近くには出店みたいなのも出ていたので、券を買うためなどの待ち列(queue)が周囲に複数出来ていました。米国では待ち列をlineと言うのですが、ロンドンアイのチケットを手に持ってた英国人のおじさんに、彼は「それの待ち列はどこですか?」"Where is the line?"とフランクな西海岸訛りで聞いてしまいました。英国人のおじさんは、「何の線かね?」"What line?"と聞き返しました。最初、観光客に帰りの地下鉄の路線(line)についてでも聞かれたのかと思った様でした。しばらく彼がなぜ分かってもらえないのか〜みたいに、そわそわともらったチラシを丸めたりして手に持ってるのを見て、おじさんは「あー!あの線ね!僕はそんなの持ってないよ!」"Oh! That line! I don't have such!"と、少しむっとして、あっち行け!みたいな感じで言いました。…そう、英国人のおじさんはその米国人のことを「ブツ」(line)を探している麻薬中毒か何かかと勘違いして、路上ディーラーと間違われて声をかけられたと思い、むっとしてしまったのです。私が何も言えなかったのは、夏とはいえ、そんなに暑くなかった日にアイスを買ってしまい、寒くて一気に食べ終われないが溶け出してはくるアイスと必死に格闘中で、近くで聞いていたのですが、笑いをこらえながらアイスをこぼさないようにするのに必死でした。米国人には、「lineじゃなくて次からはqueueって言ってね☆」とだけ教えておきました…。Please mind the gap!(「相違に注意!」※ロンドンの地下鉄のプラットフォームに書かれている「隙間に注意」とかけてますw)
第二次世界大戦時。
アメリカが日本にポツダム宣言を受け入れるかどうかうかがったところ、日本は迷いに迷った結果、「待ってください」という結論を出しました。
難しい言い方をしたほうが失礼がないとでも思ったんでしょうか?
あいまいに難しい形で表現したのです。
それを聞いた通訳の方はどうすればいいか考え、英語で「無視する」というように伝えてしまったのです。
これが原爆を落とすかどうかの大きな一歩にもなったそうです。
あまり役にたたないでしょうが(笑)
話がそれたことをお詫び申し上げます。
日本語を間違ってしまいましたがw
「君はフランス語を話すんだね!?」です。
構文の誤りというよりは、構文の違いになってしまいましたが…
発音は日本語の秋刀魚とほぼ同じです。
英語のsameに似た綴りです。
学校でおもしろいことを習うんですね。
私がその話を知ったのは、高校のときだったと思います。
この本に詳しく書いてありますよ。公共の図書館にもあると思います。
鳥飼 玖美子、『歴史をかえた誤訳』 (新潮文庫)
http://www.amazon.co.jp/dp/4101459215
私が何年も前に書いたこの本の紹介記事:
http://homepage2.nifty.com/nofrills/bookshelf/book_rekishi.html
大きな声で「ダメっ!」って叱ってることがありますが、
あれは外国人の耳には、子供に向かって
「Damn it!」って叫んでるように聞こえるらしいです…。